フリマアプリって便利ですよね。
私はラクマをメインで使っていて、スマートフォンを含めていろんなものを売り買いしています。
特にスマートフォンをラクマで購入することが多いのですが、スマートフォンをフリマアプリで買うと色んな所に落とし穴があるので、一般人にはあまりオススメしにくいと思ってたりします。
しかし、端末だけを購入するであればフリマアプリでの購入がお得なのも事実です。
そこで本日は年間20台以上のスマホを購入する筆者がフリマアプリ(ラクマ・メルカリ)でスマートフォンを買うときに注意すべきポイントを解説します。
フリマアプリでスマートフォンの購入を考えている方のお役に立てればと思います。
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フリマアプリ(ラクマ・メルカリ)でスマホを買うときに確認すべきポイント・注意点
ネットワーク利用制限の判定結果は”○”になっているか
キャリア版のスマホを買うときに必ず確認すべきなのが、ネットワーク利用制限です。
ネットワーク利用制限とは通信キャリアで購入したスマートフォンが端末の分割払いが滞り、支払いができなくなっていることや、盗難品などの不正に入手した端末である場合に、通信キャリアからロックをかけられてしまい、モバイル通信ができなくなる状態のこと
ドコモ | http://nw-restriction.nttdocomo.co.jp/top.php |
au | https://my.au.com/cmn/WCV009001/WCE009001.hc |
Softbank | https://ct11.my.softbank.jp/WBF/icv |
日本では国民一人ひとりにマイナンバーが付与されているように、スマートフォンにも個体を識別するIMEI番号が付与されています。
上記のサイトでIMEI番号を入力することで、ネットワーク通信制限にかかっているかどうかを確認することができます。
確認結果が”○”である場合、既に支払いが完了しているため、購入後にロックが掛かるような心配はありません。
そのため、中古のスマートフォンを購入する場合にはネットワーク利用制限の判定結果が”○”になっていることを確認しましょう。
他にはネットワーク利用制限の判定結果には”△”や”☓”という表示があります。
”☓”はネットワーク通信制限がかかっている状態(通称:赤ロム)です。この場合、通信キャリアのモバイルネットワークを使用することはできません。
”△”は残債が残っている状態を差します。この時点ではまだロックはかかりませんが、購入後に支払いが滞り、ロックを掛けられる可能性があります。
最近の話では、本体価格が約15万円のXperia 1 Ⅲが発売から1ヶ月を経たずして、ラクマに8〜10万円で大量に出品される事象が発生しました。
出品時のネットワーク利用制限の判定結果は”△”でしたが、購入後”☓”に変わり赤ロム化しました。
ネットワーク利用制限が”△”の端末は購入するべきではありません。
稀にIMEI番号を隠して出品されているケースがあります。その際は出品者にIMEI番号を教えてもらうようにコメントしましょう。
拒否されるようであれば、その出品者からは買わないほうが吉です。
ただし、赤ロム化した端末でもWiFiは問題なく利用できます。
メルカリは赤ロム端末は出品が禁止されていますが、ラクマでは禁止されていません。
説明欄に赤ロムであることを明示する代わりに、大幅に値引きをして出品されることも珍しくありません。
もとからモバイル回線を使うつもりがなければ、WiFi運用という前提のもと安く赤ロム端末を買うことは個人的にはなくはない選択肢かと思います。
SIMロック解除されているか
SIMロック解除もキャリア版のスマートフォンを購入する場合にかならずチェックすべきポイントです。
SIMロックとは販売した通信キャリア以外のSIMカードを利用できないように、本体にロックをかけること
例えば、ドコモで購入したSIMロックされているスマートフォンにSoftbankのSIMカードを指しても認識しません。
同じ通信キャリアであればSIMロックがかかっていても認識してくれますが、他のキャリアに移行したときにそのスマートフォンでSIMカードが使えなくなります。
ただし、中古で購入する場合はまだまだSIMロックがかかったスマートフォンが大半なので、SIMロックが解除されているかは確認しましょう。
慣れた出品者はキャリア版のスマートフォンを出品する際には必ず”SIMロック解除済み”と記載をしてくれます。
この記載がない場合、コメントでSIMロック解除の有無を確認しましょう。
白ロム端末のSIMロック解除はキャリアによって対応が異なります。可能な限り購入者にSIMロック解除をしてもらうことをおすすめします。
端末の状態が著しく破損していないか
フリマアプリで購入する以上、誰かが一度使ったことがある中古品を買うことになります。(新品を購入する場合は除く)
スマートフォンを長年使っていると本体や画面などいろんなところに使用感が出てきます。
正直な出品者であれば、本体の傷などの値段に影響する損傷は説明欄に記載してくれますが、全員がそうとは限りません。出品者自身があまり確認をせずに出品しているケースもあります。
このリスクはフリマアプリでスマートフォンを購入する以上は不可避ですが、少しでもリスクヘッジするために、損傷しやすいポイントをいかにまとめました。
説明欄で把握できなければコメントをして確認をしましょう。
- 画面に傷は入っていないか
- 本体側面・背面に傷は入っていないか
- 有機ELは焼き付いていないか
- (iPhoneのみ確認可能)バッテリー性能はどれぐらいか
- 付属品の有無
画面や本体の傷はケースを使っているかどうかでおおよその状態は予測できます。傷があるようなら商品ページに傷の部分の写真を載せてもらいましょう。
有機EL搭載端末は私の経験では1年ぐらい経つとうっすらと焼き付いてきます。長期間使っていると有機ELの焼き付き自体は避けがたい事象なので、どの程度なのかを確認すると良いでしょう。
iPhoneは設定画面にバッテリー性能が%で表示されるため、説明欄に記載がない場合は必ず確認しましょう。
メルカリではノークレーム・ノーリターン(=何があっても返品に応じないこと)の旨を記載することは禁止事項とされていますが、ラクマでは禁止されていません。
あまり確認をせずにノークレーム・ノーリターンを前提とした商品を受け取ってしまうと、相手は返品に応じてくれませんので、可能な限り事前に確認するようにしましょう。
出品者の情報を確認する
フリマアプリ(メルカリ・ラクマ)には購入した人が出品者を評価するシステムが備わっています。
出品者の過去の取引の良い評価や悪い評価を確認することができます。
出品者の取引実績の数や良い評価の数が多いほど、フリマアプリに慣れており安心した取引ができます。
悪い評価が多い出品者は避けるのが懸命なのは明白ですが、注意すべきは取引実績が0や一桁などの出品者です。
フリマアプリでの詐欺行為は跡を絶ちません。運営側がかなり対策を講じていることもあり、数は減ってきていますがそれでもアカウントをBANされてが作成を繰り返し、イタチごっこの状態です。
詐欺商品には2つのポイントがあります。
- 出品者の評価が0
- 市場価格に比べて極端に安い
この2つに該当する商品は間違いなく詐欺です。
購入すると「配送トラブルで配送が遅れているが早くお金が欲しいから先に評価をしてくれ」と先評価を求められ、評価をしても後に商品が届くことはありません。
そもそもフリマアプリの出品者は1円でも高く売りたいからフリマアプリに出品しているため、極端に安い商品での出品は基本的にありえません。
詐欺商品は掴まないように注意しましょう。
対応バンドは要確認
SIMロックの原則禁止により、キャリア版のスマートフォンを購入元とは異なるキャリアで利用することも容易になりました。
しかし、好きなスマホを好きなキャリアで使えるかと言うとそんなに簡単ではありません。
スマートフォンをスマートフォンは通信キャリアごとに通信に使用する周波数(バンド)が異なります。
各キャリアの主要バンド
- ドコモ:1/3/19/21
- au:1/3/18/26
- Softbank:1/3/8/11
- 楽天モバイル:3/18
例えば、Band18は繋がりやすいプラチナバンドであるため、auやSoftbank回線を利用する場合は対応しておきたいBandです。
しかし、ドコモではこのBandは使用されていないため、ドコモから販売されている端末にはBand18に対応しないものがほとんどです。
つまり、ドコモで使っていた端末をau回線で使用すると圏外が頻発するということが起こりうるわけです。
そのため購入したい端末の対応バンドと使用するキャリアの相性を確認することをオススメします。ただ、通信に明るくない人にとっては対応バンドの話は非常に難解かと思います。
そんな方は、利用したいキャリアと同じキャリアのスマートフォンもしくはSIMフリーモデルを購入しましょう。
MVNOを利用する場合は、MVNOの回線元がMNO(ドコモやau)であれば、そのMMOで販売されているスマートフォンは問題なく使えます。
メルカリは種類が多く、ラクマは価格が安い
フリマアプリの2大巨頭がメルカリとラクマです。
メルカリのほうがユーザー数が多いため、出品数も多いです。そのため珍しい機種を探すにはメルカリのほうが出会える確率が高いと言えます。
販売手数料はラクマのほうがメルカリより安くなっています。
出品者は最終的な利益額から出品価格を設定するため、同じ商品ではラクマよりメルカリのほうが高く設定されることが多いです。
手数料の観点から安く購入したい場合にはラクマがおすすめです。
また、ラクマはメルカリよりもクーポンが魅力的です。
3%〜7%オフクーポンが定期的に配信され、なんとこのクーポンは割引上限金額がありません。
しかもラクマは支払い方法でLine Payが選べるのですが、Line Payにはラクマ3%オフクーポンがあります。
併用可能なので、最大で約10%オフで購入することも可能です。
かなりお得なので積極的に使いましょう。
フリマアプリ(ラクマ・メルカリ)でスマホを買うときの注意ポイント まとめ
フリマアプリでスマートフォンを購入する際に注意点を解説しました。
最後におさらいしておきます。
フリマアプリでスマホを買うときの注意点・ポイント
- ネットワーク利用制限を確認
- SIMロック解除を確認
- 端末の状態を確認
- 出品者情報を確認
- 対応バンドを確認
- ラクマはクーポンがお得
お得に購入できる一方で、やはりリスクは伴います。可能な限りリスクは減らして変なものを掴まないようにしましょう。
最後までご愛読ありがとうございました。
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