Airpods ProをAndroidメインで使ってみたレビュー|基本機能は普通に使えるが、やはりiPhoneで使いたい

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Airpods Pro Android

Apple純正の完全ワイヤレスイヤホン”Airpods Pro”は根強い人気があり、iPhoneを前提としたアクセサリーながらイヤホンランキングでは常に上位にランクインする人気ぶりです。

私はAndroid派ですがPCはMacだったり、iPad Proを使っていたりとApple製品もいくつか持っているので、セールで安くなっていることをきっかけにAirpods Proを購入してみました。

Airpods Proの発売から既に1年半も経過しているため、レビューは今更感があるので、本日はAirpods Proの簡単なレビューとAndroidメインユーザーがメインとして使えるのか?といった視点でご紹介したいと思います。

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Airpods Proのレビュー

まずはざっくりとAirpods Proを使ってみた感想をレビューしていきたいと思います。

Airpods Proのレビューは山程世に出ているので、ここは私が使ってみた感想を交えながらさらっとご紹介します。

Airpod Proの外観

Airpods Proの外観

こちらがAirpods Proの充電ケースです。

Appleらしい白一色のシンプルなデザインです。

サイズ感
Jabra Elite 85tとの比較

Airpods Proの素晴らしい点がケースのサイズ感です。

完全ワイヤレスイヤホンでは小型の部類に入るJabra Elite 85tと比較しても一周り小さいサイズ感となっており、ポケットにすっぽりと収まります。

この充電ケースのサイズで最大24時間の音楽再生が可能と考えると、ケースのコンパクトさはトップクラスに優秀です。

Airpods Proのサイズ・重量
  1. 高さ 45.2mm
  2. 幅 60.6mm
  3. 厚さ 21.7mm
  4. 重量 45.6g
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Androidユーザーが使うなら一番注意しないといけないのが充電端子です。

Aripods Proは一般的なUSB Type-Cではなく、Lightningコネクタとなっています。

iPhoneと同じ端子なので、iPhoneユーザーからすると同じ充電ケーブルで充電できるため、こちらのほうが使い勝手が良いですね。

充電ケーブルは付属されているため、別途準備する必要はありません。

ワイヤレス充電対応

Airpods ProはQi規格のワイヤレス充電に対応しているのも、嬉しいポイントです。

背面

Airpods Proの背面には物理ボタンが搭載されており、Apple製品以外のデバイスと接続するときはこちらのボタンでペアリングモードに移行し、接続することができます。

充電ケースを開けると、本体がこのような形で収納されています。

出しやすさ

一見するとケースから出しにくそうですが、指を引っ掛けて手前にクイッとするだけで、簡単に取り出すことができます。

このあたりはFreebuds Proとは大違いです。

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イヤホン本体

こちらがAirpods Proのイヤホン本体です。

無印Aripodsからうどん部分が短くなっていることもあり、かなりコンパクトになりました。

マイクなどのセンサー類が黒に塗りされており、パンダみたいで可愛らしいです。

ただ、デザイン的にどうかと言われると、個人的にはあまり好みではありません。

Aripods Proは操作方法が特殊で、うどん部分に搭載された感圧センサーを”つまむ”ことで各種操作を行います。

  1. 1回:再生・停止
  2. 2回:次の曲にスキップ
  3. 3回:前の曲にスキップ
  4. 長押し:モードの切替※Siri起動を割り当て可能

つまむとペキッというフィードバックがあるので、タッチセンサーと比べてミス操作がなくかなり使いやすいです。

Airpods Proの音質

Airpods Proで一番感動が薄いのが音質です。

正直言うと、3万円という価格の割には尖った良さはなく、全体的にインパクトに欠けます。

ただ、音質が悪いのかと言うと、全体的なバランスは悪くないので、長時間聞いていても耳が疲れません。

感動こそ無いものの音質に強いこだわりがない人には満足できる音質であるとも言えます。

ただ、普通に優秀だったのが遅延の短さです。

完全ワイヤレスイヤホンで動作視聴をすると、違和感を感じるようなものも少なくありませんが、Airpods Proは遅延を全く感じません。

このレベルの遅延であれば、音ゲーも問題なくできるのではにかと思いました。

Airpods Proのノイキャン・外音取り込み

ノイズキャンセリング
image:apple

Airpods Proで最も感動的な体験ができるのがノイズキャンセリングおよび外音取り込み機能です。

2019年発売ですが、2021年でもそのノイズキャンセリング性能の強さは未だにトップクラスに位置づけられるほど強力です。

アクティブノイズキャンセリングにより、低音はバッサリとカットしてくれる印象で、雑音と呼ばれる類の音は着けた瞬間になくなります。

ただし、2021年モデルと比較すると、同じ価格帯であれば、同じレベルのノイズキャンセリング性能を有した完全ワイヤレスイヤホンは珍しいものではなくなっています。

そんなときに、ノイズキャンセリング性能以上に感動したのが外音取り込み機能です。

Airpods Proの外音取り込み機能はこれまで聴いたことがある完全ワイヤレスイヤホンの中では圧倒的に自然で、まるでイヤホンを着けていないような感覚を味わうことができます。

外音取り込み機能自体は一般的なものとなっていますが、どうしてもソフトウェア的な処理が入り、不自然さが残っているのが否めない印象がありましたが、Airpods Proはこのあたりの処理がとても上手いです。

Airpods Proの使い勝手

Airpods Proを使う上で欠かせないのがApple製品との圧倒的な連携力です。

これは他の完全ワイヤレスイヤホンには絶対に勝てない領域であると言えます。

iPhoneで音楽を聴いていながら、作業をiPadに切り替えるとiPadの画面オンした瞬間に接続先が切り替わるため、そもそも切り替えという概念が無くなります。

Apple製品と1度でもペアリングをすれば、他のデバイス上でも自動的に登録されるあたりもオールAppleで統一することのメリットであると言えます。

また、連携以外でもAppleらしい使い勝手の良さを感じます。

圧力センサーをつまんだ際のフィードバックはそれぞれのアクション毎に異なるため、どんなアクションを実行したのかがすぐに判別できますし、心地よい通知音で応えてくれますし、AirpodsProのカスタマイズはBluetoothメニューに組み込まれており、アプリインストールなどの煩わしさは皆無です。

Airpods Proの電池持ち

電池もち
image:amazon

Airpods Proは充電ケースを併用すれば最大24時間というロングバッテリーですが、イヤホン単体では4.5時間と電池持ちはあまり良くないです。

通勤や通学での利用であれば全く問題ないですが、WEB会議や長距離移動など長時間の連続使用をするケースが多い方は少し注意が必要です。

Airpods Pro レビュー 総評

Airpods Proのレビューを簡単にまとめましたが、総評するとさすがAppleと言える完成度の高さを感じる優秀な完全ワイヤレスイヤホンです。

音質に期待は禁物ですが、ノイズキャンセリング性能や外音取り込み性能の高さは随一ですし、Apple製品との連携も素晴らしいため、iPhoneユーザーでノイキャン搭載のイヤホンを探している方にはぜひオススメしたいイヤホンです。

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Airpods ProはAndroidユーザーでも使えるのか?

ここからは本題であるAirpods ProはAndroidユーザーでも使うことができるのか?という点について解説します。

結論から言えば、Airpods ProをAndroidで使うことができます。

そのため、現在Airpods ProとiPhoneで使っている方は、Androidに機種変更をしてもAirpods Proはそのまま使うことができます。

ただし、様々な機能制限や使い勝手の悪さがあるため、わざわざAndroidユーザーにオススメするものではないと感じました。

いまからその理由を解説していきます。

普通にペアリングできて、音楽も聴ける

意外かもしれませんが、Airpods Proを使い始めるのにiPhoneは必須ではありません。

背面のボタンを長押ししてペアリングモードに移行すれば、Androidスマートフォン(およびWindowsPCなど)とAirpodsProをペアリングすることができます。

ペアリングができれば音楽は普通に聴くことができますし、ノイズキャンセリングや外音取り込みとの切り替えなどAirpods Proが持つ機能は一通り使うことができます。

Androidスマホとペアリングして音楽を聴くことは普通にできるので、Airpods ProとAndroidという組み合わせは最低ラインはクリアしているのかと思います。

Airpods ProのためにLightningケーブルが必要

個人的にAirpods Proの装着感や外音取り込み機能が気に入ったので、メインで使っても良いなと思ったのですがこの構成最大の欠点が1つあります。

それが充電端子がLightningコネクタである点です。

昨今ではあらゆるデバイスがType-Cに統合されているため、AndroidユーザーはType-Cケーブル1本あれば充電周りは事足ります。

しかし、Airpods ProはLightningコネクタになるため、わざわざ充電のたびにLightningコネクタを用意する必要があります。

Airpods Proのためにわざわざ別の種類のケーブルを用意するのは、かなり不細工です。

ただし、奥の手としてワイヤレス充電を使うという手段があります。

別途ワイヤレス充電もしくはワイヤレス逆充電対応のスマートフォンを用意する必要がありますが、ワイヤレス充電を使うことでわざわざLightningケーブルを用意する手間は避けることができます。

電池残量がわからない(解決策あり)

Airpods ProをAndroidで使う場合の2つ目の問題がバッテリー残量表示です。

iPhoneやiPadで使う場合、ポップアップで電池残量が表示され、簡単に電池残量確認することができますが、Androidの場合にはもちろんこうした動作は不可能です。

イヤホン自体の電池残量は、残り残量が少なくなるとイヤホンから警告音が鳴るので、そのタイミングでは充電するようにすれば良いのですが、充電ケースの残量がわからないことは問題です。

ただ、バッテリー残量については確認するためのアプリが用意されているようです。

AirBattery』と呼ばれるサードパーティ性のアプリで広告が表示される鬱陶しさがありますが、こちらのアプリを使うことで電池残量問題は解決することができます。

ソフトウェアアップデートが不可能

問題の3つ目がソフトウェアアップデートです。

Airpods Proもスマートフォンと同様にソフトウェアアップデートが適宜配信され、様々な機能が追加および改善されています。

Airpods ProのソフトウェアアップデートはiPhoneもしくはiPadを経由して行われるため、Androidではソフトウェアアップデートは不可能です。

アップデートはバグ修正も含まれるため、ソフトウェアアップデートができないのは致命的です。

各種機能が使えない

Airpods ProをAndroidで使う場合、Airpods Proが搭載している各種機能が使えなくなります。

使えなくなる機能
  1. イヤホンの着脱検知
  2. 空間オーディオの有効化
  3. Siriの起動(Googleアシスタントの起動)

Siriが使えないのはある意味当たり前ですが、ここにGoogleアシスタントを割り当てることもできませんし、イヤホンの着脱検知による自動停止・再生もAndroidでは使えなくなります。

これらの機能を日常的に使っている方は注意が必要です。

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Airpod ProのレビューおよびAndroidとの使い勝手 まとめ

Airpods ProのレビューおよびAndroidスマートフォンとペアリングして使うことができるのか、といった観点で実際に使ってみた感想をご紹介しました。

当たり前の話ですが、Airpods ProはiPhoneとの利用を狙って作られているデバイスなので、価値を最大限に引き出すにはiPhoneとの利用がオススメです。

とは言え、 Airpods Proの持つノイキャン性能や外音取り込み性能は超強力なので、Androidユーザーでも使ってみたい方はぜひ使ってみてはいかがでしょうか。

最後までご愛読ありがとうございました。

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この記事を書いた人

ガジェット好きサラリーマンブロガーしみたくです。愛用:Galaxy S23 Ultra サブ:iPhone14 Pro 年間200万円近くをAmazonや楽天で散財するガジェットブロガーの鑑です。スマホをメインに様々なガジェット情報をお届け!Twitter@Gadget_Simitaku、Instagram@shimitaku.gdやってま~す。

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