ロボット掃除機にはたくさんの種類があり、価格帯や機能の差も幅が広いですよね。
その中でも今回はLefant M1という製品を紹介します。
Lefant M1は吸引掃除と水拭き掃除に対応しており、スマホからも操作できる低価格ながら機能性の高いロボット掃除機です。
本記事ではLefant M1を実際に使って感じたメリット・デメリットをレビューしたいと思います。
スマホ系ライター・ガジェットブロガーのShinoです。
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- 掃除機としての機能は十分高性能
- マッピング機能も優秀
- 狭い場所でも入って掃除できる
- 各種機能が充実している
- スマホからの操作が便利
- 動作音は静かではない
- 長く水拭きすると通常の掃除に支障が出る
- 高さの低い障害物は避けられない
- 説明書やアプリの日本語翻訳が時々怪しい
Lefant M1の特徴
今回紹介するLefant M1は吸引掃除と水拭き掃除に対応したロボット掃除機です。
定価は約5万円(割引適用で約2.5万円程度で購入可能)ながら吸引力は4,000paと強力で、スマホアプリからも操作できる機能性が特徴です。
部屋のマッピングにはLDSレーザーを活用しており、正確に部屋の位置や障害物を認識します。
本体サイズは直径32センチ、高さ9.4センチでソファーやベッドの下などの掃除が行き届きにくい場所にも入っていくことができます。
また、専用アプリからは記録された部屋の配置をもとにエリアを指定した掃除や部屋ごとの掃除、また進入禁止区域の設定が可能です。
比較的低価格帯のロボット掃除機ですが、これらの機能が備わっているのは嬉しいですよね。
Lefant M1の詳細なスペックはこちら。
モデル名 | Lefant M1 |
掃除の方式 | 吸引掃除+水拭き掃除 |
吸引力 | 最大4,000pa |
本体サイズ | 320×320×94mm |
本体重量 | 4.4㎏ |
カラー | ホワイト |
ダストボックス容量 | 520ml |
水タンク容量 | 160ml |
バッテリー容量 | 4,000mAh |
稼働時間 | 最大200分 |
音声操作 | 対応(Google Asistant,、Amazon Alexa) |
Lefant M1のレビュー
本体外観・付属品
まずは本体の外観から。Lefant M1のカラーはホワイト一色のみです。
上から見ると丸形の本体に排気口と3つの操作ボタンが並んだ非常にシンプルなデザインになっており、シンプルな部屋との相性も良いと思います。
裏側は左右に並んだ大きな車輪が印象的で、これのおかげである程度の段差も乗り越えられることが分かります。
側面には電源ボタンが付いています。充電中は自動でスリープ状態になるので、基本的には電源はオンにしたままで問題ありません。
後ろ側にはダストボックス兼水タンクがあります。白いツマミを押すと簡単に取り外すことができます。
シリコン系の素材でできたフタを開けると水タンクです。水拭き掃除を行う場合はここに水を入れます。
取り出すときに使ったツマミを同じように押すとダストボックスを開けることもできます。
また、充電台は比較的コンパクトなので、場所を選ばず設置できるのではないでしょうか。
付属品はこの通りで、フィルターやブラシの予備もしっかり付属しています。
- フィルター:2組(1組は本体に設置済み)
- 清掃ブラシ:2組
- モップ:5枚
- 本体清掃用ツール
- モップ取り付け部品
これらの付属品のうち、フィルターと清掃ブラシは別売りされているので、消耗して無くなってしまった場合には追加購入することも可能です。
Lefant M1を実際に使って感じたメリット
掃除機としての機能は十分高性能
価格がロボット掃除機としては安い部類なので、使う前は本当に綺麗に掃除できるのか少し心配していましたが、実際に使ってみると全く問題ありませんでした。
吸引力は3段階で調整できますが、真ん中の中段階でも十分部屋のホコリなどを掃除することができました。
また、ロボット掃除機と言えば部屋の角部分のホコリを吸いきれないことがありますが、Lefant M1はしっかり角まで掃除を行ってくれます。
障害物で掃除できない部分以外は人間が掃除し直す必要が無い仕上がりだったので、吸引力は十分だと言えるでしょう。
汚いのでお見せすることはできませんが、1回の清掃でダストボックスがそこそこ埋まるので毎回しっかり掃除できていることが感じられました。
マッピング性能も優秀
Lefant M1はLDSレーザーを活用したマッピング機能がポイントですが、実際に使ってみてもしっかり部屋の形状を認識できていました。
初めて使うときには部屋の外周をぐるっと回って全体の形状を認識し、それから効率よく掃除を行ってくれます。
筆者の家は間取りの仕切りが大きな引き戸だったこともあり別々の部屋として認識されませんでしたが、一般的なドアで仕切られた家であれば部屋を認識して色分けして表示することが可能です。
部屋の形を正確に認識できるので、隅々までしっかり掃除を行うことができる点も魅力的ですね。
狭い場所でも入って掃除できる
Lefant M1は高さが94mmに抑えられているので、ソファーやベッドの下にも入って掃除することができます。
こういった場所は普段掃除しにくく、ロボット掃除機にこそ掃除してほしい場所なので嬉しいポイントですね。
この時も、壁の位置をしっかり認識できているので隅の方まで掃除することができていました。
各種機能が充実している
Lefant M1は低価格ながら便利な機能が充実しています。
例えば進入禁止エリアの設定。アプリから簡単に設定することができ、これを設定しておくだけでそのエリアにLefant M1が進入することが無くなります。
Lefant M1は水拭き機能があるので、水拭きをするときはラグには進入させないなどの使い方ができますね。
また、エリアを指定した清掃も可能です。間取りを認識してくれれば部屋を指定して掃除してもらうこともできます。
また、設定すればGoogle AsistantやAmazon Alexaを使った音声操作も可能です。
低価格でありながらこれだけの機能が揃っているのは十分高機能で高コスパだと言えるのではないでしょうか。
スマホからの操作が便利
これまでも何度か登場している通り、Lefant M1はスマホアプリから操作することができます。
アプリからは清掃開始や吸引力の切り替え、充電台に戻す操作などの基本的な操作のほか、これまでに紹介した各種機能を設定することが可能です。
また、リモートコントロールモードではラジコンのようにアプリからLefant M1を操作することができるので、掃除し直してほしいところを自分で操作して掃除させることもできますね。
一度接続ができてしまえば非常にスムーズに操作できるので、アプリとしては非常に便利だと感じました。
充電状況や掃除の履歴なども確認できるので、Lefant M1の利用時には専用アプリをダウンロードするようにしましょう。
Lefant
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Lefant M1を実際に使って感じたデメリット
動作音は静かではない
掃除機で気になるのが静音性だと思いますが、Lefant M1の静音性はそれほど高くないと感じました。
実際の動作音がこんな感じ。吸引力を3段階に切り替えてみました。
めちゃくちゃうるさいということは無いのですが、静音性をアピールしている製品と比べると音は大きいと思います。
実際に騒音計アプリで測ってみた結果がこちら。
吸引力最小で65デシベル前後、最大で75デシベル前後という結果でした。走行中の車の中と同じくらいですね。
静かな部類の掃除機だと50デシベル台のこともあるので、Lefant M1の静音性はそれほど高くはないと思いました。
とはいえ一般的な掃除機と比べれば至って普通なレベルなので、極端に気になるようなものではありません。
長く水拭きすると通常の掃除に支障が出る
Lefant M1は水拭き機能も付いていることがポイントですが、この水拭き機能にもちょっとした落とし穴がありました。
長時間水拭き清掃をすると、通常の吸引掃除のブラシにゴミが絡まりやすくなることがありました。
これは清掃中の移動などで一度水拭きした場所を走行したときにブラシに水分が付いてしまうことが原因だと思われます。
ブラシに水が付くとホコリなどが絡まりやすくなり、結果としてブラシの役割を十分に果たせなくなるというわけです。
これは水拭きを20分以上行ったときに起きやすかったので、水拭きを行う際はエリアを指定して行うなどの工夫をした方がいいかもしれませんね。
高さの低い障害物は避けられない
Lefant M1はレーザーセンサーによるマッピング機能が優秀ですが、高さの低い障害物はどうも苦手なようです。
このように2~3センチほどの障害物(今回は机のパイプ)だと避けることは無く、何度もぶつかってしまいました。
また、床に落ちたコードなども避けることはできません。
掃除の前にはこのような障害物になりそうなものは片づけておくことが望ましいですね。
この辺りは価格相応な部分ではあるので仕方ないとは思いますが、購入前に理解しておいた方がいいと思いました。
Lefant M1のレビューまとめ
ここまで、Lefant M1のレビューをお届けしました。
ロボット掃除機としての基本的な性能は申し分なく、マッピング機能で正確に部屋の形や間取りを認識できることは掃除の効率化に大きく寄与していると思います。
また、アプリからの操作性や各種機能は非常に便利で、機能性も十分高い製品です。
10月1日よりタイムセールの開催が予定されており、48%Offの25,999円にて購入可能
機能性の高さを考えると非常にコスパが優秀なロボット掃除機なので、スマホから操作できるコスパの良いロボット掃除機が気になる方はぜひチェックしてみてください。
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