POCO F3はRedmi K40のグローバル展開モデルで、2021年から発売されているXiaomiの圧倒的なコストパフォーマンス誇る人気モデルです。
ハイエンドSoCであるSnapgragon870を搭載しながら3万円台で購入ができる破壊的なコストパフォーマンスが魅力の機種です。
本日はPOCO F3を実際に購入して使っみた実機レビューをお届けしたいと思います。
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POCO F3の注目ポイント
POCO F3の注目ポイント
- Snapdragon870搭載
- 6.67インチ AMOLED
- 4800万画素のトリプルカメラ
- 価格が3万円前後
ハイエンドモデルに比べると、カメラスペックやワイヤレス充電非対応など、ところどころ見劣りしますが、3万円後半という価格を考えるとスペックは恐ろしいほど充実しています。
1年前のハイエンドモデルに使われていたSnapgragon865の後継となるSnapgragon870を搭載していながら、価格が3万円〜4万円台で購入できる時点でコストパフォーマンスは抜群と言わざるを得ないでしょう。
気になるのは、MicroSD非対応や対応バンドが残念である点です。
POCO F3ははっきり映り込むほどの光沢背面
POCO F3の化粧箱と付属品
こちらがPOCO F3の化粧箱です。
イエローとブラックのカラーリングが施されており、なかなかオシャレな化粧箱です。
こちらがPOCO F3の付属品です。
POCO F3の付属品
- クリアケース
- USB-Cケーブル
- 充電器(33W対応)
- USB-C to 3.5mm変換
- シール
- SIMピン
- 説明書
クリアケースや33Wの急速充電対応の充電器が付属するなど、付属品は充実しています。
変換機はおまけで付属していました。
POCO F3の本体デザイン
POCO F3はMi11シリーズを踏襲されたデザインとなっています。
Mi11と並べるとこのようにカメラ構成が少し異なるだけど、デザインはかなり似通っていることがわかります。
背面は光沢仕上げとなっており、美しいほどにピッカピカなので、めちゃくちゃ反射します。
とてもエレガントな背面なのですが、指紋が付きやすいのが難点です。
重量196gありますが最近のハイエンドモデルの重さを考えると、特に重さで気にあるところはありません。
POCO F3の端子周り
側面には指紋認証兼用の電源ボタンとボリュームキーが配置されています。
こちらの指紋認証はデフォルトでは触れただけですぐに認証され、ロックが解除できます。
認証の精度、速度はとても高く全くストレスを感じません。
イヤホンジャックはなく、上下にはステレオスピーカーが搭載されています。
スピーカー性能はとても優秀で、迫力があります。ハイエンドモデルにも十分匹敵するレベルのスピーカーです。
POCO F3のカメラデザイン
特徴的なのがカメラデザインです。
レンズ周りを強調したデザインとなっており、実物を見ると意外とカッコいいと思ったのが正直な感想です。
レンズ部分は出っ張りは少なめですが、机に置くと少しだけガタつきます。
POCO F3のディスプレイはフルHD+解像度の有機EL
POCO F3のディスプレイ性能
POCO F3のディスプレイはFHD+解像度の有機ELディスプレイで、発色がよく、輝度も高くとても見やすいです。
Mi11と異なりフラットディスプレイなのも人によっては嬉しいポイントです。
また、120Hzリフレッシュレート対応なので全体的にヌルヌル動いてとても気持ちがいいです。
POCO F3のパンチホールカメラ
画面中央上部にはパンチホール型のフロントカメラを搭載しています。
サイズはかなり小さく、使っていて全く気になりません。
POCO F3はSnapdragon870による快適な処理性能
POCO F3のベンチマークスコア
POCO F3の魅力がハイエンドに相当するスペックを有するSoCであるSnapgragon870を搭載している点です。
Antutuベンチマークv9のスコアは約66万点と普段使いであれば余裕のありすぎる処理能力を持っています。
POCOに搭載されているMIUIはカスタマイズ要素が豊富でアニメーションが多用されているため、ミドルレンジ向けのSoCでは少し動作がもっさりしがちなのですが、POCO F3ではサクサク快適に動いてくれます。
POCO F3のソフトウェア
Xioami製のスマートフォンには全てXiaomiのカスタマイズOSであるMIUIが搭載されており、本ブログでもいくつかMIUI搭載機のレビューをしております。
基本的な動作はXiaomi製のスマートフォンと同じなのですが、1点異なるのがホームアプリがPOCPランチャーである点です。
アプリドロワーを色でカテゴライズするような面白い設定もあり、なかなかPOCOランチャーも楽しいです。
とは言いつつも、基本はMIUIなので全体的な動作はほぼ同じなので、カスタマイズ要素が多く楽しいUIとなっています。
POCO F3のカメラは超優秀とは言えないが及第点レベル
ややスペック抑えめだが、扱いやすいカメラ
POCO F3はフラッグシップモデルのようなド派手なカメラ性能ではなく、どちらかというとミドルレンジに近い性能となっています。
実際にPOCO F3で撮影した写真をご紹介します。
Xaiomi製のスマートフォンはAI補正で料理はかなり暖色系になりがちですが、POCO F3は過度な補正がなく自然な仕上がりです。
逆光耐性もなかなか良いです。
500万画素のマクロレンズ搭載で、望遠接写レンズとなっているた被写体と少し距離を置きながらマクロ撮影ができるのでとても扱いやすいです。
標準レンズと超広角レンズ(800万画素)を比較したものです。
標準レンズに比べると全体的に暗く、繊細さに欠けています。
個人的に気に入ったのが夜景性能です。
明るい屋外の写真は格安モデルでもそれなりにいい写真が撮れますが、夜景になると全く役に立たないものがほとんどです。
その点POCO F3は全体的にかなり明るく撮れていますし、ノイズが目立ったり、処理が荒くなっている箇所もほとんどありません。
ハイエンドモデルに比べると少し見劣りしてしまいますが、十分実用的な夜景性能です。
POCO F3 カメラの操作性能
POCO F3のカメラの画質はもちろんですが、起動から撮影までの速さがとても優秀な点が実はとても気にっています。
Redmi Note10 Proはカメラこそ優秀ですが起動やモードの切替にもたつく場面が多く、少しストレスを感じることがありました。
POCO F3はそんなことは一切なく、さっと出してパッと撮れる素晴らしいカメラとなっています。
POCO F3の動画性能
POCO F3は動画性能もなかなか優秀
フルHDおよび4K 30fps撮影時では手ブレ補正が有効になり、歩きながらの手持ち撮影でもほとんどブレのない動画を撮影することができます。
逆に60fpsだと手ブレ補正が効かないので、歩きながらの撮影には全く向きません。
ただ、POCO F3はマイクの集音性能が良いため、臨場感のある動画を撮影することができます。
また、マクロレンズで動画を撮影することもでき、迫力のある映像を撮ることができます。
マクロレンズで撮影できる機種はなかなか珍しいです。
POCO F3の電池持ちはなかなか優秀
POCO F3のバッテリー持ち
POCO F3は4520mAhの大型バッテリーを搭載しています。
ハイエンドプロセッサーは電池持ちが悪い傾向がありますが、Snapgragon870を搭載したPOCO F3の電池持ちはなかなか優秀な部類に入るかと思います。
カメラやSNSなどそれなりに使っても1日で半分程度の電池持ちです。
POCO F3の充電速度
POCO F3は付属の純正充電器を利用すると最大33Wの高速充電できます。
- 0分:バッテリー残量15%
- 30分経過後:バッテリー残量72%(+57%)
たった30分で50%以上充電ができるため、朝の準備時間の間にちょっと充電するような使い方でも全く問題ありません。
POCO F3の実機レビューまとめ 3万円とは思えない圧倒的なハイコスパ
POCO F3のレビューをお届けしました。
3万円後半という値段を考えると、現時点で販売されているAndroidスマートフォンの中でもコストパフォーマンスは群を抜いています。
最後にPOCO F3の良い点・イマイチな点をまとめておいます。
POCO F3の良い点
- ゴージャスなデザイン
- 迫力のあるスピーカー性能
- 反応良好な指紋認証
- Snapgragon870搭載
- 3万円後半
- FHD+有機ELディスプレイ
- 120Hzリフレッシュレート
- 簡単にきれいな写真が撮れるカメラ
- パフォーマンスに対して軽量な本体
- 優秀な電池持ち
- 33Wの高速充電対応
- 対応バンドが日本向けじゃない
- MicroSD非対応
- ワイヤレス充電非対応
対応バンドは少し残念ですが、Snapgragon870の性能と扱いやすい優秀なカメラを3万円後半で購入できるのはおそらくPOCOにしか不可能でしょう。
気になっている方はAliexpressやBanggoodなどでPOCO F3を調べてみてはいかがでしょうか。
最後までご愛読ありがとうございました。
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