今や日常生活になくてはならないApple Watchですが充電関連が少し面倒なのが玉に瑕です。
そんなApple Watchの充電周りの問題をすべて解決してくれる便利ガジェットが登場しました。その名も”Juicy Apple”です。
1台で4つの役割を果たしてくれる商品とのことで、本記事では実際にJuicy Appleを使ってわかったメリット・デメリットを解説します。
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Juicy Appleの特徴
こちらが今回レビューするJuicy Appleのメリット・デメリットです。
- モバイルバッテリー兼用の充電器
- ミニマルなデザイン
- AirPods Pro第2世代も充電可能
- ナイトスタンドモードが便利
- 高速充電非対応
- 充電端子がMicro-USB
Juicy Appleは1台で4役を備えたApple Watch充電器の究極形です。
Juicy Appleの機能
- Apple Watch充電器
- 充電スタンド
- モバイルバッテリー
- パワーハブ機能
Apple Watch、充電スタンドとしての使い方は想像しやすい部分かと思います。
モバイルバッテリー機能については、Juicy Appleは925mAhのバッテリーを内蔵してます。そのため電源に接続されていない状態でもApple Watchを充電することができます。
パワーハブ機能は側面に搭載されたポートから他のスマホなどに給電できる機能です。
これらの4つの機能が、税込4,980円で実現されているのはかなりコストパフォーマンスが高いです。
Juicy Appleのレビュー
Juicy Appleの化粧箱・付属品
こちらがJuicy Appleの化粧箱です。とてもスッキリしていてApple製品を彷彿とさせるワクワクする化粧箱です。
付属品は以下の通りです。
- 充電器本体
- 充電ドック
- USB-Cケーブル
- アダプター
Juicy Appleは大きく分けて2つのパーツから構成されています。
バッテリーを内蔵しApple Watchを充電する本体のパーツと本体のパーツを固定するドックです。
ケーブルが付属しているのは嬉しいですが、明らかに再利用感がある点が気になりました・・
こちらはドックに貼り付けるアダプターです。
Apple Watchは41mmモデルから49mmのApple Watch Ultraまでラインナップが複数あるため、使っているApple Watchにあわせてアダプターを選択します。
Juicy Appleの外観
改めてこちらがJuicy Appleです。
Apple製品のコンセプトに沿ったホワイト一色の筐体で、非常にコンパクトです。
こちらは100円均一で700円で購入できるApple Watchの充電器(モバイルバッテリー機能なし)ですが、そこまで大きな差を感じません。
Juicy Appleはモバイルバッテリーも兼ねているため厚みがありますが、この程度のサイズ感なら出張や旅行などで荷物にならないので重宝しそうです。
本体上部には電源ボタンとMicro-USBポート、LEDを搭載しています。USB-CではなくMicro-USB(Type-B)なのが物凄く悔やまれます。
LEDランプの状態でバッテリー残量を大まかにチェックすることができます。
ドックには2つのポートを搭載しています。
このように背面のMicro-USBポートはACアダプターと接続し充電器本体に電源を供給します。側面のUSBーCポートはパワーハブ機能として他の端末を充電するために使うことができます。
ただ、お察しの通り充電速度は15Wと早くないので、スマートフォンの充電には少し時間がかかります。
Apple Watch Ultraを充電するとこんな感じになります。非常にコンパクトな点がGoodです。
Juicy Appleのメリット
旅行時の充電器を減らせる
Apple Watch利用者が数日間の旅行や出張に行く際には、Apple Watch専用の充電器がマストです。
しかし、Apple Watchの充電器は無駄にケーブルが長く、取り回しづらいため、手持ちのケーブルが1つ増えてしまうデメリットがありました。
Juicy Appleなら925mAhの電池容量を備えているため、出張や旅行時にはJuicy Appleの本体のみで出かけることができます。
モデル | 電池容量 | 充電回数 |
---|---|---|
Apple Watch Ultra | 542mAh | 1.7 |
Apple Watch Series 8 45mm | 308mAh | 3.0 |
Apple Watch Series 8 41mm | 282mAh | 3.3 |
Apple Watch Series SE 44mm | 296mAh | 3.1 |
Apple Watch Series SE 40mm | 245mAh | 3.8 |
最も電池容量の少ないApple Watch SE 40mmなら約3.8回、Apple Watch Ultraでも1.7回の充電ができます。
実際には充電効率が100%ではないため、もう少し回数は減ってしまいますが、それでも複数回充電は可能です。
特に私が愛用しているApple Watch Ultraは1回の充電で3〜4日間は使用できるため、1回充電できれば1週間以上使うことができるため、(長期旅行を除いて)旅行時のApple Watchの充電はこれ1台で対応できそうです。
また、Juicy Appleを使っていればバッテリー残量は常に満タンなのでうっかり充電し忘れる心配もありません。
スタンド機能は結構便利かも
Juicy AppleでApple Watchを充電しているときの写真です。
ナイトスタンドモードに対応しているため、Apple Watch側の設定をオンにすればApple Watchをデジタル時計として使うこともできます。
デスク周りでちょっとした時間のチェックやベッド近くで目覚まし時計として使うときなどに重宝します。
AirPods Pro(第2世代)も充電できる
Juicy AppleはApple Watchの充電だけでなく、AirPods Pro 第2世代を充電することができます。
Juicy Apple1台でAirPods Proも充電できればデスク周りをスッキリさせることができるので、ミニマルなデスク環境を作りたい人には嬉しいポイントです。
Juicy Appleのデメリット
高速充電には非対応
Juicy Appleを使う上で最も注意すべき点が充電速度かと思います。
Apple WatchはSeries7から高速充電に対応しており、従来よりも短時間で充電することができます。
Juicy Appleは高速充電に対応していないため、お風呂に入っている数十分で充電するような使い方には向いていません。
また、モバイルバッテリーでの充電時も同様なので、充電タイミングには注意しましょう。
せめて本体の端子はUSB-Cであってほしかった
もう1点デメリットを挙げるとすると、モバイルバッテリーの給電ポートがMicro-USBポートである点です。
長期旅行で充電が足りなくなってしまったときにはコンセントから給電する必要があります。そのときにありふれているUSB-Cポートであれば特に問題ないのですが、Micro-USBだとわざわざMicro-USBケーブルを持ち歩く必要があります。
ただ、モバイルバッテリー含めてバッテリーが足りないケースなので、そこまで頻度は高くないとは思います。
ドック側の給電ポートは基本的に挿しっぱなしなので気にならないのですが、本体のポートがMicro-USBである点はどしても残念ポイントでした。
Juicy Appleの実機レビュー まとめ
Juicy Appleを実際に使ったレビューをお届けしました。
急速充電非対応である点や端子がMicro-USBポートであるなどの弱点はありつつも、1台4役で4,980円はとてもコストパフォーマンスが高いです。
デスク周りでミニマルにApple Watchを充電したい方、旅行時にも使えるモバイルバッテリーが欲しい方にはおすすめできるApple Watch充電器です。
ぜひ、Juicy Appleを検討してみてください。
最後までご愛読ありがとうございました。
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