こんにちは!しみたくです!
今日はCOUMI ANC-860を紹介するよ!
完全ワイヤレスイヤホンにもアクティブノイズキャンセリング(ANC)を搭載した機種がたくさん出てきました。
ただ、ANCは2万円以上するような少し高めの部類に入るイヤホンにのみ搭載されている機能です。
そんな中、COUMIのANC-860は値段が6000円台ながらANCを搭載した注目の完全ワイヤレスイヤホンです。
本日はCOUMI ANC-860のレビューをお届けします。
COUMI ANC-860のケース・イヤホン外観
シンプルでお洒落なデザイン
こちらが『COUMI ANC-860』(Amazon価格:6199円)です。
ファーストインプレッションでは、1万円を切る安価な完全ワイヤレスイヤホンとは思えないほどお洒落なイヤホンだと感じました。
この価格帯のイヤホンはいかにも安物感のある物が多いですが、COUMI ANC-860は高級な完全ワイヤレスイヤホンに劣らないシンプルで落ち着いたデザインです。
ケースおよびイヤホン本体はプラスチック素材となっておりますが、マットな質感でさらさらしており手触りは良好です。
ケースもコンパクトで持ち運びが便利
ケースはとてもコンパクトで片手にすっぽりと収まるサイズ感です。
こちらはSONYの完全ワイヤレスイヤホン『WF-1000XM3』との比較した写真です。
丸みを帯びた正方形型の形状となっており、横幅がスリムなのでポケットに入れても嵩張りません。
充電ケースには紐が標準でついています。
なかなか作りのしっかりした紐なので、ポケットから出すときにこの紐を引っ張ると簡単かつ落とす心配なくイヤホンを取り出すことができます。
また、この紐と使えば何かにひっかけて保存して置けるので、思いの外、利便性が高くて満足しています。
こちらの紐は取り外しできません。
充電ポートはType-C!ワイヤレス充電は非対応
ケースの充電ポートはUSB-TypeCを搭載しています。
安物のワイヤレスイヤホンだと稀にMicroUSBのものがありますが、こちらはしっかりとType-Cに対応しています。
他の機器と同じ充電器で充電できるのでとてもありがたいですね。
USB Type-A to Type-Cのケーブルが付属します。
価格を考えれば当たり前ですが、ワイヤレス充電には非対応です。
イヤホン本体もコンパクトでスタイリッシュ
充電ケースを開けると、写真のようにイヤホンが収納されています。
ケース同様マットな加工が施されており、統一感があって良いです。
本体が細長いタイプのイヤホンで、中央上部の黒い丸がタッチセンサーとなっておりイヤホンをつけたままで様々な操作をすることができます。
イヤホンの重量は片方で6.5gと標準的な重さです。
イヤホンのデザインは『WF-1000XM3』にとてもよく似ており、ほんの一回り小さいですが全体的なフォルムは同じ印象です。
こちらのイヤホンはカナル型となっており、ノイズキャンセリング機能を使わなくてもしっかりとした遮音性があります。
意外だったのが耳への装着感で、カナル型なのでてっきりイヤーピース部分を耳に押し込むのかと思っていましたが、そうではなく真ん中の丸い部分を耳の窪みに引っ掛ける感じで装着します。
結構すっぽりと収まってくれるので装着感は良好ですが、耳全体に重みが加わるので、イヤホンをつけるとすぐに耳が痛くなる私は1〜2時間つけていると違和感を感じました。
また、こちらはIPX7の防水仕様なので運動時の汗や急な雨でも安心して使うことができます。
イヤーピースはS/M/Lサイズが付属しているため、自分に合ったサイズを選ぶことができます。
COUMI ANC-860のノイズキャンセリング性能
最大28dBのアクティブノイズキャンセル対応
ANC-860の最大の魅力は最大28dBのノイズ低減が期待できるアクティブノイズキャンセリングです。
また、ノイズキャンセリング意外に周囲の音を取り込むモードも搭載しており、イヤホンをつけたままでも会話など外の音を聞くことができます。
個人的には完全ワイヤレスイヤホンはノイズキャンセリングよりもこの外音の取り込み機能を重要視しています。
ケーブルレスな完全ワイヤレスイヤホンはコンビニのレジなど店員さんから話しかけれたときにイヤホンを外すために片手を塞ぐことになり、非常に困るからです。
6,000円という価格帯で外音取り込み機能まで搭載しているのはかなり珍しいと思います。
ノイキャンの実力はそこそこで期待しすぎに注意
実際にノイズキャンセリングを使った感想ですが、確かに背景ノイズが小さくなっているのはわかるのですが、『WF-1000XM3』のようなサーーーと消えて無くなるような感覚はなく、ノイキャン性能はそこそこだと思いました。
ノイズキャンセリング性能に期待をしすぎは注意した方が良いかと思いました。
COUMI ANC-860の音質
気になる音質ですが、6000円という価格を考えると十分楽しめるレベルの高音質に仕上がっていると思いました。
12.5mmの大きめのドライバーユニットを搭載することで、迫力のある低音を楽しむことができます。
このレベルの音質が出ていれば、そこまでこだわりが強くない私は普通に満足して聴くことができますが、中〜高音は少し軽く、音が籠っている印象があり、全体的に解像度が低い点は少し気になりました。
ただ、6000円という価格を考えるとても優秀だと思いました。
COUMI ANC-860の充電性能
最大41時の超ロングバッテリー
実はCOUMI ANC-860の最大の魅力はノイズキャンセリングではなく、驚異的なバッテリー性能かもしれません。
なんとノイズキャンセリングオフの場合、最大で41時間の再生が可能で、イヤホン単体でも7.5時間と巷に溢れる完全ワイヤレスイヤホンと比べてもトップクラスの電池持ちを誇ります。
ノイズキャンセリングオンだと最大30時間になります。
ただし、前述の通りノイズキャンセリングはそこまで強くないためノイキャンはオフで運用しロングバッテリーで楽しむのが賢い選択なのではないかと思いました。
COUMI ANC-860の使い勝手
操作できるコマンドは過去最大
COUMI ANC-860は左右のイヤホンにタッチセンサーを搭載しています。
タップ・ダブルタップ・1秒長押し・2秒長押しの4つ(左右で×2の8つ)の操作を利用することができます。
イヤホン | 左 | 右 |
タップ | ボリュームダウン | ボリュームアップ |
ダブルタップ | モード切り替え (ノイズキャンセリング・外音取り込み) | 再生/一時停止 |
1秒長押し | 音声アシスタント | 音声アシスタント |
2秒長押し | 前の曲へ | 次の曲へ |
音量操作、曲の操作、モードの切り替え、音声アシスタントなど必要な全てのアクションが割り振られています。
今まで私が使った完全ワイヤレスイヤホンでここまで全ての操作が割り当てられたものは初めてです。
覚えるのは大変ですが覚えてしまえば全ての操作をタッチセンサーから実行できるのでとても便利です。
ただし、こちらの操作は専用アプリの提供がないため、カスタマイズ不可能です。
COUMI ANC-860のレビュー まとめ
COUMI ANC-860のレビューをお届けしました。
アクティブノイズキャンセリングこそ物足りない印象が合ったものの、圧倒的な電池持ちや十分な音質、シンプルでお洒落な外観で6199円はかなりコストパフォーマンスが高いと思いました。
コスパの高いワイヤレスイヤホンを求めている人には自信を持ってお勧めできるイヤホンです。
最後までご愛読ありがとうございました。
私が愛用しているSONYのWF-1000XM3のレビューはこちらです。
コメント