HUAWEI WATCH GT2シリーズの最新作である『HUAWEI WATCH GT2 Pro』は値段が3万円超とこれまでのGT2などよりも高価格帯なモデルですがその分高級感がぐっと高まった注目のスマートウォッチです。
HUAWEI WATCH GT2の42mmモデルを愛用していましたがこの度GT2 Proに乗り換えをしました!
そこで本日は実際にHUAWEI WATCH GT2 Proを使ってみた感想をレビューしたいと思います。
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HUAWEI WATCH GT2 Proのスペック
こちらがHUAWEI WATCH GT2 Proのスペック表です。
項目 | 内容 |
ディスプレイ | 1.39インチAMOLED (有機EL) 454×454ピクセル 326ppi タッチスクリーン対応 |
重量 | 約52g (ベルトを含まず) |
GPS | ○ |
メモリ | 4GB |
ワイヤレス充電 | ○ |
スピーカー | ○ |
バッテリー持続時間 | 通常使用で14日間※ |
対応OS | Android™ 5.0 以上 iOS™ 9.0 以上 |
防水 | ○ 5ATM(水深50mまで) |
価格(Amazon表示価格) | ナイトブラック:31,800円 ネビュラグレイ:35,800円 |
HUAWEI WATCH GT2 Proの外観
サファイアガラスとチタンフレームが創り出す圧倒的な高級感
こちらがHUAWEI WATCH GT2 Proの外観です。
ファーストインプレッションでかっこいいと思える重厚感です。
購入したのはSorts Edition(カラー:ブラック)です。Classic Edhition(カラー:ネビュラグレイ)も用意されています。
まず目に入ってくるのが時計を囲む側面のチタンフレームの上品さです。
この冷たくてズッシリとする感じがただただかっこよく、これだけでかなり所有欲を満たしてくれます。
あわせて美しいのが文字盤を覆うサファイアガラスです。
サファイアガラスは通常のガラスに比べて硬度が高く、傷に非常に強いガラスで高級腕時計で広く採用されています。
HUAWEI WATCH GT2は3Dガラスが使用されており、こちらもそれなりに高級感がありましたが、GT2 Proはその数段上をいく高級感です。
サファイアガラスはその製造の難しさから高コストになりがちですが、サファイアガラスを採用しつつも3万円台で抑えてきた点には脱帽です。
腕に着けるとこんな感じで、なかなか存在感があります。
HUAWEI WATCH GT2 Proの本体サイズは46mmのみです。
重量はバンド含みで83gとそれなりにズッシリと感じる重量があります。
GT2の42mmからの乗り換えだと、最初は重さが気になりましたが、使っているうちに特に気にならなくなりました。
背面は鏡面仕上げされたセラミックを採用
こちらがHUAWEI WATCH GT2 Proの背面です。
自分の顔が映るレベルの鏡面加工が施されたセラミックを採用しており、つるつるのピッカピカです
このおかげで腕にあたる感触は非常になめらかでつけ心地が抜群です。
HUAWEI WATCH GT2の42mmと比較すると材質が全く異なるのがよく分かります。
GT2 Proはデザインに拘ったモデルであるため、通常は目に触れることのない背面まで妥協のない仕上がりになっています。
付属のバンドも上質な仕上がり!工具無しで交換可能
今回の購入したHUAWEI WATCH GT2 ProのSport Edditionの純正品のバンドはフルオロエラストマ―ベルトを使用しており、質感はかなり良いです。
GT2のバンドもつけ心地が良いと定評がありますが、GT2 Proのバンドもとてもつけ心地がよいです。
バンドはGT2シリーズと同様に工具なしで交換できるタイプとなっています。
バンドは使っているうちに劣化してきてしまうのでサードパーティ製のバンドと交換できるのは嬉しいポイントです。
純正品のバンドにはHUAWEI WATCH GTのロゴが印字されています。
ディスプレイは1.39インチAMOLEDを採用
HUAWEI WATCH GT2 Proは1.39インチの有機EL(AMOLED)を搭載しており、ディスプレイはかなり優秀です。
輝度も高く、屋外での視認性良く、見ずらいと感じるシーンはほとんどありません。
解像度も必要十分で、普段使いでは全く問題ありません。
454×454ピクセル 326ppi
HUAWEI WATCH GT2 Proの付属品
付属品はワイヤレス充電器とType-Cケーブル
HUAWEI WATCH GT2 Proには付属品として、充電用のワイヤレス充電器とType-Cのケーブルが同梱されています。
こちらが付属のワイヤレス充電器です。
前モデルはワイヤレス充電ではなく、接点式だったのでクレードルが付属していましたが、今回からワイヤレス充電での充電に変更されました。
ワイヤレス充電への変更ですが、様々なメディアで「使い勝手が良くなった」と歓迎の声が挙がっています。
個人的にもワイヤレス充電で充電できるため、Galaxyのリバース充電で充電ができるなど確かに使い勝手は良くなったと思うのですが、充電速度が遅くなっている点がとても気になりました。
詳しくは次の章で解説します。
ちなみにこちらのワイヤレス充電器は写真のようにマグネットでピタッとくっついてくれるので、充電中にずれてしまう心配はありません。
HUAWEI WATCH GT2 Proの電池持ち
2週間の電池持ちは健在!
HUAWEI WATCHの魅力はなんと言っても、2週間充電無しで使える驚異的な電池持ちです。
GT2 Proでもその電池持ちは健在しています。実際に使ってみた電池持ちがこちらです。
- 測定開始:バッテリー残量70%
- 7日後:バッテリー残量7%
初期設定やカスタマイズ等をいろいろ弄ったりしても、1週間で63%のバッテリー消費と驚異的な電池持ちはGT2 Proでも実現されています。
使い方がこなれてくると、1日の平均バッテリー消費量が約7~8%程度なので、残り10%になると通知が飛ぶのですが、通知を受け取ってから1日は余裕で使うことができます。
充電速度の遅さはマイナスポイント
HUAWEI WATCH GT2 Proからワイヤレス充電に変更になったと説明しましたが、ワイヤレス充電の充電速度の遅さがかなり気になりました。
- 測定前の電池残量:7%
- 1時間後の電池残量:40%
1時間で約33%しか充電ができません。
私がHUAWEI WATCH GT2の42mmモデルを使っていたときは、電池残量が少なくなってきたら風呂に入る間だけクレードルで充電していたのですが、その方法で大体90%ぐらいまで充電ができていました。
GT2 Proでは1時間で33%程度しか充電ができないため、フル充電には約3時間とかなり長い時間が必要になります。
アラームや睡眠トラッキングなどの機能を使っていると、夜間も着けっぱなしでいたいので、この充電速度の遅さは正直使い勝手が悪くなってしまいました。
この点についてTwitterでつぶやいたところ、HUAWEI公式さんから返信をいただきました。
ご不便をおかけし申し訳ございません。GT2Proは理論値では約2時間程度(周囲温度25°C未満)で満充電となります。
— Huawei Mobile (JP) (@HUAWEI_Japan_PR) October 12, 2020
ご様子を見ていただきまして、2時間程度で満充電になりません場合は弊社サポートまでその旨ご相談いただけますでしょうか。
HUAWEI公式さんによると大体2時間で満充電になるとのことです。
返信を頂いて再度計測しましたが、やはり2時間で満充電になるような様子はないので、今度サポートに連絡してみたいと思います。
HUAWEI WATCH GT2 Proの使い勝手
カスタマイズ性は乏しいが機能は盛りだくさん
HUAWEI WATCH GT2 ProはHUAWEIの独自OSで動作しているため、Apple WatchやWearOSのようなアプリケーションをインストールすることができません。
そのため、標準で搭載している機能が全てとなりカスタマイズ性は乏しくなっています。
ただ、標準機能はスポーツ系から通話、音楽再生などかなり豊富に用意されており、基本的にはこれらの機能で事足ります。
- スマホの通知表示
- ストップウォッチ
- タイマー
- 懐中電灯
- 睡眠トラッキング
特にスマホの通知を表示できるのは便利です。
カスタマイズアプリである『ヘルスケア』アプリで通知を表示したいアプリを選ぶことで、対象のアプリの通知をHUAWEI WATCH GT2 Proで確認することができます。
スマートフォンの通知を表示できますが、返信などの操作はできません。
HUAWEI WATCHの機能についてはこちらの記事で解説しております。
操作はワンテンポ遅い感じ
HUAWEI WATCH GT2 Proはタッチパネルで操作をしますが、全体的な操作感はスマートフォンのタッチパネルと比べるとワンテンポ遅い感じがします。
スクロールは少し癖があるので、タップしたいメニューを選択するのも最初は苦労するかもしれません。
ただ、HUAWEI WATCH GT2 Proは本機から文字入力などの細かい操作をする設計となっていないため、これぐらいの操作感でも特に不満に思うことはありません。
豊富なウォッチフェイスが楽しい
HUAWEI WATCHには沢山のウォッチフェイスが用意されています。
おしゃれなウォッチフェイスが沢山用意されているので、その日の気分でウォッチフェイスを変えるような楽しみ方ができます。
個人的に気にっているのが『ギャラリー』というウォッチフェイスです。
『ギャラリー』では自分の持っている写真をウォッチフェイスに設定することができます。
私はこんな感じで子供の写真をウォッチフェイスに設定して使っています。
ギャラリーの写真は複数枚設定することができます。画面を点灯するたびに写真が切り替わります。
文字盤のカスタマイズ機能はiOSでは制限されています。
HUAWEI WATCH GT2 Proのレビュー まとめ
HUAWEI WATCH GT2 Proのレビューをお届けしました。
機能面では既に発売されているモデルと大きな違いはないですが、デザイン周りが大幅に強化、いや進化しました!
価格は前モデルが2万円以下で購入できたのに対して、GT2 Proは3万円台と少し値上げとなりましたが、それ価値のあるデザインの進化となっています。
スマートウォッチが気になっている方はぜひHUAWEI WATCH GT2 Proを検討してみてはいかがでしょうか。
最後までご愛読ありがとうございました。
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