先日コスパ最強スマホ『OPPO Reno A』の開封の儀をお届けしました。
実際に1ヶ月使ってみて良い点も悪い点もわかってきましたので、本日はOPPO Reno Aを使ってみてわかった良い点悪い点の実機レビューをお届けしたいと思います。
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OPPO Reno Aの実機レビュー
OPPO Reno Aの基本スペック、価格
レビューに入る前に、『OPPO Reno A』の基本スペックと価格をおさらいしておきましょう。
項目 | 内容 |
本体サイズ | 約158.4 x 約75.4 x 約7.8 (mm) |
ディスプレイ | 2340×1080/FHD+ 有機EL |
画面サイズ | 約6.4インチ |
質量 | 約169.5g |
カメラ | 約1,600万画素/約200万画素 |
インカメラ | 約2,100万画素 |
バッテリー容量 | 約3,600mAh |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 710/オクタコア 2.2GHz + 1.7GHz |
メモリ | 6GB |
保存容量 | 64GB |
認証 | 指紋認証(画面内)/顔認証(2D) |
端子 | USB Type-C |
充電性能 | 10W (急速充電非対応) |
おサイフケータイ | 対応 |
防水防塵性能 | IP67 |
DSDV | 対応(MicroSD排他利用) |
SIM | Nano SIM×2 |
対応キャリア | 大手3キャリア対応 |
本体価格 | ¥39,380 |
『OPPO Reno A』の主な特徴としてはフルHD+の大画面有機ELディスプレイを搭載で、CPUもミドルレンジクラスでは上位モデルに位置するSnapdragon7xxシリーズを採用し、デュアルカメラ搭載というなかなか充実したスペックです。
そして一番注目すべきはこのスペックで40,000円をきるというコストパフォーマンスの高さです。
ミドルレンジのスマートフォンはたくさんありますが、同じ価格帯でもCPUが6xx系だったり、カメラ性能がまずまずだったりと、ちょっと物足りない印象が強いです。
『OPPO Reno A』は他のミドルレンジモデルよりも遥かに高いスペックを同価格帯にて実現しています。
『OPPO Reno A』のCMでも”いろいろと余裕のスマホ”として紹介されています。本当に”余裕のスマホ”なのか実際に使ってみたレビューをしていきたいと思います。
こOPPO Reno Aの良い点
まずは『OPPO Reno A』を使ってみて良かった点からご紹介していきます。
3万円とは思えない上品かつエレガントな筐体
今回私が購入したカラーが”ブルー”ですが、このカラーがめちゃめちゃ上品かつエレガントで最高です。
最近流行りのグラデーションカラーで、素材はプラスチックですが、角度によって深みのある蒼色を見せてくれるため、ついつい見とれてしまうカラーです。
Snapdragon710は想像以上に”余裕”
私はメイン機として『Galaxy S10』を愛用しています。
『Galaxy S10』は現状のフラッグシップでは最上位モデルとなるSnapdragon855を搭載しているので、ここと比較をしながら説明していきます。
ベンチマークスコアを測るとさすがにフラッグシップモデルの『Galaxy S10』と『OPPO Reno A』では2倍以上の雲泥の差がありますが、実際に使ってみるとその差はそこまで大きなものではありませんでした。
私が『OPPO Reno A』を使うまでに一番気にしていたのが、ミドルレンジのCPUがどの程度使えるのかという点です。
結論としては、Snapdragon710は普段使いであれば”余裕”すぎました。
実際に使っている感覚としては、ちょっとしたWEBブラウジングやSNS、LINE、軽いゲームレレベルならGalaxy S10もOPPO Reno Aを使い心地に大きな差は感じませんでした。
もちろん、PUBGのような高負荷のゲームやフルHD画質以上のVR動画をすると悲鳴を上げていましたが、パズドラやポケモンGOでは体感ではGalaxy S10との違いは感じることができるほどの差はなく、非常に快適に利用できました。
バッテリー持ちも”余裕”
OPPO Reno Aのバッテリー持ちはかなり良いです。
楽天モバイル(MVNO版)のSIMを挿して運用していますが、何もしないスリープ状態でも1時間で1%も減らないので、サブ機としてちょこちょこ使う程度だと丸一日たっても70%近くバッテリーが残っています。
そこそこベビーに使い倒したときの電池持ちがこちらです。
主な用途はInstagramやTwitterなどのSNSとパズドラなどのゲームです。
丸1日使い倒しても30%ほど残っているので、平日であれば2日~3日ぐらいは持つのではないでしょうか。
カメラ性能(写真)は必要十分
気になるデュアルカメラの性能ですが、ここはさすがに『Galaxy S10』レベルとはいきませんが、ちょっとした写真を撮るレベルなら十分満足のできるレベルでした。
こちらが『OPPO Reno A』で撮影した写真です。
暗めの店内でしたが、美味しそうに料理も撮れます。
光量が多い昼間は自然な感じで移ります。AIでシーンを自動認識していますが、そこまで強い加工はせずにあくまで見た感じをそのまま写真に収めることができている印象
”夜”モードも搭載しています。フラッグシップ機のような明るい写真は撮れませんが、難しい夜景ものっぺりすることなく、メリハリのある写真になっています。
こちらはうちの赤ん坊をポートレートモードで撮影した写真です。
デュアルレンズを搭載しており、いい感じのボケ感を加えることができます。
ディスプレイは見惚れるほど美しい
『OPPO Reno A』はこの価格帯としては珍しく、有機ELディスプレイが採用されているため、とても発色が良いです。
画面解像度もフルHD+とかなりの高解像度となっており、ディスプレイ品質は他のフラッグシップと遜色ないレベルに仕上がってます。
OPPOならでは細かいチューニングが高評価
『OPPO Reno A』を使ってみ一番満足しているのがColorOSの細かいチューニングの良さです。具体的に良いと思った点がこちら
- ナビゲーションのカスタマイズが豊富
- App cloner(アプリのクローン化)を標準搭載
- 画面オフジェスチャーが豊富
- 画面オフショートカットが便利
- データ使用量の表示が便利
- 持ち上げて画面オンの精度が高い
OPPO Reno AはAndroid10風のジェスチャーナビゲーションに対応しています。動作の様子はこちらの動画を御覧ください。
あた、めちゃめちゃ地味ですが、『画面オフショートカット』はすごい便利です。
サードパーティ製のアプリでも同様な機能のアプリがありますが、そちらは画面をオフにするとロックがかかり、ロック解除には生体認証ではなく、パスコード(orPIコード)を要求されるので使い勝手が悪いです。
『OPPO Reno A』の画面オフショートカットは電源ボタンを押したときの動作と同じなので、オフにしたときでも生体認証でロックが解除できます。
データ使用量を通知領域に表示させることができるので、1日にどれぐらいのデータ通信を使ったのかすぐわかるのでデータ使用量の節約に繋がります。
『画面を持ち上げてオン』はかなり精度が良いです。端末を自分に向けたとき以外はすぐに画面がオフなるので、かなり使い勝手が良いです。
画面内指紋認証は早くて正確
『OPPO Reno A』はこの価格帯ながら画面内指紋認証を搭載しています。
Galaxy S10でも同機能を使っていましたが、正直Galaxy S10の指紋認証はエラーが多くイマイチな印象でしたが、こちらは認識精度もよく、反応も良好です。
感想が気になるこの季節、私の指も乾燥していてGalaxy S10は全く反応しないのですが、『OPPO Reno A』はそこそこの頻度で認識してくれます。
指紋認証アニメーションが豊富
画面内指紋認証センサーを備えるスマートフォンはセンサーに指を置いたときにアニメーション表示をしてくれるのが一般的です。
『OPPO Reno A』はアニメーションが豊富に用意されています。
OPPO Reno Aのイマイチな点
ここまで『OPPO Reno A』の良かった点をご紹介しましたが、もちろん悪い点もあるのでそちらもご紹介します。
想定通りだが充電は遅い
購入する前からわかっていましたが、『OPPO Reno A』は急速充電に対応していないので、充電には結構な時間を要します。
こちらは電池残量20%から100%まで充電したときの様子ですが、80%充電するのに2時間もかかってます。
バッテリー容量が3,600mAhと比較的大容量なので、バッテリー残量0からだと満充電まで2.5時間かかる計算になります。
充電には時間がかかるので、こまめな充電が必要になります。
こまめなメモリ解放がたまに邪魔
私はAndroidスマートフォンを使う際には、いろんなアプリをインストールして、使い勝手を良くしています。『Bottom Quick Settings』や『Rotation Lock Bubble』などです。
これらのアプリを『OPPO Reno A』にインストールして使うことはできるのですが、そのまま使っていると『OPPO Reno A』が自動でタスクをキルしてしまい、本当に使いたいときにタスクが死んでいることがしょっちゅうでした。
メモリは6GBと余力があるんだから、そこまで頻繁にタスク解放しなくてもいいのになと思ってしまいました。
写真は良好でも動画は残念
カメラ機能のうち、写真についてはなかなかの好印象ですが、動画については正直残念です。
解像度は4Kまで対応していますが、どの解像度でも30fpsが固定となっており、一番優秀なフルHD60fpsでの撮影はできない仕様となっています。
また動画撮影中の手ブレ補正も大して効かないので、歩きながら動画を撮ると手ブレがかなり目立ちます。
総評 日本人の9割は満足できる名機
1ヶ月近く『OPPO Reno A』を使った感想をお届けしました。デメリットのいくつかご紹介しましたが、正直、3万円台という価格を考えるとこれ以上の性能を望むのは高望みしすぎではないかと思います。
画面がとても綺麗で、バッテリー持ちもよく、サクサク動く、カメラ(写真)も綺麗!これを3万円後半で販売できるOPPOの実力を目の当たりにしました。
このレベルなら大半の人はOPPO Reno Aで満足できちゃうのではないかと思っちゃいました。
『OPPO Reno A』は日本独自モデルですが、日本だけのためにここまでの端末に仕上げてくるあたりが気合の入り方は感じさせます。
すでに『OPPO Reno 3/3 Pro』が発表されており、こちらも近いうちに日本上陸するかと思います。Xiaomiも最近日本市場への参入をし始め、いよいよ中国勢が本気を出してきましたね。
『OPPO Reno A』はそんな中国勢という黒船の襲来を予感させる名機だと思いました。
『OPPO Reno A』は各種MVNO、家電量販店、Amazonで購入が可能です。
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最後までご愛読ありがとうございました。
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