POKITTER Relaks レビュー|Android TV搭載で使いやすいコスパ優秀プロジェクター

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動画配信サービスの充実によって、家庭でもプロジェクターを使って動画視聴したいという方は増えていると思います。

実際、最近は多くのメーカーから家庭用プロジェクターが販売されており、様々な価格帯の製品があります。

今回紹介するのは、その中でもコスパに優れたPOKITTER Relaksという家庭用プロジェクターです。

4~5万円台という価格ながら十分な性能を備えており、Android TV搭載なのでNetflixやPrime Videoなどを観ることができます。

本記事ではそんなPOKITTER Relaksの実際の使い勝手やメリット、デメリットなどをレビューしていきます。

Shino

スマホ系ライター・ガジェットブロガーのShinoです。
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本記事はメーカー様より製品提供を受けて記事作成しております。

今回、諸事情により日本向け現行モデルではなく、アップデート版の韓国向けモデルをレビューしています。
アップデート版は来年の春から夏ごろに日本でも発売されるとのことです。(細かいスペックの違いは後ほど紹介。)

POKITTER Relaks
総合評価
( 4 )
メリット
  • 家庭用プロジェクターとして十分な性能
  • Android TV搭載でアプリの数が充実
  • ファンの音が思ったより静か
  • 自動補正機能が便利
デメリット
  • 角度調整するなら三脚が必須
  • バッテリー非搭載で持ち運びやアウトドアには向かない
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POKITTER Relaksの概要

特徴・スペック

POKITTER RelaksはOSにAndroid TVを搭載した家庭用プロジェクターです。

POKITTER Relaks
image:POKITTER

Android TVを搭載しているので、NetflixやAmazon Prime Video、Disney+といった動画配信サービスのアプリをインストールして視聴することができます。

また、POKITTER Relaksはオートフォーカスや自動台形補正といった機能も搭載しており、狭い部屋などで斜めにしか置けないシーンでも自動で見やすく表示してくれます。

詳しいスペックはこちら。今回レビューしているアップデート版と現行モデルのスペックを並べています。

モデルPKT-K1A (Japan Version)PKT-K1A (韓国版)
OSAndroidTV 10AndroidTV 11
RAM2GB2GB
ROM8GB16GB
BluetoothBluetooth 5.1Bluetooth 5.1
光源LEDLED
輝度400ANSIルーメン600ANSIルーメン
解像度1920×10801920×1080
コントラスト比3000:13000:1
デジタルズーム50~100%50~100%
投影サイズ40-120インチ40-120インチ
アスペクト比16:9
4:3
16:9
4:3
オートフォーカス対応対応
自動台形補正対応対応
スピーカー10W×210W×2
接続端子HDMI 1.4
USB 2.0
AUX
HDMI 1.4
USB 2.0
AUX
動作温度5~35°C5~35°C
動作湿度15~85%(結露しないこと)15~85%(結露しないこと)
寸法21×14×17cm21×14×17cm
重量約1.5kg約1.5kg

分かりやすい違いではOSのバージョンと輝度がアップグレードされていて、その他基本的な仕様は同じです。

開封・付属品の紹介

POKITTER Relaks

POKITTER Relaksは青を基調とした箱に入っています。

Android TV搭載で様々な動画配信サービスを利用できることが大きくアピールされていますね。

POKITTER Relaks

こちらが内容物です。

本体の他には説明書と保証書、電源アダプターと電源コード、リモコンが入っています。

POKITTER Relaks

リモコンのボタンの種類や配置は現行モデルとアップデート版で少し変わっていて、アップデート版の方がリモコンでできる操作が多いです。

アプリを直接開けるボタンはYoutube、Netflix、Prime Video、Disney+の4つ。

リモコンは電池式ですが電池は同梱されていないので、別途単4電池を用意する必要があります。

本体の外観

続いてPOKITTER Relaksの本体を見ていきましょう。

POKITTER Relaks

本体は正面と背面が黒いメッシュ状のパネルになっていて、側面はシルバーとなっています。

非常にシンプルなデザインで、部屋に置きっぱなしにしても馴染みやすいと感じました。

POKITTER Relaks

正面側には投影するレンズとPOKITTERのロゴがあり、中央の小さなセンサーはオートフォーカス用のものです。

レンズの左側にうっすら見えているのが1つ目のスピーカーです。

POKITTER Relaks

背面側には上部に外部接続端子が並んでいます。

上半分のパネルは取り外すことができますが、故障の原因になるようなので開けることは推奨されていません。

写真の左下部分には2つ目のスピーカーが内蔵されています。

POKITTER Relaks

上部には操作ボタンがあり、電源のオンオフ、上下左右のカーソル操作、決定と戻る操作ができます。

もちろん、これらの操作はリモコンでも可能です。

POKITTER Relaks

下側には認証情報などの表示と、中央にネジ穴があります。

POKITTER Relaks

ネジ穴はカメラなどと同じ1/4インチサイズなので、ミニ三脚などを付けることができます。

投影方向を上下逆にもできるので、ダクトレールなどに吊るして使うこともできそうですね。

入力端子・外部接続

POKITTER Relaks

POKITTER Relaksの背面には以下の端子が設置されています。

  • DC電源
  • USB
  • HDMI
  • AUX

HDMIとAUXの間にあるのはIR=赤外線を受信する部分で、リモコン操作の際はここに向けて行う必要があります。

HDMI端子があるので、SwichやPS5といったゲーム機なども接続して使うことができますね。

POKITTER Relaks

また、POKITTER RelaksにはChromecast機能もあるので、スマートフォンを接続して動画のキャストやスマホ画面の投影が可能です。

POKITTER Relaks

Bluetoothにも対応しているので、ワイヤレスイヤホンを接続して音声を再生することもできます。

「スピーカーの音が近所迷惑になりそうで不安…」という方はワイヤレスイヤホンの接続がおすすめです。

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POKITTER Relaksを使って感じたメリット

家庭用プロジェクターとして十分な性能

POKITTER Relaks

価格が比較的安いプロジェクターですが、明るさや解像度などの性能は十分だと感じました。

特に暗い場所であれば全く問題ないですね。

今回はスクリーン無しで一般的な壁紙に投影しましたが、動画鑑賞は全く問題ありませんでした。

POKITTER Relaks

また、昼間でもカーテンを閉めた状態であれば全く見られないということはありません。

ただし、これは今回レビューしているのが輝度が明るいアップデート版だからなのかもしれません。

600ANSIルーメンの本機でも昼間は「若干暗いかな…」と感じたので、POKITTER Relaksは基本的に暗所での使用がメインになるかと思います。

スピーカーの音質も特に安っぽさを感じることは無く、全体的な広がりも感じられました。

4~5万円台で買えるプロジェクターと考えると十分すぎる性能で、コスパは優秀だと思います。

Android TV搭載でアプリの数が充実

POKITTER Relaks

POKITTER RelaksはOSがAndroid TVなので、様々なアプリをダウンロードすることができます。

上の画像は初期状態でインストールされていたアプリですが、すでに結構充実していますよね。

POKITTER Relaks

また、Google Playストアから好きなアプリを追加でインストールすることもできます。

こちらもラインナップは幅広く、メジャーな動画配信サービスは揃っていたので、多くの方が満足できるでしょう。

安価なプロジェクターだと処理性能が低く、アプリの動作がもっさりということも多いですが、POKITTER Relaksの場合はそういったもっさり感はありませんでした。

ファンの音が思ったより静か

プロジェクターなので、長時間使用していると当然発熱します。

その場合にファンが動作して排熱を行いますが、この動作音が思ったより静かでした。

これまで、私自身家庭用プロジェクターを使ったことがありますが、映画などを観ているとファンの音で集中しにくいことがよくありました。

しかし、POKITTER Relaksのファンの音はそこまで大きくなく、映画などを観ていても集中が削がれることはありませんでした。

ファン音が全くしない、気にならないというわけではありませんが、動画鑑賞に支障が無いことは嬉しいですね。

自動補正機能が便利

POKITTER Relaksには自動補正機能があり、フォーカスと台形補正を自動で行ってくれます。

POKITTER Relaks

補正はPOKITTER Relaks正面のセンサーを使っていて、設定で自動補正をオンにしておけば壁に向けるだけで調整が行われます。

プロジェクターの補正は手動で行うと結構手間がかかるので、これらを自動で行ってくれるのは嬉しいポイントです。

また、水平方向の台形補正もできるので、部屋が狭くてプロジェクターを壁やスクリーンの正面に配置できない場合にも便利です。

POKITTER Relaks

ちなみに手動での補正も可能で、自動補正の結果が気に入らなければリモコンを使って細かい調整もできます。

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POKITTER Relaksを使って感じたデメリット

角度調整するなら三脚が必須

POKITTER Relaks

POKITTER Relaksには本体にスタンドなどが無いので、角度や向きを調整するには三脚などを用意しなければなりません。

下部に1/4インチネジの穴があるので三脚の使用が元々想定されているのかもしれませんが、別途用意しなければいけないのはデメリットに感じる方もいらっしゃるでしょう。

また、本体にスタンドが付いていなくても、投影方向を調整する機能があれば角度調整ができますが、そういった機能はありません。

POKITTER Relaksを購入する際は、合わせてミニ三脚などの購入も検討してみてはいかがでしょうか。

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バッテリー非搭載で持ち運びやアウトドアには向かない

POKITTER Relaks

POKITTER Relaksにはバッテリーが搭載されていません。付属のケーブルを使って背面の電源端子から電力供給をする必要があります。

そのため、近くにコンセントがある状況でないと基本的には使用できません。

屋内でもコンセントから離れた位置では使えませんし、キャンプなど屋外で使いたい場合は別途ポータブル電源などが必要です。

バッテリーを搭載していれば使い方の幅も広がるので、用途によっては購入の選択肢から外れることもあると思います。

一方でバッテリー非搭載だからこそ、重量を抑えらえたり、発熱制御がしやすかったりする点はメリットとも言えます。

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POKITTER Relaksの実機レビューまとめ

本記事ではコスパに優れた家庭用プロジェクターのPOKITTER Relaksをレビューしました。

Android TV搭載でNetflixやPrime Videoがスムーズに使え、それでいて画質などの性能も十分なプロジェクター初心者でも使いやすい一台だと思います。

POKITTER Relaksの定価は55,800円ですが、クーポンや割引があることが多く、基本的には4万円台で購入できるプロジェクターです。

実際の使い勝手は価格以上のものなので、コストパフォーマンスに優れたプロジェクターが欲しい方はぜひチェックしてみてくださいね。

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この記事を書いた人

大学に通いながら学生ライターとして活動しています!
スマホを中心にガジェットが好きで、特にPixelとGalaxyが好きです。
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