iPhone12以降に搭載されているAppleのマグネット式ワイヤレス充電規格のMagSafeです。
様々なアクセサリーを磁力でiPhone背面にくっつけることができるため、スマホリングやウォレット、スタンドなど場所に応じて自分に合った使い方ができてとても便利です。
MagSafeアクセサリーの中でも有名なのがウォレットケースです。
必要最低限のカードをMagSafe対応のウォレットケースに収納することで、iPhoneだけで外出も気軽にできるようになります。
本日はMagSafeウォレットケースの中でも最も人気のあるMagSafe対応iPhoneレザーウォレット(7,480円)を実際に使ってわかったメリット・デメリットをレビューしたいと思います。
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Apple純正MagSafe対応iPhoneレザーウォレットの特徴
- 質感が抜群のヨーロピアンレザー採用
- 持ちやすく邪魔にならない
- 最大3枚までのカードを収納可能
- ”探す”機能の搭載で安心
- 豊富なカラーバリエーション
- ICカード機能が利用できない
- 価格は7,498円と少しお高め
Apple純正のレザーウォレットは中央にAppleロゴが入った上質なヨーロピアンレザーが特徴です。
iPhoneやケースに合わせて選べるカラーバリエーションの豊富さも純正レザーウォレットの魅力です
ただし、それだけだと7,480円という価格は不釣り合い感があり、サードパーティ製にも似たような製品はたくさんあるので、あまりおすすめできるものではありませんでした。
しかし、それが大きく変わるアップグレードがありました。それが”探す”機能の追加です。
iPhoneの”探す”アプリ上から最後にレザーウォレットが取り外された位置を確認できるようになりました。
これによって免許証やクレジットカードなどの大切なカードをうっかり落としてしまっても、落とした位置はすぐに特定できます。
また、レザーウォレットが外れたこともiPhone側に通知がくるため、落としたことにもすぐに気づくことができます。
この”探す”機能への対応はApple純正レザーウォレットにのみ搭載されている機能なので、確かに7,480円という価格は高いですが、万が一の保険と思えばこの価格を出して買うのも悪くない選択肢となりました。
Apple純正MagSafe対応iPhoneレザーウォレットの外観・デザイン
MagSafe対応レザーウォレットはApple純正品らしくおしゃれな箱に入っています。
箱の中にはこのような注意書きが入っており、磁気ストライプを搭載したカードは写真のように逆さ向きに挿入するような案内されています。
MagSafeは強力なマグネットを利用しているため、磁気ストライプとは相性が悪いです。もちろんシールド機能が搭載されており、クレジットカードを入れることはできますが、この点は注意が必要です。
こちらがApple純正レザーウォレットの本体です。
中央にはAppleロゴが入っており、素材には特殊ななめし加工と仕上げが施されたヨーロピアンレザーが使われています。
ここは革の素材の好みがあるところですが、ヨーロピアンレザーなのでシワの薄く、本体は軽く、とても高級感があります。
背面中央上部にはカードを押し出すための穴が設けられています。
実はこのレザーウォレットはカードがすっぽりと収まってしまうため、iPhoneに装着しているとカードを抜き取ることができません。
ケース背面からカードを押し出す必要があるのでため、いちいちiPhoneから外さなければいけないのは地味に面倒です。
Apple純正のレザーウォレット
— しみたく🙆 (@Gadget_Simitaku) February 2, 2022
横から押すと簡単に外れます☺️
片手でやると飛んでいくので要注意です😅 pic.twitter.com/2dDotpNJrW
本体から外す際には横から押し出すと簡単に外すことができます。
磁力はそこそこ強いので、横からの力が加わらない限りうっかり落ちるようなことはなさそうです。
免許証やクレジットカード程度の厚みなら3枚まで収納できます。
3枚収納するとパンパンなので、4枚目を入れる隙間はありません。
3枚収納できますが、前述の通り背面からカードを押し出さないと抜き取ることができないため、3枚入れると抜き取る際にかなり使いづらいです。個人的には1〜2枚で使うがオススメです。
1枚だとうっかり落ちるのではと心配になりますが、その点は全く問題ありません。
ウォレットケースは奥側がすぼんだ構造となっており、1枚でもしっかりと固定されるため安心して使うことができます。
本体にはNFCが内蔵されており、iPhoneに取り付けるとバイブレーションもしくは効果音とともにMagSafeのアニメーションが表示されます。
私は純正レザーケースと一緒に使っていますが、手持ちのサードパーティ製のMagSafe対応ケースでもちゃんと認識をしました。
初めてiPhoneに取り付けるとiPhone側がレザーウォレットを自動で認識し、”探す”機能のチュートリアルが表示されます。
設定は非常に簡単で、数回タップすればウォレットを”探す”アプリで確認できるようになります。
Apple純正品らしい連携の強さを感じます。
Apple純正MagSafe対応iPhoneレザーウォレットのメリット・デメリット
【メリット1】質感が抜群で純正ケースとの相性が良い
Apple純正レザーウォレットの魅力はヨーロピアンレザーの質感です。
サードパーティ製で半額以下のものも沢山ありますが、本革の艶や光沢、手触りの良さがとても心地よく、この質感のためだけにでも高い値段を出して買う価値があると思えます。
Apple純正のレザーケースと質感やカラーが同一なのでペアで使うときの相性は抜群です。
【メリット2】持ちやすく邪魔にならない
個人的にレザーウォレットで心配していたのが、背面に装着することによる圧迫感です。
この点は全く問題なく、iPhone13 Proのサイズ感であれば左右に僅かな余白があるため手のひらの中にすっぽりと収まってくれます。
逆に手の形にフィットしてくれるため、ウォレットケースを着けたほうが持ちやすいので、常に着けていても特に気になりません。
ただ、iPhone13 miniなどはウォレットケースと本体がほぼ同じ横幅なのでズレやすいというデメリットもあるそうです。
【メリット3】”探す”機能の搭載で安心
こちらのレザーウォレットの最大の魅力がAppleの”探す”機能に対応している点です。
免許証やクレジットカードなどの重要なカードを入れると万が一落としたときのことを考えると躊躇してしまいますが、この”探す”機能を使えば落とした位置を特定することができます。
位置がわかる仕組み
本体に搭載されたNFCが着脱を検知し、iPhoneから離れた時点での位置情報を記録することで、落とした位置を特定することができます。
落とすことは滅多にありませんが、その万が一への備えとしてこの”探す”機能があると思うと安心して使うことができます。
iPhone側に通知が来るのは、レザーウォレットが外れてから1分が経過したタイミングなので、外すたびに通知が来るようなことはありません。また、この機能は”探す”アプリからオフにすることも可能です。
この”探す”機能はApple純正のレザーウォレットだけの機能なので、後述するデメリットを受け入れることができるなら、”探す”機能のためにレザーウォレットを選択するのも十分アリだと思います。
【デメリット】ICカード機能が利用できない
NFCを搭載することで”探す”機能に対応していますが、同じNFC技術を使うホテルのカードキーやICカード決済(交通系ICなど)はケースに入れたままでは利用できません。
コンビニや改札で試みましたが、一切反応してくれませんでした。
そのため、使うたびにいちいちカードを抜き出す必要があるのですが、そのためにはレザーウォレットをiPhone本体から外さなければいけません。
慣れればサッとできる作業ですが、本音を言えばそのままタッチで使いたいところです。
片手が塞がっていると途端に難易度が上がるので、交通系ICなどを入れて使おうと思っている人はこのデメリットをしっかりと考慮した上で購入しましょう。
Apple純正MagSafe対応iPhoneレザーウォレットのレビュー まとめ
Apple純正のMagSafe対応レザーウォレットのレビューをお届けしました。
ウォレットの質感は素晴らしく、”探す”機能に対応したことで、安心して使えるようになりました。
そのままではICカードが利用できず、カードを抜き出すために本体から外す必要があるのは大きなデメリットですが、タッチ決済に利用しない(免許証やマイナンバーカード、名刺、お札)用途で利用するのであればこの点は問題ないでしょう。
この点から、用途をしっかりと考えて購入すべきレザーウォレットだと感じました。
興味がある方はAppleストアやAmazonでも購入できるので検討してみて下さい。
最後にご愛読ありがとうございました。
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