スマートフォンの進化に足並みを揃えるように、充電器も目覚ましい勢いで進化をしています。
より小型でよりパワフルなモデルが続々と登場している中、充電器メーカーでは1番の有名所である『ANKER』からまた素晴らしい充電器が登場しました。
それが『Anker Nano II 45W』です。
手の中にすっぽり収まるサイズ感でありながら45Wの高出力、対応規格も充実でまさに死角のない充電器となっています。
本日は充電器選びに迷っている方向けに、Anker Nano II 45Wのレビューをお届けしたいと思います。
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Anker Nano II 45Wの特徴
Anker Nano IIシリーズは3ラインナップ
Anker Nano II 45WはAnker Nano IIファミリーの1つで、他には充電速度およびサイズの異なる2モデルが用意されています。
- 30Wモデル 今夏発売
- 45Wモデル 5/25発売
- 65Wモデル 今夏発売
Anker Nano II 45Wはちょうど真ん中のモデルで、他の2モデルに先駆けて発売されています。
それぞれデザインは似ていますが、30Wモデルはプラグが折り畳めないのがマイナスポイントなので、45Wモデルが扱いやすくておすすめです。
45Wはスマートフォンやタブレットであれば余裕の充電速度ですが、ノートパソコンとなると少し物足りませんが、充電自体は普通にできます。
ノートパソコンを高速で充電したい方は65Wもしくはそれ以上の充電速度の充電器をおすすめします。
Anker Nano II 45Wの魅力はそのコンパクトさです。
GaN(窒化ガリウム)搭載の充電器を更に進化させた独自技術「Anker GaN II」 を採用しており、約4cm角のコンパクトさで同程度の出力の充電器と比較して35%も小型化を実現しています。
本体がコンパクトだとデスクもスッキリしますし、持ち運びにも便利です
幅広い対応機種!PPSにも対応
USB-PD規格に対応しており、スマートフォンやタブレット、Macbook AirやWindowsノートパソコン、ウェアラブルデバイスでも利用ができ、まさにコレ1台で何でも充電できる万能充電器です。
USB-PD PPSにも対応しておりまさに死角なしです。
特にAnker Nano II 45Wが適しているのが以下の端末(1例)です。
- Galaxy Note10+/S20 Ultra(45W)
- iPad Pro 12.9インチ(約40W)
- Xperia 1 Ⅲ(30W)
- Galaxy S20/S21/Note20シリーズ(25W)
通常のスマートフォンの充電速度は18Wが一般的ですが上記の機種はより高速な充電が可能です。
Galaxyシリーズは『超急速充電』という名称でPPSに対応した高速な充電を実装しています。
また、今夏発売のXperia 1 ⅢもUSB-PD 30W充電に対応しているため、高速で充電することができます。
Anker Nano II 45Wの外観
こだわりを感じるおしゃれな化粧箱
こちらがAnker Nano II 45Wの化粧箱です。
ANKERらしいシンプルなデザインです。
いまだかつてこんなにもオシャレに梱包される充電器があったかと思えるほど、おしゃれなパッケージングです。
これまでのイメージと違うスタイリッシュなデザイン
こちらが充電器本体です。
ブラックを基調とつつも、全面はメタリックな加工が施されており、これまでのAnkerにはなかった新しいデザインです。
マットな質感でGalaxy S21 Ultraのシックな雰囲気とよく合います。
充電器本体は正方形に近い形状でかなりコンパクトです。
本体サイズと重量
- サイズ 約35×38×41mm
- 重さ 約68g
45Wの出力で手のひらで余裕で収まるサイズ感はさすがです。
実際の家のコンセントに差してみました。
このコンパクトさなら他のコンセントと干渉する心配はありません。
最高でしかない折りたたみ式のプラグを採用。
20Wや30Wのコンパクトな充電器はプラグが折り畳めないものがほとんどなので、持ち運びを考えるとサイズは少し大きくなりますが利便性は本機のが優れています。
Anker Nano II 45Wで実際に充電してみる
それでは実際にAnker Nano II 45Wを使って充電をしてみたいと思います。
今回は以下の機種で充電速度を検証します。
- Galaxy S21 Ultra
- Pixel5
- iPad Pro 11インチ
- MacBook Pro
Galaxy S21 Ultraの充電結果
Galaxy S21 Ultraを充電したところ、8.9V×2.76A=24.564Wとなり、『超急速充電』と認識されました。
Galaxy S21 UltraはPPS対応で最大の充電速度が25Wであるため、上限ギリギリの速度が出ていることがわかります。
PPS対応の充電器は最近でこそ増えてきましたが、まだまだ少ない印象です。
Galaxy S21 Ultraを超急速充電できる貴重な充電器です。
Pixel5の充電結果
Pixel5の充電速度は、8.87W×2.13A=18.89Wで充電できました。
Pixel5はUSB-PD 2.0の18Wに対応しており、こちらも上限(少し超えてる笑)まで出ていることがわかります。
これはまぁ当たり前の結果ですね。
iPad Pro 11 インチ 2021年モデルの充電結果
iPad Pro 11 インチ 2021年モデルの充電速度は、14.5V×1.88A=27.26Wとなりました。
正確な充電速度の上限が公表されていないiPadですが、11インチモデルは30Wまで出ることが報告されています。
少し足りませんがこれぐらいは誤差の範囲内かと思われます。
また、12.9インチモデルは40Wまで対応しているとの報告もあり、12.9インチなら本機との相性は抜群です。
MacBook Pro 2018 13インチの充電結果
MacBook Pro 2018 13インチの充電速度は、19.6V×2.15A=42.14Wでした。
付属の充電器は61Wなので少し出力不足感はありますが普通に充電はできます。
Anker Nano II 45WをMacBook Proのメイン充電器とするのは悩ましい(できないことはない)ですが、出張などのときにわざわざパソコン用の充電器を持っていかなくてよくなるのは素直に喜ばしいことです。
ただし、45Wで長時間充電しているとかなり充電器本体が熱くなっていたので、パソコンでの利用をメインとするなら上位の65Wモデルをおすすめします。
Anker Nano II 45Wのレビューまとめ これ1台で全部充電できる万能充電器!
Anker Nano II 45Wのレビューをお届けしました。
4cm角というサイズ感で45Wという高出力でPSSにも対応しています。このサイズでスマートフォンからタブレット、ノートパソコンまで充電できてしまうまさに充電器の完成形です。
2000円前後で購入できる18W〜20Wのモデルもおすすめですが、タブレットやパソコンを持っているなら絶対にこちらがおすすめです。
充電器選びに迷っているならぜひAnker Nano II 45Wを検討してみてはいかがでしょうか。
最後までご愛読ありがとうございました。
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