Galaxy Buds+はGalaxy純正の完全ワイヤレスイヤホンで、初代がGalaxy BudsでBuds+は2世代目にあたります。
Galaxy Buds+はGalaxy S20シリーズの購入特典になっており、楽しみにしている方も多いのではないかと思います。
私もGalaxy Buds+をGalaxy S20の購入特典としてゲットしており、1月ほど使い倒してきました。そこで本日はGalaxy Buds+のレビューをお届けします。
Galaxy Buds plusの外観
デザインは初代Galaxy Budsとほぼ同じ
Galaxy Buds+は前作のGalaxy Budsとほぼ同じ外観を採用しています。
コンパクトな円形デザインはポケットに収まりが良く、持ち運びに便利です。
デザインに違いが殆ど無いですが唯一の違いが、Galaxy Budsは表面がマット加工されていたのに対して、Galaxy Buds+は光沢加工となりました。
実はこの変更点、とても良い改善点なんです。
Galaxy Budsのマット加工は手触りは非常に心地よいのですが、表面がサラサラしているため、とてつもなく滑りやすかったです。
ポケットから出すときやイヤホンを取り出す際についうっかり落としそうになることもしばしばありました。
それが光沢加工になったことで、多少の摩擦感が生まれ手から滑りにくくなりました。
ただ、光沢加工なので指紋が気になりやすくなっています。
そんな方にはdbrandのスキンシールがおすすめですよ。
ケースを開けたときの写真がこちら。
内側のカラーリングにも違いがありますが、それ以外はほぼ同じです。
イヤホンもコンパクトでフィット感が高い
Galaxy Buds+のイヤホンはケースと同じくかなりコンパクトです。
重量がたったの6.3gしかなく、他社の完全ワイヤレスイヤホンと比較してもかなり小さい部類に入ります。
AppleのAirpodsのようなうどんの部分はなく、イヤホンを着けた状態はかなりスタイリッシュで周りの目も気になりません。
耳へのフィット感はとても良いです。
これまで数多くの完全ワイヤレスイヤホンを使ってきましたが、耳にすっぽりと収まる安心感はGalaxy Budsが抜群によかったです。
激しい運動をしても落ちたことは一度もありません。
Galaxy Buds plusの操作感
タッチパッドでほとんどの操作が可能
イヤホンにはタッチパッドが備わっており、停止や早送りなどの各種操作がイヤホン単体でできます。
- タップ:曲の再生/一時停止
- ダブルタップ:次の曲/ 電話の応答/終了
- トリプルタップ:前の曲
- 長押し:ユーザーが選択 着信拒否
任意に選択できる操作は次の4つです。
- 音声コマンド
- 周囲の音
- 音量アップ/ダウン ※左右のイヤホンで固定
- Spotify
Galaxy Budsを使っていて個人的に不満だった点が一つあり、それが『周囲の音と音量アップ/ダウンを同時に割り当てることができない』という点です。
長押しは左右の2つしかないため、3つの操作を割り当てるには操作が足りないんです。
ただし、それがGalaxy Buds+では試験的ですが解決できる方法が追加されました。
『イヤホンの端をダブルタップ』という新たな操作ができるようになりました。
開発中のラボ機能で使うにはちょっとコツが要りますが、いままで出いなかった音量操作がイヤホン単体で可能となった点にはとても満足しています
ケースの電池残量も細かく確認できる
Galaxy Buds+はスマホと接続したときに上の画像のような表示がされ、イヤホンの電池残量だけでなく、ケースの電池残量も確認ができるようになりました。
ケースの電池残量を細かい単位で確認できるので、あとどれぐらい充電せずに使えそうなのか、いつごろ充電すれば良いのかが簡単にわかるようになりました。
室内なら周囲の音は優秀
Galaxy Buds+はカナル型(密閉型)なので装着中は外音はほとんど入ってきません。そのため、着けたままだと人との会話が上手く聞き取れないこともあります。
そんなときに役に立つのが『周囲の音』という外音取り込みモードです。
イヤホンの外部からの音を取り込むことで、イヤホンを着けたままでも会話をすることができるようになります。
ただし、屋外での使用は注意が必要です。
外音を取り込むため、風が強い日は風切り音を取り込んでしまい、この機能は役に立ちません。
『周囲の音』は屋内での使用が便利で良いと思います。
通話中は『周囲の音』自動有効が便利
Galaxy Buds+は通話中は自動的に『周囲の音』を有効にすることができます。
この機能が便利だと思ったのが、ZOOM等のWEB会議での場面です。
ZOOMなどのWEB会議での通話でも自動的に『周囲の音』が有効になってくれます。
『周囲の音』が有効になることで、周りへの注意を向けることができますし、なにより声のボリュームが大きくなりすぎることを防ぐことができます。
WEB会議が急速に拡大しているいまだからこそ役に立つ機能ですね。
接続性は非常に良好
Galaxy Buds+はBluetooth5.0に対応していることもあり、途切れることはほぼ無いです。
3週間ほど通勤中に使っていましたが、途切れたり、音飛びしたりすることは一度もなかったです。
Galaxy Budsは接続性の良さに定評があります。前作に引き続き接続性の良さにはとても満足しています。
Galaxy Buds plus の音質
こだわりなければ十分すぎる音質
気になるGalaxy Buds plusの音質ですが、音質に特にこだわりのない私からするととても満足しています。
系統としてはSONY系のイヤホンに多いドンシャリ系なので、ベースやドラムの音を楽しみたい人にはちょっと不向きかもしれません。
私のようなJ-POPをライトに聞くような人間からすると、Galaxy Buds+の音質は十分で、透明感のあるクリアな音とそれなりに重厚感のある低音を楽しむことができました。
前作Galaxy BudsからWoofer +plus Tweeter構成と2wayダイナミックスピーカーに強化されていますが、正直Galaxy Budsの音でも十分だったので、違いはそれほど体感できず結果どちらも満足しています。
低音ブースターというモードもありますが、低音を強化するというよりも中高音を抑える感じで使い物になりませんでした。
Galaxy Buds plus のバッテリー持ち
Galaxy Buds plusが一番進化した点がバッテリー持ちです。
こちらが前作Galaxy Budsとの比較表です。
Galaxy Buds+ | Galaxy Buds | |
イヤホン単体 | 11時間 | 6時間 |
充電ケース併用 | 22時間 | 13時間 |
充電スピード | 約3分間の充電で 再生時間約1時間 | 約15分間の充電で 再生時間約100分 |
先に紹介しましたが、Galaxy Buds+は前作のGalaxy Budsと大きさが全く変わっていませんが、音質や機能面では随所で強化されています。
それでありながら、さらにバッテリー持ちを約2倍近くまで向上させたことは素晴らしいことです。
充電ケース併用なら最大22時間も連続再生が可能なので、毎日の通勤程度なら充電頻度はかなり少なくて済みます。
前作に続き、ワイヤレス充電対応なのでいちいちケーブルを繋がなくていいのはとても便利です、
また、うっかり充電切れなんてことがあっても、たったの3分で1時間も再生できるので家を出る直前でバッテリー切れに気づいても、なんとかなりそうですね。
Galaxy Buds plusのレビュー まとめ
Galaxy Buds+のレビューをお届けしました。
外観は前作からほとんど変わっていないですが、機能や仕様の面で随所に改善が見られています。
特に充電性能の強化は素晴らしく、完全ワイヤレスイヤホンの中でもかなり電池持ちが良い部類に入ることができました。
ノイズキャンセリングは非搭載ですが、これだけバランスが良く、価格も19,390円と2万円を切ってくるのはかなり頑張っている印象があります。
Galaxyという名前がついているため、Galaxy専用と思われがちですが、他のAndroid やiphoneでもGalaxyと遜色なく使えるので、完全ワイヤレスイヤホンに興味がある方はぜひGalaxy Buds+を考えてみてはいかがでしょうか。
最後までご愛読ありがとうございました。
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