iPhone12以降搭載されているマグネット式ワイヤレス充電規格の”MagSafe”です。
磁力によりアクセサリーを簡単に着脱できる点が魅力的で、スマホスタンドやスマホリングなど様々なMagSafe対応アクセサリーが登場しています。
MagSafe対応アクセサリーで有名なのが純正のウォレットカードです。
iPhoneの背面にピタッとくっついてくれるウォレットカードで、デザインや質感が素晴らしいのですが価格が7,480円(税込)と非常に高価です。
そこで見つけたのがほぼ同等の機能を有するSpigenのMagSafe対応ウォレットカード『Card Holder』(¥2,690)です。
本日は実際にSpigenのCard Holderを使ってわかったメリット・デメリットのレビューをお届けします。
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Spigen MagSafe対応ウォレットカード『Card Holder』の特徴
Apple純正品と機能的には同等なMagSafe対応ウォレット
Spigenの『Card Holder』はMagSafeの磁力でiPhoneの背面にピタッとくっつけることができるウォレットカードです。
SpigenのCard Holderの特徴
- 高級ヴィーガンレザーによる質感
- カード2枚まで収納可能
- ケース下部に取り出し口を搭載
- 価格:2,690円(税込)
- ”探す”機能的には非対応
Spigenの『Card Holder』はApple純正品と機能的には限りなく共通しています。
素材には高級ヴィーガンレザーを使うことで高い質感を実現しつつ、純正品の半額以下の価格を実現しています。
ただ、純正品と異なる点が、iPhoneやiPadに搭載されている”探す”機能に対応していない点です。
クレジットカードや身分証明書などを格納する場合、万が一ケースが外れてしまったときに”探す”で位置を特定したい方は純正ケースをオススメします。
Spigen MagSafe対応ウォレットカード『Card Holder』のレビュー
Card Holderのデザイン・外観
こちらがSpigenの『Card Holder』本体です。
純正品にかなり近いデザインとなっており、中央のロゴがAppleではなくSpigenとなります。
カラーバリーエーションはブラックとブラウンが用意されています。Apple純正品には更に豊富なカラーバリーエーションが用意されています。
全面がヴィーガンレザーとなっており、2,690円とは思えない高級感があります。
とは言え、フェイクレザーなので純正品のヨーロピアンレザーに比べると質感は劣りますが、費用対効果を考えるとかなり満足できる質感です。
背面はスエードで作られており、スポンジのように柔らかいため、裸のiPhoneに装着しても傷つくような心配はありません。
カードは2枚まで収納することができます。
磁気シールドが内蔵されているため、交通系ICや電子マネーをしっかりと保護できます。
Spigenのカードホルダーは2枚入れるとぴったりですが、1枚でも落ちる心配はなさそうです😁 pic.twitter.com/VeyBPiqVL5
— しみたく🙆 (@Gadget_Simitaku) January 29, 2022
2枚収納されていると隙間なく安定していますが、1枚だと少し隙間が生まれます。ただ、逆さに向けて降っても落ちるような気配はなく1枚でも問題なく利用可能です。
Apple純正品にはない特徴がこの取り出し口です。
Apple純正品は”カードが取り出せない”ため、この取り出し口からカードを押し出せることは大きなメリットです。
この存在はかなり大きいと感じます。
『Card Holder』を使ってわかったメリット
使ってわかったメリット
- 丁度よい塩梅の磁力で取り外しやすい
- 本体の厚みは気にならない
- カードの取り出し口はとても便利
- MagSafe対応ケースならどれも使える
本製品の魅力はやはりMagSafeにより簡単に着脱できる点です。
気になる磁力の強さは強くもなく弱くもない丁度よい塩梅だと思いました。
SpigenのCard Holderです☺️
— しみたく🙆 (@Gadget_Simitaku) January 29, 2022
こんな感じで横スライドなら簡単に外れます👍 pic.twitter.com/1vObq0TyJl
正面からは掴むところがなく取り外しにくいですが、横から押し出すようにすると簡単に取り外すことができます。
本体の厚みは約6.9mmなので少しだけ厚みが増してしまいますが、ホールドしたときのiPhoneと手のひらの間の空間に位置するため、特に気になりません。
本体下部に搭載されている取り外し口は本当に便利です。
免許証やクレジットカードを入れる場合にはカードを本体から抜き取る必要があると思いますが、そのときでもこちらのCard Holderなら本体に装着したままでカードを抜き取ることができます。
Apple純正品の場合、iPhoneから外す必要があるため、この使い勝手はSpigeの『Card Holder』ならではのメリットです。
本製品にはMagSafeの磁力で吸着するため、裸のiPhoneだけでなく、MagSafeに対応しているケースであれば問題なく利用できます。
『Card Holder』使ってわかったデメリット
使ってわかったデメリット
- 交通系ICは読み取りが不安定な場合あり
- ”探す”機能がないため少し心配
私はICOCAを入れて使っているのですが、コンビニなどでの読み取り時にうまく認識されないことが稀にあり、なかなか不安定です。
ただ、Apple Payは本体上部のNFCを利用するため、こちらのウォレットケースを着けていても問題なく利用できます。
ICカードは認識されるケースのほうが多いですが、認識されないときにはカードを取り出して使っています。ちなみにApple純正のウォレットケースは全く反応しません。
こちらの電磁波干渉防止シートをICカードとiPhoneとの間に挿入すると、かなり認識精度が上がりました。100%ではありませんがかなり精度は上がるので検討してみて下さい。
不安定ながらICOCAなどの交通系ICを入れている理由は、免許証やクレジットカードなどを入れたときに万が一落としてしまったら心配だからです。
Apple純正品であれば”探す”機能があるため、落としてしまってもすぐに気付けますが、こちらは非対応です。
使っていてもうっかり落としそうになるケースはありませんが、万が一のことを考えると”探す”機能は偉大だと感じました。
Spigen 『Card Holder』のレビュー まとめ ”探す”が不要ならコスパ最高
SpigeのMagSafe対応ウォレットカード『Card Holder』のレビューをお届けしました。
高い質感に使い勝手の良い取り出し口を搭載しつつ、価格が2,690円(税込)と純正品に比べるとかなりコストパフォーマンスが高いです。
ただし、”探す”機能が無いため、SpigenにするかApple純正にするかはこの”探す”機能が分かれ目になります。
心配性な方は純正品をオススメしますが、価格優先でのSpigenを選ぶのとても良い選択だと思います。
最後までご愛読ありがとうございました。
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