Peak Designは知る人ぞ知るアメリカ初のカメラ/ガジェットのアクセサリーメーカーです。
そこで本日はPeak Design Mobileのエブリデイケースを購入してみたので、エブリデイケースを使ってわかったメリット・デメリットのレビューをお届けしたいと思います。
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Peak Desing(ピークデザイン)エブリデイケースの特徴
Peak Design Mobileのエブリデイケースのメリット・デメリットがこちらです。
- 耐衝撃性に優れつつ質感の良いケース本体
- 独自のSlimLinkシステム搭載
- Peak Desingの豊富なアクセサリーが利用可能
- フィンガーループ搭載モデルも用意
- MagSafeアクセサリーが利用可能
- iPhone12/13シリーズ、Galaxy S21シリーズに対応
- 価格は5,500円(税込)
- ボタン周りが硬い
- 画面保護シートと干渉しやすい
Peak Desigのエブリデイケースは機能美と耐久性を兼ね備えたスマートフォンケースです。
ケース本体は上部なTPU素材を使用し、表面部分はナイロンキャンバス生地を採用することで独特の高い質感を実現しています。
Peak Desing エブリデイケースの特徴が背面に搭載されたPeak Design独自のSlimLinkシステムです。
SlimLinkシステムでは2つの固定方法を利用できます。
- ソフトロック:ケース本体に内蔵されたマグネットで固定(MagSafe互換性あり)
- ハードロック:マグネット+2本の爪物理的に固定
どちらの固定方法を使用するかはアクセサリーごとに決まっており、ハードロックの方がより強固に固定することができます。
Peak Design エブリデイケースの魅力がPeak Designの豊富なアクセサリーが利用できる点です。
簡易な三脚となる”トライポッド”やカードが収納可能な”スリムウォレット”、ワイヤレス充電スタンドである”ワイヤレスチャージングスタンド”などSlimLinkシステムを利用して機能的で美しいデザインのアクセサリーが多数用意されています。
どれも魅力的で思わず欲しくなるアクセサリーですが、軒並み値段が高い点は注意が必要です。
エブリデイケースには落下防止のためのフィンガーループを搭載した”エブリデイループケース”も用意されています。
それぞれの価格は以下の通りです。
- エブリデイケース:5,500円(税込)
- エブリデイループケース:6,820円(税込)
スマートフォンケースとしては少し高めの価格設定となっています。
Peak Design エブリデイケースのレビュー
Peak Design エブリデイケースの外観・使用感
今回はPeak Design Mobile エブリデイケースのiPhone13 Pro用を購入しました。
中にはケース本体と保証カードを同梱されています。
Peak Designのエブリデイケースは”生涯保証”が提供されており、事前に登録しておくと万が一不具合や欠陥が見つかった場合でも修理や新品交換対応してくれます。
こちらがエブリデイケース本体です。
なかなか写真では伝わりづらいですが、ナイロンキャンバス生地の質感が非常に良いです。
布っぽい柔らかい材質ながら傷が全く目立たず耐久性が高いため、ついつい触っていたくなる安心感のある質感です。これはかなり気に入りました。
側面フレームはTPU素材となっており、適度な摩擦があってとても握りやすいです。
ケースの厚さも2.4mmと薄型なので、その点もまた持ちやすさに一役買っています。
中央に設定されているのがSlimLinkシステムです。
丸みを帯びた正方形のリングはジルコニアセラミックとなっており、ちょっと触っただけですぐにその強度の高さを感じ取ることができました。
このジルコニアセラミック製のリングにアクセサリーの爪が引っかかることで強固に固定(ハードロック)することができます。
今回はまずケースだけを購入してみましたが、ワイヤレス充電器やウォレットなどのSlimLinkシステムに対応したアクセサリーの購入も検討していました。(過去形な理由は後述)
ケースの内側も背面と同様にナイロンキャンバス素材となっており、下部にはロゴが印字されています。
本体下部にはアンカーを通すための穴が設けられており、そのため少し厚みがあります。
この穴にはアンカーを通すことができ、同じPeak Designのアンカーリンクスを利用したアクセサリーと一緒に使うこともできます。
カメラレンズよりも淵が高くなる設計のため、カメラを下においても直接カメラがレンズに触れる心配はありません。
本体にはMagSafe互換性のあるマグネットが搭載されているため、Peak Designのソフトロックだけでなく、市販のMagSafeアクセサリーが利用できます。
磁力の強さは全く問題ないレベルで、スマホリングやMOFTも普通に使うことができました。
Peak Design エブリデイケースの致命的な弱点
エブリデイケースの質感や耐久性、純正アクセサリーとの連携など、この部分だけを見ると非常に完成度の高いケースとなっています。
ただ、正直なところ私はPeak Designのエブリデイケースはあまりオススメしません。その理由が以下の2つです。
- 画面保護シートとの干渉
- ボタン類の押し心地の悪さ
画面保護シートとの干渉
私はiPhone13 Proにガラスシートを貼り付けているのですが、エブリデイケースを初めて装着したときに、ケースの淵がガラスと干渉し、ガラスの浮きが発生してしまいました。
「貼り付け方が下手くそなのではないか?」と思われるかもしれませんが、ガラスフィルムはガイド枠で貼り付けたためかなりうまく貼れていると思っており、上の画像を見てもらえれば分かる通り、そもそも淵との間に余裕が全くありません。
ここまでギリギリでつくるのは設計ミスなのではないでしょうか。
もちろん保護シートを貼り付けない人には無関係の話ですが、保護シートを貼り付ける人は多いと思います。
特にガラスフィルムはガラス自体が浮いてしまうので、ガラスフィルム派にはとてもおすすめできるものではありません。
ボタン類の押し心地の悪さ
エブリデイケースをおすすめできない理由の2点目が、ボタン周りの押し心地の悪さです。
一言で言えば、「ボタンが硬すぎ」です。
iPhoneの物理ボタンは「カチッ」という心地よいフィードバックがある精巧な作りをしているのですが、エブリデイケースをつけるとこのクリッキーさは無くなります。
使っているうちに少しづつ柔らかくなったのですが、それでもまだまだ硬く、Apple Payを起動しようとしてSiriが誤起動することもしばしばでとても使いづらさを感じています。
Peak Design エブリデイケースのレビュー 総評
Peak Design エブリデイケースのレビューをお届けしました。
ナイロンキャンバス素材の馴染みの良い質感や使っていて安心感のある耐久性の高さ、SlimLinkシステムやアンカーリンクスなどの魅力なアクセサリーという大きなメリットがあるからこそ、デメリットでそれらが台無しです。
私自身はこの質感の高さやケースにアクセサリーでマウントしてより使い勝手を高めていくというコンセプトは大賛成なので、ぜひ改良版を出してくれることに期待をしています。
画面保護シートは貼らない派で、ボタンの硬さは慣れでなんとかできるというかたはぜひPeak Designのエブリデイケースを検討してみては如何でしょうか。
今回はiPhone13 Pro用のレビューでしたが、iPhone12シリーズ、13シリーズ、Galaxy S21シリーズに対応しています。※商品サイトはiPhone13 Proのページから選択可能
最後までご愛読ありがとうございました。
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