アラミド繊維素材を利用したオシャレなアクセサリーで有名なPITAKAから新しいApple Watch向けのバンドが登場しました。
それが”PITAKA Carbon Fiber Watch Band Rhapsody”です。
そこで本日はPITAKAの新しいApple Watchバンドを実際に使ってわかったメリット・デメリットのレビューを届けします。
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PITAKA カーボンファイバー ウォッチバンド ラプソディの特徴
こちらがPITAKA カーボンファイバー ウォッチバンド ラプソディのメリット・デメリットです。
- カーボンとアラミド繊維のハイブリッド構造
- 浮織の紋様がオシャレ
- 着脱しやすいマグネット留め具採用
- 重厚感がすごいのに軽量
- 長さ調整に慣れが必要
- 価格が高い
PITAKA カーボンファイバー ウォッチバンド ラプソディはアラミド繊維とカーボンファイバーを組み合わせることで軽量で高い耐久性をもたせつつ、デザイン性にもこだわったApple Watchバンドです。
アラミド繊維には浮織の紋様が織り込まれています。
ちなみにラプソディという言葉には以下の想いが込められているようです。
モンドリアンの作品と幾何学的な抽象芸術の原理からインスピレーションを受け、浮織のアラミド繊維とカーボン繊維をラインとブロック状に織り込み、デザインに秩序と調和を生み出しました。
PITAKA公式サイト
赤、黄、青の3原色が黒とグレーの生地に沿って、まるで狂詩曲の流れる拍子のように広がり、日常生活にとスタイルを加えます。
バンドの留め具にはマグネットで自動ロックされる機構(特許取得済み)を採用することで、簡単に固定することができます。
対応モデル
- Apple Watch 8/7/6/SE/5/4/3/2/1
- Apple Watch Ultra
こちらのバンドはApple Watchの全サイズ、全モデルに対応しています。
PITAKA カーボンファイバー ウォッチバンド ラプソディのレビュー
パッケージ内容
こちらがPITAKA カーボンファイバーバンドの化粧箱とパッケージ内容です。
- カーボンファイバーウォッチバンド(ラプソディ)Apple Watch用
- 予備のコマ
- 調整用のピン
こちらのバンドは一つ一つのコマを繋げる形で構成されており、自分の腕に合わせてコマの数に調整します。
コマはこちらのピンを差し込みながら取り外していきます。ピンにロゴが印字されており地味にオシャレです。
後で詳細を解説しますが、このコマを外すのにコツが要ります。
予備のパーツとしてコマとApple Watchとの接続部品が用意されています。
バンド本体
こちらがカーボンファイバーウォッチバンド(ラプソディ)本体です。
アラミド繊維独特のスタイリッシュな雰囲気と、無機質な感じがとてもクールです。
アラミド繊維ケースを使ったことがある方ならわかるかと思いますが、見た目は重厚感がありますが本体は軽いです。
コマを1つも取り外さない状態で32.4gなので、見た目よりも軽く感じます。ただ、布系のバンド(大体10g前後)と比べると重いです。
バンドの中央に浮織の紋様が織り込まれています。
プリントではなく繊維一本一本が織り込まれているため、触っていても凹凸が全く無い摩擦レスな触り心地が心地よいです。
カーボン一色でもかっこいいですが、浮織バージョンはデザイン的なアクセントになっており、オシャレさを増しています。
留め具には”PITAKA”ロゴが印字されています。背景色と同化しており主張は控えめです。
PITAKAの新しいApple Watchバンド
— しみたく (@Gadget_Simitaku) June 16, 2023
留め具のマグネットが便利すぎるわ😂 pic.twitter.com/vs0oYQmbiO
留め具部分はマグネットが埋め込まれており、近づけるだけで勝手にくっついてロックしてくれます。
個人的にはこのマグネット機構が素晴らしく便利だと感じています。カチッとくっつくとガッチリとロックされるので勝手に外れる心配はありません。
背面は黒一色なので表裏を間違える心配はありません。サラサラしており腕にあたっても不快感は一切ありません。
長さ調節
カーボンファイバーウォッチバンドは長さ調節が一癖あります。
一つ一つのコマはピンで繋がれているいるため、そのピンを両側から押し込んで外します。
最初は間違いなく戸惑うので公式の動画を見ることをおすすめします。
動画は超サクサクやってますが、初心者は20分ぐらいかかるので初回は覚悟して挑みましょう。4回目ぐらいから慣れてサクサクできるようになります。
Apple Watch Ultraに装着
早速、私のApple Watch Ultraに装着してみました。
Apple Watch Ultraはブラック系のカラーが用意されていないため、バンドとフレーム部分のカラーが不一致である点は少し残念ですが、そこまで違和感は感じません。
ただ、カラーリングに拘るならブラック系のApple Watchのほうが相性は良いかと思います。どうしてもカラーの不一致が嫌なら黒系のケースを買うのも一つの手段です。
PITAKAの公式サイトではカーボンファイバーウォッチバンド ラプソディのデザインにマッチしたオリジナル壁画を配布しているため、より世界感に浸りたい方は公式サイトからダウンロードしましょう。
実際に使ってわかったメリット・デメリット
惚れ惚れするかっこよさ
カーボンファイバーウォッチバンドの最大のメリットはアラミド繊維の醸し出すスタイリッシュさであることは間違いないでしょう。
PC作業などをしているときでも、視界の端っこにバンドが入ってきて「かっこいい!」と惚れ惚れします。
質感の非常に良いので、ちょっと手が寂しくなったらつい触ってしまうこともしばしば。
「たかがバンド、されどバンド」ということに改めて気付かされました。
素材特有の性質で蒸れにくい
Apple Watchのバンドをいくつか使っていると、夏場やジメジメした季節はバンドの内側に熱がこもりじんわり汗を書くことが多く、蒸れて痒くなりやすいです。
もちろんこちらのバンドを使っていても暑い日は汗かきますが、金属製のバンドなどと比べると下手に熱を吸収しないので、快適に着けることができます。
長さ調節がちょっと曲者
腕時計としては特にめづらしくないのですが、バンドの長さ調節は細かい長さで調整ができません。
私の場合、コマを4つ外した長さがちょっと余裕がある程度の着け心地なのですが、もう1つ外すと締め付けがきつく淵の部分が腕に食い込みます。
この間ぐらいがベストサイズなのですが、細かい調整ができない点がどうしても残念なポイントです。人によってはぴったりな可能性もあるので、一概にデメリットとは言いづらいところですが。
価格は高い
こちらのバンド、価格は税込15,999円です。
カーボンファイバーかつアラミド繊維+浮織という豪華仕様のため数千円で買えるような代物ではないのは容易に想像つきますが、バンドに15,999円はさすがに躊躇する値段です。
実際に使ってみて素材の質感を考えると妥当な価格であると思いますが、「そもそもの予算オーバーな人がが多いのでは?」という価格面での残念ポイントです。
PITAKA カーボンファイバー ウォッチバンド ラプソディのレビュー まとめ
PITAKA カーボンファイバー ウォッチバンド ラプソディのレビューをお届けしました。
浮織のケースがすごく気に入っていたので、Apple Watchバンドも期待大だったのですが、想像通りの質感で非常に満足度の高いApple Watchバンドでした。
15,999円を出せるかというのが1つのポイントではありますが、予算が許すのであればぜひ検討していただきたいApple Watchバンドです。
最後までご愛読ありがとうございました。
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