高価格帯のタブレット市場はiPad一強といえるほどiPadは根強い人気があります。
メインをAndroidで使っている私もタブレットはiPad Proを使っていたりします。
ただ、iPadは教育向けの無印を除けば、iPad Airが74,900円、iPad Proは94,800円と高価なので躊躇している人も多いかと思います。
しかし、私はこの価格を全く高いとは思っておらず、実質無料だとすら思っています。
そこで本日は私がiPad Proが無料だと思う理由について解説します。
iPadがほしいと思っているかたはこの記事を読めば、すぐにiPadをポチっていることでしょう。笑
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iPad人気が高すぎてリセールバリューが強すぎる
3ヶ月間無料でiPad Proを使えた話
よくSNS上で高額な商品に対して、価格が高くても中身が素晴らしいから「実質無料!」という表現を使います。
ことiPadに関しては、私は本当に無料なのではと思っています。
その理由が、iPad人気からくるリセールバリューの高さです。
リセールバリューとは
- 取得した財産を再び売却したときの価値のこと
購入したものを長く使う精神は素晴らしいと思いますが、私のように好奇心からいろんなガジェット(特にスマホやタブレット、周辺機器)をたくさん購入する人種にとっては、ある程度満足したらすぐに手放して次のガジェットが欲しくなります。
フリマアプリが普及する前は、個人が一度使ったものを簡単に売買できるプラットフォームが存在しておらず、一度買ったら壊れるまで使うか、かなり安い価格で中古買取り会社に下取りしてもらうことしかできませんでした。
しかし、メルカリやラクマ、PaPayフリマなどフリマアプリで簡単に売買ができるようになり、時代は本当に便利になりました。
私が昨年使っていたiPad Pro (2020年モデル)は中古品をラクマで購入し、M1 iPad Proの発売のタイミングでラクマで売却をしました。
購入額73,470円に対して、手数料を差し引いても売却額74,067円となっており、3ヶ月間iPad Proを使えた上に、わずかですがお金が返ってきました。
これはつまり、iPad Proを実質無料で使えたと言えるでしょう。
たまたま安く購入できたというラッキーな点もありますが、iPadの人気の高さからリセールバリューがほとんど下がらないため、私がここで言いたいのは、”売却前提で購入するならiPadは全く高くない”ということです。
キャリアのスマートフォンは端末返却前提の割引が一般的となっており、売却(返却)を前提に購入するという意味で、同じ考え方であると言えます。
定価で購入しても月額2000円程度で最上位のiPad Proが使える
上で解説した私の例だと、もともとの購入価格が運良く安く買えたことや、3ヶ月しか使っていないことなどあまり現実的ではないところもあるので、もうすこし現実的な話をしましょう。
iPad Proの発売価格と相場
- 定価:94,800円
- 執筆時点の売却相場:72,865円程度
iPad Proの最新モデルは2021年5月21日(金曜)11インチの128Gbが定価94,800円で発売されています。
執筆時点(2022.4.11)でフリマアプリの相場をチェックすると、大体8万円前半で7万円での売買はほとんどされていません。
仮にラクマで79,000円で売却した場合、手元に利益として残るのは販売手数料 6.5%と送料(ここでは1,000円とします)を差し引いた72,865円程度になるでしょう。
定価購入した場合、21,935円の支出となります。
発売から11ヶ月利用して実際に使ったお金は21,935円ということは、月額約2,000円で使えた計算となります。
iPadの最上位モデルであるiPad Proを月額2,000円で使えていると考えると他のタブレットを買う理由が見当たらないぐらいコストパフォーマンス抜群です。
iPadは中古か型落ちが狙い目
「やっぱり1年ぐらい使うと2万円かかるのか・・」と思われた方もいるかもしれません。
上のシミュレーションはiPadを定価で購入するという最悪の条件での購入を前提としたシミュレーションとなっています。
私がiPad Proの2020年モデルを購入したように、フリマアプリで購入すれば少し相場が落ち着いて更にお得に購入することができます。
実際にiPad Proを使ってきた私としては、型落ちか中古のiPadが狙い目です。
「スマートフォンの進化が頭打ち」と言われるようになってきましたが、iPadについてはとっくに頭打ちの状態です。
実際に2020年モデルの第2世代iPad ProからM1チップに惹かれて第3世代iPad Proへ乗り換えた私の体感では、その違いを感じることは1ミリもできませんでした。
もちろん高負荷な動画編集やベンチマークソフトを動かすと違いが出てきますが、日常的にタブレットを使う分には誤差の範囲内です。
そのため私はiPadデビューしたい人には型落ちのiPadを安く購入することをおすすめします。
性能面で何一つ不自由ないものを安価に購入することができますし、リセールバリューも落ち着いているので、1年後ぐらいに新しいモデルに買い替えるときには購入した金額とかなり近い価格で売却できます。
また、型落ちだけに拘る必要もなく、上で解説したように1年前に発売されたiPad Pro 2021年モデルは中古市場であれば約8万円で購入することができます。(ラクマやPayPayフリマのクーポン適用で更に安くなる)
この価格でiPad Proを入手できれば、1年後でもかなりの高値で売却できると推定できるため、1年間iPad Proを使ってもほとんどお金は支払わずに済みます。
iPadがほしいけど、高くて躊躇している方は、中古or型落ちiPadを狙いましょう。
iPadは長く使うより頻繁に買い換える
iPad Proを購入して、4年や5年などの長期間使いづつける人も多いかと思いますが、私個人としてはiPadは頻繁に買い換えをするほうが結果的にお得になると考えています。
ただ、ここで重要なのが新しいiPadが出てもすぐには購入せずに、リセール価格が落ち着いたタイミング(発売から半年以上経過したぐらい)での購入することです。
リセールバリューの下落が少し緩やかになれば、そこから1年間使用して売却するのであれば、本体の使用感がそこまで目立たないため、かなり高値で売却できると想定します。
そうすれば、手元には常に性能の高いiPadを残しつつ、出費する金額はかなり抑えられます。
もちろん購入したiPadを長く使いづつけるのも良い選択だと思いますが、うまく売却と購入を繰り返せば、出費額は変わらず常に最新(もしくは1つ型落ち)のiPadを使い続けられるため、iPadは頻繁に買い換える方がお得になると考えます。
個人的にはiPadは実質無料だと思う理由 まとめ
リセールバリューという観点からiPadが実質無料だと思う理由について解説しました。
フリマアプリでの話は、多分に想定の話を含むので、必ずしも解説したようにうまくいくとは限りませんが、iPad人気が続く限り、iPadが高く売れることには変わりません。
iPadの高さに躊躇している方は、リセールバリューを見据えて思い切ってiPadをしてみてはいかがでしょうか。
メルカリは手数料が高い上にクーポンが寂しいので、おすすめしません。ラクマならLine Payクーポン併用やPayPayフリマは初回出品手数料が無料(つまり販売額の相場も少し安い)なのでこのあたりをうまく使ってiPadを安く手に入れましょう。
最後までご愛読ありがとうございました。
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