本日はHUAWEI JAPAN様からHUAWEI WATCH GT2(46mm)をお借りしたので、自腹で購入した42mmモデルと併せて比較をしながらレビューをお届けしたいと思います。
HUAWEI WATCHに興味がある方、スマートウォッチデビューを考えている方の参考になればと思います。
HUAWEI WATCH GT2 46mm&42mmのレビュー
HUAWEI WATCH GT2とは
HUAWEI WATCH GT2はその名の通り、中国のスマートフォンメーカーであるHUAWEI社が製造したスマートウォッチです。
特徴的なのが独自OSを採用している点で、省電力設計が上手く、最大で14日持つほどの電池持ちを謳っています。
14日は凄いわね!スマートウォッチって毎日充電が必要だと思ってたわ!
電池持ちが良いものでも2日ぐらいだから、14日は驚異的だね!
HUAWEI WATCH GT2の一番の特徴が電池持ちです。Apple WatchやAndroid Wearを搭載したスマートウォッチでは通常1日、長くても2日に1回は充電が必要ですが、HUAWEI WATCH GT2は14日充電要らずと如何に他社を圧倒する電池持ちかがよくわかります。
その電池持ちを実現するのがHUAWEI独自OSです。HUAWEI WATCH他のスマートウォッチのようなカスタマイズ性(アプリのインストール)がない代わりに、必要最低限な機能だけを動かすことで長時間の電池持ち時間を実現しています。
どのリストバンドを選ぶかで価格がことなり、一番安いモデルで42mmは19000円前後から、46mmは22000円前後からと他社のスマートウォッチに比べてもかなりコスト的に有利となっています。
HUAWEI WATCH GT2でできること
HUAWEI WATCH GT2では主に次のことができます。
- 文字盤(ウォッチフェイス)の変更
- トレーニングの記録心拍数測定
- 活動量測定(歩数計)
- 睡眠記録
- ストレス計測
- 音楽操作
- コンパス
- 通知の確認
- 天気の確認
- ストップウォッチ
- タイマー
- アラーム
- 懐中電灯
- デバイス探索
- 通話(46mmのみ)
HUAWEI WATCH GT2はアプリのインストール等ができない代わりに、標準で様々な機能が搭載されています。
ウォッチフェイスの変更
スマートウォッチの魅力の1つが簡単に切り替えられる文字盤(ウォッチフェイス)です。HUAWEI WATCH GT2には50種類以上の文字盤が用意されており、オシャレなものから機能的なものまで幅広く用意されています。
トレーニングの記録
トレーニングの記録はウォーキングやランニングなど登録されているものから選択をします。
ウォーキングやランニングを記録している間のみGPSがオンになるので、実際に走ったコースを記録しておきたい場合は、忘れずにトレーニングを記録させましょう。
活動量測定(歩数計)
スマートウォッチなのでもちろん歩数のカウントもできます。こちらもアプリから確認できます。
トレーニングを記録しておけば、専用アプリ「ヘルスケア」からいつでも確認できます。
通知の確認
スマートフォンで受信した通知をHUAWEI WATCH GT2で確認することができます。
確認できる内容は通知バーに表示される内容となり、Gmailであれば件名は確認できますが本文は確認できません。もちろん返信等もできませんが、わざわざスマホを出さなくても通知内容を把握することができて非常に便利です。
通知の確認のみで返信や消去はできません
アラーム
アラームの設定もできます。機能はシンプルで時間と曜日を指定しておくと、バイブで起こしてくれます。バイブなので周りの人に気づかれず、自分だけ起きることができるので結構便利です。
タイマー
タイマーの設定もできます。アラーム同様にバイブします。予めいくつかの時間が用意されているところがとても便利です。
音楽操作
HUAWEI WATCH GT2から本体の音楽操作(再生・停止・次の曲/前の曲、音量調整)ができます。
標準の音楽プレイヤー以外にも、Amazon MusicやSpotifyなど、スマートフォン側のアプリで再生中であれば、HUAWEI WATCHで操作することができます
また、スマートフォンなしでもHUAWEI WATCH GT2に保存されている音楽を再生することができます。
46mmはスピーカーを搭載しているので、時計単体でも再生できますが、42mmはスピーカー非搭載なので別途Bluetooth機器の接続が必要です。
本体への音楽転送はAndroidのみ対応
ストレスレベルの測定
ストレスレベルを測ることもできます。自動で測定してくれるように設定しおけば、どんな場面で自分がストレスを感じていたのかあとで確認できるので、メンタルケアには地味に役に立ちそうな機能です。
ストレスレベルもアプリ「ヘルスケア」からいつでも確認できます。
仕事でトラブったときはストレスレベルがかなり高くなってたよ~
HUAWEI WATCH GT2のデザイン
HUAWEI WATCH GT2はサイズ別に42mm、46mmの2種類が用意されています。サイズ以外にデザインも大きく異なります。
46mmと42mmモデルのサイズ比較
46mmは時計の周りに目盛が付いてるのね!
42mmはシンプルでスタイリッシュね!
46mmはThe スマートウォッチって感じがするけど、42mmはシンプルで一見だとスマートウォッチっぽくないよ!
46mmは画面周りに目盛がついており、ディスプレイの大きさも相まって、いかにもスマートウォッチらしい外観となっています。一方で42mmには目盛はついておらず、心地よくカーブしたガラスがスタイリッシュで美しいです。
実際に腕に付けてみるとこんな感じです。
たった4mmですが、その大きさの違いがわかるかと思います。
好みで分かれそうなところですが、42mmのほうがスタイリッシュでおしゃれな雰囲気がありとても気に入りました。
物理ボタンは2つ搭載
物理ボタンは2つあります。
1つは機能ボタンと呼ばれており、好きなボタンを割り当てることができます。
僕はよく音楽を聴くから音楽ボタンを割り当てたよ!
すぐに音楽を止めたりできるから便利!
充電はクレードル
充電はクレードルで行います。直差しできればよかったのですが、防水などの兼ね合いから難しかったのでしょうか。
46mmのみスピーカー内蔵
46mmにはスピーカーが内蔵されており、単体での音楽再生やアシスタントの音声をそのまま聞くことができます。
42mmにはスピーカーがないため、時計本体の音楽を聞くには別途Bluetoothイヤホンを用意する必要があります。
HUAWEI WATCH GT2の重量
シリコン製のバンド(厳密にはシリコンではありませんが・・)を付けた重量は42mmが55g、46mmが71gとたったの16gしか違いがありません。
71gは時計としては十分軽い部類だから全然に気にならないよ!
ただ、Eliteモデルには結構がっしりしたベルトがついてきます。ベルト込みの重量は119gとなかなかズッシリとくる重さです。
HUAWEI WATCH GT2の電池持ち
やっぱり気になるのが電池持ちよね~。実際どうだった?
公称値まではいかないけど、十分なバッテリーもちだよ!
実際に46mmモデルを使ってみたところ、丸3日使ったときのバッテリー消費量は23%でした。
単純計算で13日ぐらいは持つことになり、公称値である14日に近い結果となりました。
ホントに全くバッテリーが減らないんだ!4時間で1%ぐらいしか減らなかったよ!
次に42mmモデルです。
こちらは丸3日使って60%の電池消費でした。単純計算5日ぐらいは持ちそうで、公称値の7日よりは2日少ないですが、それでも5日の電池持ちは十分です。
もちろん使い方によるところが多分にありますが、電池持ちを優先する方には46mmモデルがかなりおすすめできそうです。
電池持ち優先なら46mmモデル一択だね!
HUAWEI WATCH GT2の残念なところ
冒頭にも書きましたが、HUAWEI WATCH GT2は独自OSでサードパーティ製のアプリが用意されていません。
アプリが入れられないということは、標準で用意されている機能が全てとなります。
例えば、スマートウォッチをゴルフで使いたい時に、Appleウォッチなどはいろんなゴルフアプリが用意されていますが、HUAWEI WATCH GT2ではそれができません。
もちろんそれと引き換えに驚異的なバッテリー時間を実現しているのも理解しますが、カスタマイズ性を求めてHUAWEI WATCHを購入すると、後々後悔するかもしれません。
標準機能だけで満足できる人には最高のスマートウォッチだよ!
HUAWEI WATCH GT2のレビュー まとめ
HUAWEI WATCH GT2のレビューをお届けしました。
最後にカスタマイズ性が残念な話をしましたが、僕自身はHUAWEI WATCH GT2には絵大満足しています。
多彩なウォッチフェイスに驚異的な電池持ち、スタイリッシュなデザイン(42mm)が2万円を切る価格で手に入るなんてさすがです!コスパの高さに驚かされます!
HUAWEI WATCH GT2はリストバンドで値段が異なるので、好みのリストバンドを選んで快適な日々を送りましょう!
スポーツ用途向けのHUAWEI WATCH GT2eも発売されています。
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