どうもこんにちは、ガジェタク寄稿ライターのみっちです。
最近、知人のスタジオライブや推しのアーティストのライブに行くことが多いんですが、いかんせん爆音なのでライブが終わった後も暫くの間「キーン」という音が聞こえるんですよね。
そんなとき僕が使っているのは、Loopから発売されているノイズリダクションイヤープラグ「Loop Experience Plus」。
これ、周囲の音楽や環境音の音質はそのままに、ボリュームのみを下げるというちょっと不思議な耳栓なんです。
今回は、そんな不思議な耳栓「Loop Experience Plus」の使用レビュー記事になります。
「ライブやフェスは全力で楽しみたいけど、耳がキーンってなるのは嫌…」そんな方は、要チェックなイヤープラグです。
本記事はメーカー様から製品の提供を受けて執筆していますが、忖度等はしておりません。
Loop Experience Plus のメリット・デメリット
- スタイリッシュなデザインでファッション性が高い
- クリアな音質を保ちつつボリュームだけを下げる
- イヤーピースの種類が豊富
- 長時間使用しても耳が痛くなりにくく、ムレにくい
- 付属するアクセサリーを使えば、さらに5dBのノイズ低減が可能
- 4,990円とかなりお高め
Loop Earplugsとは
「Loop Earplugs」は、ベルギーのアントワープに本社を置くイヤープロテクター(聴覚保護機器)のブランドです。
アムステルダム、ニューヨーク、上海にオフィスがあり、従業員数は200名とのこと。
また、ユーザーは150ヶ国以上、400万人を超えるなど、世界中で愛されているイヤープロテクターメーカーとなっています。
現在展開されているラインナップはQuiet・Experience・Experience Plus・Engage・Engage Plusの5つであり、主な使用用途は以下の表のようになっています。
Quiet | 聴覚過敏、睡眠、集中、移動中 |
Experience・Experience Plus | 聴覚過敏・ライブ・イベント・集中・バイク |
Engage・Engage Plus | 聴覚過敏・社交の場・育児・会話 |
Loop Experience Plus について
・音質はそのまま、耳を保護しながら音楽を楽しめる
・形状記憶イヤーピース、シリコンイヤーピースが付属
・メタリックなカラーがオシャレ
・ノイズ低減をアップさせるアクセサリ「Loop Mute」が付属
今回レビューする「Loop Experience Plus」は主に音が大きいライブやフェスなどに適していますが、勉強や仕事に集中したいとき、外出時に静かな自分の空間に入りたい時、飛行機や電車で移動中に仮眠したい時など、さまざまなシーンで使用することができ、さらに聴覚過敏の症状で悩んでいる方も使用が可能です。
また、Loop Experience Plus のカラーラインナップは Glorious Gold・Midnight Black・Swinging Silver・Calm Pink・Rose Goldの4種類となっており、その日の気分やファッションによってLoop Experience Plus の色を変える、なんて洒落たことも出来ます。
Loop Experience Plus レビュー
では、ここからは早速レビューの方に移りたいと思います。
まずはパッケージ・付属品についてです。
パッケージ・付属品
こちらがパッケージになります。
表面には「READY TO RUMBLE」と「loop experience plus」がプリントされています。
ちなみに、「READY TO RUMBLE」は準備万端という意味です。
裏面には、上から「最大で18dBのノイズを抑えることができること」、「イヤーチップの大きさと、各音域でどれくらいノイズが低減できるか」、「ノイズ低減定格は7dBであること」などが記載されています。
イヤーチップの大きさと、各音域でどれくらいノイズが低減できるかは以下の表に記載しているので、参考にしてみてください。
各ノイズの低減力 | Hi:14dB Middle:18dB Low:18dB |
イヤーチップの大きさ | XS:10mm S:11mm M:12mm L:13mm |
開封するとイヤーチップ、ケース、付属アクセサリである「Loop Mute」が見えます。
上3つが形状記憶イヤーチップ、下3つがシリコン製イヤーチップとなっており、また上下四隅にはそれぞれ黒色、白色の後付アクセサリ「Loop Mute」があります。
本体デザイン
イヤープラグ本体のデザインはこちら。
最初からMサイズのイヤーピースが装着されているので、ケースから取り出せばすぐに使える感じです。
ちなみに、初期から付いているイヤーチップはシリコン製でした。
全体的にサラサラとした手触りで、リング部分やイヤーチップ付近を触ってもグニャグニャとしており全く固くないです。
Loop Experience Plus のサイズ感
比較のために、AirPods Pro と並べてみました。大きさで言うと、大体AirPods Pro の1/2~2/3くらいかなって感じです。
音質はクリアなのに、ボリュームは明らかに下がっている
「Loop Experience Plus」はライブやフェスなどで流れる大音量の音楽専用設計ということなので、実際にライブに行った際に装着して聞いてみました。
いざ装着したまま聞いてみると、たしかにボリュームは明らかに下がっているんですが、音質はほぼそのまま。
なんなら、いつもは音量が大きくて耳がビリビリとなってしまうんですが、Loop Experience Plus を装着するとそのビリビリが起こらないため、とても快適にライブ鑑賞をすることが出来ました。
「いくら音楽専用と言っても多少の音質劣化はあるだろう」と思っていたので、素直に驚きましたね。
特殊な機構でノイズを低減
Loop Experience Plus では、イヤーチップとフィルターの間にメッシュが入れられています。
Loop Eraplugsによると、「アコースティックチャンネルとメッシュの間に膜を組み合わせることで、音をフィルタリングし、音や話し声はクリアなまま、音量だけを抑える」とのこと。
このメッシュのおかげで、音質を維持しつつ音量だけを下げることが出来ているようですね。
長時間使用でもムレにくく、耳も痛くなりにくい
1回のライブはだいたい2〜4時間ほど。
その最中に耳が痛くなったり、ムレてしまって不快だから外してしまう、なんてことがあると耳栓としては意味がありませんよね。
僕の行ったライブは3時間ほどだったんですが、終始つけっぱなしでも痛くなりませんでした。
また、最初の1時間ほどはシリコン製のイヤーピース、後半の1時間半〜2時間は形状記憶のイヤーピースでライブ鑑賞をしましたが、特に「ムレてムレてかゆい…!」ということはなかったです。
「Loop Mute」を使えばさらなるノイズ低減が可能
Loop Earplugs の製品で”Plus”の名前がつくものは、付属品として「Loop Mute」と呼ばれるアクセサリが同梱されています。
今回のLoop Experience Plus に装着すれば、上限だったノイズ低減効果の-18dBが上限-23dBとなり、よりノイズ低減が強力になります。
試しに、黒色の「Loop Mute」と形状記憶イヤーピースを装着するとこんな感じです。
より黒色と金色の差がはっきりしてスタイリッシュになりますね。
安心の返品保証
Loop Earplugs公式サイトで購入した場合、100日間の返品返金保証が付きます。
加えて、もし購入して製品が合わなかった場合でも、100日間内であれば返品が可能。
イヤープラグとしては、4,990円とそこそこの値段ではあるので返品返金保証が付いているのは嬉しいですね。
Loop Experience Plus レビュー まとめ
今回は、音楽用ノイズリダイレクションイヤープラグ「Loop Experience Plus」をレビューしました。
ライブやフェスに行った後音が大きすぎてしばらく耳がキーンとして不快な方や、ちょっと自分の世界に入って集中したい方、ファッション性の高い耳栓が欲しい方、聴覚過敏の方は購入しても良いと思います。
お値段は4,990円と少々お高めですが、ここまでファッション生徒機能性を兼ね備えたイヤープラグはなかなかありませんからね。
また、現在Loop公式サイトではセールが実施中で、本来は4,990円ですが今なら4,590円で購入できます。
もし合わなかったとしても、100日以内であれば安心の返品返金保証付きです。
「気になってはいるけど、価格的になかなか手が出せない」、「自分に合っているかわからない」と思っている方がいましたら、この機会に一度手にとって見てはいかがでしょうか?
最後までご愛読いただきありがとうございました。
コメント