スマートフォンを購入するときは携帯キャリアや家電量販店などで購入するのが一般的かと思います。
スマートフォンは全世界で発売されているので、日本では発売されていないスマートフォンがたくさんあったり、同じ機種でも仕様が異なっていたりと海外版のスマートフォンはとても面白いです。
今では海外版のスマートフォンも簡単に手に入れることができる時代になりました。
私もスマートフォンが好きなのでよく海外版のスマートフォンを購入することがあります。
そこで本日は海外版のスマートフォンを使うメリット・デメリットを解説したいと思います。
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海外版のスマートフォンを使うメリット
日本未発売のモデルを購入できる
日本で発売されているスマートフォンは実はほんのごく一部に過ぎません。
iPhoneは全世界共通ですが、Androidは国や地域ごとに発売されるモデルが異なり、特定地域だけで発売される機種も少なくありません。
私が今持っている海外版のスマートフォンはOnePlus8 ProとGalaxy S20 FEなのですが、どちらも日本では発売されておらず海外版を輸入するしか方法がありません。
ちなみにこの2機種ですが国内で発売されている機種と比べるとコストパフォーマンスが圧倒的に優れています。
このように国内で発売されていない優秀なスマートフォンを使うことができるというのが海外版スマートフォンを使う大きなメリットです。
キャリア版にはないの仕様を楽しめる
同じ名前の機種でも日本版と海外版では仕様が若干異なります。
海外版のスマートフォンだからこその仕様がこちらです。
- シャッター音無効化
- デュアルSIM対応
カメラのシャッター音については国内版のスマートフォンは無効化ができない仕様となっているため、海外版だからこそのメリットと言えます。
日本国内におけるスマートフォンのシャッター音は法律等で定められたものではなく、メーカーやキャリアの自主規制となっています。
デュアルSIMについては国内版のスマートフォンでもSIMフリーのモデルでいくつか対応している機種もあります。
そのため海外版だけのメリットではありませんが、国内版のキャリアモデルのデュアルSIM仕様のモデルを使うことができるのは海外版のメリットです。
- OPPO Reno3 A
- AQUOS sense4
- Xperia 1/5/1ⅱ/5ⅱ/10ⅱ
- ZenFone 7/7 Pro
- ROG Phone 3
端末価格が安い
海外で発表されたスマートフォンが日本国内で発売されるときに、様々な要因で高めの価格設定となることがあります。
為替レートの影響や日本向けのカスタマイズにかかる費用などが影響し、海外版に比べてかなり高くなることも多々あります。
Galaxy Note20 Ultraを例に見てみましょう。
入手先 | DOCOMO | KDDI | グローバル版(Etoren価格) |
販売価格 | 145,728円 | 159,830円 | 110,000円 |
日本ではかなり高価な部類に入るGalaxy Note20 Ultraですが海外版なら10万円超の値段で購入することができます。
もちろん日本向けの仕様にカスタマイズされているため、一概に値段の比較はするべきではないのかもしれませんが、SoCやカメラスペックなど大まかなスペックは共通しているため安く購入できるのは大きなメリットです。
プリインストールアプリが少ない
特に国内キャリアから発売されているスマートフォンに顕著なのが、キャリアのプリインストールアプリが山盛りでインストールされている点です。
これらの諸悪の根元は全て国内キャリアです。
海外版のスマートフォンも海外のキャリアモデルを購入すると多少はプリインストールされていますが、国内キャリアモデルほど多くはありません。
余計なアプリがプリインストールされていない点も海外版スマートフォンのメリットです。
海外版のスマートフォンを使うデメリット・注意点
サポートがない
国内版のスマートフォンであれば故障した際の問合せ窓口が用意されていたり、修理対応、代替え機の提供(キャリアモデルのみ)など基本的なサポート体制が整っています。
一方、海外版の場合は問い合わせの窓口が不明だったり、日本語対応していなかったりと何かと苦労をします。
購入店やメーカーのサポートを受けられないことはありませんが、国内版のスマートフォンのような円滑なサポートを受けられると思わない方が無難です。
購入後でも入れるスマートフォンの保証サービスも海外版は対象外であるケースが多いです。
技適未取得
海外版のスマートフォンは基本的に技適を取得していない端末がほとんどです。
実験的な利用に限り、申請をすれば90日間は日本国内での利用は許可されていますがそれもWiFiとBluetoothに限った話でモバイルネットワークへの接続は電波法違反の対象となります。
技適については詳しく触れませんが、端的に言えるのはモバイルネットワークにつなぐことは電波法違反です。
カメラなどの通信を利用しない機能や事前に届け出ることでWiFiは合法的に利用することができます。
ある程度の知識が必要
海外版のスマートフォンは国内版の同じ機種とは細かい仕様が異なります。
特に電波の対応状況は対応している通信規格や周波数が異なることも珍しくありません。
日本はキャリアごとに対応しているバンドが異なります。そのため海外のSIMフリースマートフォンであっても、上手く動作しない可能性があります。
仮にバンドは対応していても正常に掴めないようなこともあり、こうした事態に自力で対処できるスキルが必要です。
海外スマホでよくある落とし穴
- 国内キャリアの主要バンドに対応していない
- VoLTEに対応していない
- 日本語対応していない
- GMSを搭載していない
また、海外版と一口に言っても、アメリカや中国、韓国など国ごとにカスタマイズが異なります。
iPhoneやPixelは基本的に共通仕様ですが、Galaxyは国ごとにカスタマイズが施されています。
購入したはいいものの、実際に使ってみると思っていた使い方ができないことも多々あるため、ある程度スマートフォンの知識がなければ海外版スマートフォンを使うことはおすすめできません。
海外版スマートフォンの入手先・入手方法
海外版スマートフォンの入手先・入手方法をご紹介します
海外版のスマートフォンを購入するのは実はそこまで難しくありません。
基本的には日本への発送に対応している海外の通販サイトを利用するのがよいでしょう。
有名な海外通販サイトがこちらです。
Etoren.com
Bangood.com
Geekbuying.com
Aliexpress.com
どのサイトも日本語に対応しており、サポートも比較的しっかりしているので安心して購入することができます。
上記のようなサイトから購入するのが一般的な海外版スマートフォンの購入方法ですが、私が一番オススメな方法は別にあります。
それがまめこモバイルさん(@Mameko_Mobile)です。
香港・韓国から海外ガジェットを輸入しているバイヤーさんで、安い・早い・丁寧とそのサービスレベルの高さはガジェット好きの間でも話題となっています。
私もよくまめこモバイルさんから購入しますが、他のサイトよりも圧倒的に安いし、なにより対応が丁寧なので安心して取引をすることができます。
気になるスマートフォンがあればまめこモバイルさんに問い合わせをするのがおすすめです。Yahooショッピングにも出店されています。
海外版のスマートフォンを購入するメリット・デメリット まとめ
海外版スマートフォンを購入することのメリット・デメリットをご紹介しました。
コストパフォーマンスの高い機種がたくさんある海外版はとても魅力的ですが、やはりある程度の知識がなければトラブルが起こった際の対応が一苦労です。
利用もあくまで自己責任なので、上記のようなポイントをしっかりと把握した上で購入を検討するようにしましょう。
最後までご愛読ありがとうございました。
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