Redmi Note 10 Proは高いコストパフォーマンスで有名なXiaomiがつくった2021年期待のミドルレンジモデルです。
基本的なスペックはハイエンドモデルに匹敵するレベルの高いでありながら価格が34,800円に抑えられています。
私はグローバル版を入手しましたので、本日はXiaomi Redmi Note 10 Proの実機レビューをお届けしたいと思います。
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Redmi Note 10 Proの注目ポイント
こちらがRedmi Note10 Proの注目ポイントです。
Redmi Note10 Proの注目ポイント
- Snapdragon™ 732G搭載
- 6.7インチ有機ELディスプレイ
- リフレッシュレート120Hz対応
- 最大1億画素のクアッドレンズカメラ
- 充電速度33W
Redmi Note10 ProのBadポイント
- ワイヤレス充電非対応
- おサイフケータイ未対応
- 5G未対応
Redmi Note10 Proの値段
- 想定市場価格:34,800円前後
ミドルレンジでありながら、120Hzのリフレッシュレートに対応し、1億画素のメインカメラを備えて34,800円という価格設定が素晴らしいです。
充電速度も33Wと高速なので待ち時間も少なく助かります。
これと言った弱点がないのもRedmi Note10 Proの魅力です。
Redmi Note 10 Proの付属品および外観デザイン
Redmi Note 10 Proの付属品
こちらがRedmi Note 10 Proの付属品です。
Redmi Note10 Proの付属品
- 33W充電器
- Type-Cケーブル
- ユーザーガイド / 保証書
- クリアケース
- SIMピン
- 画面保護フィルム(貼付け済み)
33W対応の充電器とケーブル、クリアケースまで同梱されており、付属品はかなり充実しています。
グローバル版なのでACアダプタの形状が日本では使えないタイプですが、国内モデルは日本で使えるタイプとなっています。
TPU素材のクリアケースも同梱されています。
Type-Cポートを覆うタイプとなっているので、いちいち外すのが億劫な方はハサミでカットしたほうが良さそうです。
Redmi Note 10 Proのデザイン
今回購入したカラーがグラディエントブロンズです。
光の反射によって写り方が変わるブロンズカラーでとてもオシャレです。
ハイエンドスマートフォンに匹敵する高級感のあるデザインです。
背面はマット加工が施されています。
Galaxy Note20 UltraやiPhone12 Proなどのハイエンドモデルと同じ質感でカッコいいです!
フレーム部分は光沢仕上げで、上下のフラットな面はマット加工となっておりこちらも質感がかなり良いです。
上面にはイヤホンジャックが搭載されています。
この価格ながら上下にステレオデュアルスピーカーが搭載されています。
低音が少し弱い気もしましたが、3万円台という価格を考えると十分満足できるスピーカー性能です。
右側面に指紋認証兼用の電源ボタンと音量キーが配置されています。
Redmi Note 10 Proのカメラ
クアッドカメラはかなり存在感があります。
XiaomiのハイエンドモデルであるMi11に似たデザインとなっています。
カメラはかなり出っ張っています。
付属のクリアケースをつけることでレンズが直接触れる心配はなくなりますが、レンズ部分の出っ張りは解消しないため机においたときにガタつく点は注意が必要です。
Redmi Note 10 Proの本体サイズと重量
Redmi Note 10 Proは本体サイズこそ大きいですが、重量が193gと200gを切っています。
軽いとは流石に言えない重量ですがそこまで気になる重量ではありません。
Redmi Note 10 Proのディスプレイは120Hz対応の有機EL
Redmi Note 10 Proのディスプレイ品質
Redmi Note 10 Proは発色の良い有機ELディスプレイを搭載しています。
画面解像度も2,400 x 1,080 のFHD+とミドルレンジとしては十分すぎる性能です。
写真では伝わりづらいですが、液晶のRedmi Note 9Tと比較すると発色の良さに明確な違いがあるのがわかります。
Redmi Note 10 Proのリフレッシュレート
Redmi Note 10Proの目玉の1つが120Hzのリフレッシュレート対応です。
120Hzのリフレッシュレートは昨年のハイエンドモデルのトレンドでしたがXiaomiはこのトレンドをいち早くミドルレンジにも採用してきました。
ミドルレンジのSoCで120Hzのリフレッシュレートが快適に動作するのかとても心配でしたが、私が使っている限りは特に動作が不安定になるようなことはなくヌルヌルのディスプレイを堪能できています。
また、タッチサンプリングレートは240Hzなのでより早い動作が求められるゲームなどの用途でも問題ありません。
Redmi Note 10 Proのパンチホールカメラ
Redmi Note 10 Proはディスプレイ上部にパンチホール型のフロントカメラを搭載しています。
サイズはとても小さく普段遣いでは全く気にならない大きさです。
Redmi Note 10 Pro ミドルレンジとは思えない強力なカメラ性能
Redmi Note 10 Proのカメラスペック
Redmi Note 10 Proは4つのレンズを搭載しています。
Redmi Note 10 Proのカメラスペック
- 1億800万画素 広角カメラ f/1.9
- 800万画素 超広角カメラ FOV 118°f/2.2
- 500万画素 望遠接写カメラ f/2.4AF
- 200万画素 深度センサーf/2.4
ハイエンドモデルでも採用が少ない1億画素の広角レンズを搭載しており、センサーサイズも1 /1.52インチもスマートフォンとしては大きめのセンサーを搭載しているのでより多くの光を取り込むことができます。
また、接写(マクロ)レンズは望遠接写となっている点もポイントです。
Redmi Note 10 Proの作例
ここからは実際にRedmi Note 10 Proで撮影した写真をご紹介します。
Redmi Note 10 Proで料理を撮影するとAIが料理を自動認識し、暖色系の補正がかかります。
Redmi Note 9Tは料理を撮影すると青みがかった写真になってしまっていたので心配していましたが、Redmi Note 10 Proはそんな心配はなく美味しそうに撮れます。
逆光耐性も強く、とても扱いやすいカメラです。
ミドルレンジでは暗くなると途端にノイジーになりがちですが、センサーサイズが大きいためノイズは特に目立っていません。
目玉の1億画素ですが標準モードに比べて色味がかなり変わります。
1億画素で撮影した画像はギャラリーアプリで閲覧するときに108MPプレビューモードに切り替わります。
1枚目の通常モードではここまでしかズームできませんが、1億画素ならかなりズームすることができ、画質もそれなりの状態を維持することができます。
望遠接写(マクロ)レンズは一定の距離を保ちながら撮影できるため、とても扱いやすいです。
通常のマクロレンズは被写体にかなり近づく必要があり、カメラ自身が影を作ってしまう問題がありましたが、望遠接写なので影を作らずに撮影できるためマクロ撮影がとても楽しいです。
夜景性能もかなり良好です。
白飛びは抑えつつ、ノイズも少ないきれいな写真を撮ることができます。
Redmi Note 10 Proの動画性能
Redmi Note 10 Proの動作撮影は以下のモードが用意されています。
- 720P 30fps
- 1080P 30fps
- 1080P 60fps
- 4K 30fps
また1080P 30fps固定になりますが、手ブレ補正モードとスーパーマクロでの動画撮影も可能です。
手ブレ補正の強さはそこそこといったレベルで、動きながらの撮影時には有効にするとある程度は手ブレの少ない動画を撮影することができます。
また、Redmi Note 10 Proはマクロレンズで動画撮影をすることもできます。
なかなかここまで寄った動画撮るのは難しいとこがありますが、これもRedmi Note 10 Proの望遠接写のおかげですね。
また、Redmi Note 10 Proには動画撮影を楽しめるモードが沢山搭載されています。
例えば、1つの動画から被写体を複数合成するクローンモードなど動画撮影でもかなり遊べそうな機能もあります。
撮影には少しコツが必要でしたが、友達同士で楽しみながらクローン動画簡単に作れような遊び方ができそうです。
Redmi Note 10 Proのパフォーマンスは概ね良好だがもう少しパワーが欲しい気も
Redmi Note 10 Proのベンチマークスコア
Redmi Note 10 ProはSnapgragon732Gというミドルレンジの中では高スペックなSoCを搭載しています。
実際の使い勝手としてはアプリの切り替え、起動、スクロールなどは概ね快適です。
少し気になったのはカメラの起動とIMEの入力にもたつきをを感じることがあった点です。ミドルレンジとしては高性能なSnapgragon732Gですが全体的なスペックが高いため少し処理が重くなってしまう場面があるのは仕方ないかもしれません。
ただ、120Hzのリフレッシュレートのおかげでアニメーションが滑らかなので気持ちよく使うことができます。
ハイエンドモデルに比べると流石に見劣りしますが、タッチサンプリングレートが240Hzなのでゲーミング性能も優秀です。
キビキビした動作で快適にプレイすることができます。
Redmi Note 10 Proのソフトウェア
Redmi Note 10 ProはAndroidベースにXiaomiが独自でカスタマイズしたMIUIが採用されています。
ベースがAndroidなのでアプリの使い勝手など基本的な動きは同じですが、随所にXiaomiらしさが詰め込まれています。
細かいところまでカスタマイズできるため、自分好みカスタマイズしたい人にはおすすめのUIです。
Redmi Note 10 Proのセキュリティ認証
Redmi Note 10 Proは電源ボタンと兼用の指紋認証を搭載しています。
指紋認証の精度はかなり高く認証速度も早いです。
様々な機種の指紋認証を使ってきましたが、上位に位置する精度の高さ速度の速さです。
また、顔認証と併用も可能なので、ロック解除はとても快適です。
Redmi Note10 Proの指紋認証は指を置いた時点で反応しますが、設定でボタンを押したときのみ反応する方式に変更することができます。
Redmi Note 10 Proの電池持ちは標準的・33W充電は早い!
Redmi Note 10 Proのバッテリー持ち
実際にRedmi Note 10 Proを使ってみて、電池持ちはミドルレンジスマートフォンとしては一般的かと思いました。
ヘビーな使い方をしなければ約2日、ヘビーに使うと1日で電池が電池が切れる程度の電池持ち
Redmi Note9Tは触っていても電池が全然減らない感覚がありましたが、Redmi Note 10 Proは120Hzのリフレッシュレートも相まってどんどん減っていきます。
とはいえ、1日はしっかり使えるので、毎日充電すれば特に問題はないかと思います。
Redmi Note 10 Proの充電速度
Redmi Note 10 Proは付属の充電器を使えば、最大33Wの高速充電ができます。
- 充電時間30分:電池残量 24%⇨70%(+46%)
5020mAhの大容量バッテリーを搭載していますが、30分で46%の充電ができます。
通勤・通学前の朝の準備時間だけ充電するようなスタイルでも十分間に合うかと思います。
Redmi Note 10 Proの実機レビューまとめ 日本のミドルレンジではコスパ抜群
Redmi Note 10 Proのレビューをお届けしました。
国内版が34,800円で発売されるのを考えると、いま日本で発売されているスマートフォンの中ではコストパフォーマンスは頭一つ抜けているといった印象です。
最後にRedmi Note 10 Proの良い点、イマイチな点をまとめておきます。
Redmi Note 10 Proの良い点
- ハイエンドにも劣らないデザイン
- 高品質な有機ELディスプレイ
- 珍しいトリプルスロット
- 120Hzリフレッシュレート
- 240Hzタッチサンプリングレート
- ハイスペックなカメラ性能
- 扱いやすい望遠接写
- 必要十分なパフォーマンス
- 最大33Wの高速充電
- 爆速指紋認証
Redmi Note 10 Proのイマイチな点
- ワイヤレス充電非対応
- おサイフケータイ非対応
- 防水・防塵非対応
- 5G非対応
Redmi Note10 Proはどこで買える?
AmazonなどのECサイトおよびMVNOで取り扱いがされています。
かなり品薄が続いているようですが、IIJmioでは不定期で在庫を補充しているようなのでチェックしてみると良いでしょう。
最後までご愛読ありがとうございました。
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