OPPO Find N2はOPPOの横折フォルダブルスマートフォンの2世代目にあたる機種です。
フォルダブルながらも本体サイズがコンパクトで、ディスプレイやカメラ性能など随所の前作からしっかりと改善された期待の1台です。
私はメインスマホとしてGalaxy Z Fold4を愛用しており、フォルダブルスマートフォンにハマってしまった人間です。そんな私がOPPO Find N2を使ってみて感じたメリット・デメリットの実機レビューをお届けしたいと思います。
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OPPO Find N2の注目ポイント
- 持ちやすいコンパクトのサイズ感
- 5.54インチと7.1インチの2つのディスプレイを搭載
- 高級感の高い優れたビルドクオリティ
- Snapdragon 8+ Gen1による高い処理性能
- 最大5000万画素のトリプルレンズカメラ
- MariSilicon Xによる強力な画層処理性能
- フォルダブルながら低価格
- メインディスプレイの縦横比が中途半端
- 大陸版が若干使いづらい
モデル | OPPO Find N2 | Galaxy Z Fold4 |
---|---|---|
ディスプレイサイズ | サブ:約5.54インチ メイン:約7.1インチ | サブ:約6.2インチ メイン:約7.6インチ |
解像度 | サブ:2120×1080 メイン:1920×1792 | サブ:2316 × 904 メイン:2176 × 1812 |
リフレッシュレート | 最大120Hz | 最大120Hz |
OS | Andorid 13 | Andorid 12L |
本体サイズ | 開いた状態:約132.2× 140.5 × 6.3mm 閉じた状態:約132.2 × 72.6 ×14.6mm | 開いた状態:約155.1 × 130.1 × 6.3mm 閉じた状態:約155.1 × 67.1 ×14.2~15.8mm |
重量 | 約237g(ガラス) 約233g(革) | 約263g |
バッテリー容量 | 4520mAh | 4400mAh |
充電速度 | 67W SuperVOOC 2.0 | 最大33W |
ワイヤレス充電 | 非対応 | Qi規格対応 |
CPU | Snapdragon 8+ Gen1 | Snapdragon 8+ Gen1 |
メモリ | 12GB/16GB | 12 GB |
ストレージ | 256GB/512GB | 256GB/ |
メインカメラ | 標準:50MP f/1.80 超広角:48MP f/2.2 望遠:32MP f/2.0 光学3倍 | 標準:50MP f/1.85 超広角:12MP f/2.2 望遠:10MP f/2.4 光学3倍 |
フロントカメラ | 50MP f/1.8 | サブ:4.0MP f/1.8 メイン:10MP(UDC) |
SIM | DSDV | nanoSIM×eSIM |
5G | sub-6 | sub-6,ミリ波 |
認証 | 指紋・顔 | 指紋、顔 |
Felica | 非対応 | 対応(国内版) |
防水 | 非対応 | IPX8 |
価格 | 約16万円〜 | ドコモ:249,700円 au:249,960円 |
カラー | クラウド ホワイト プレーン ブラック パイングリーン | グレイグリーンのみ |
OPPO Find N2は前作に続き、サブディスプレイサイズが5.54インチ、メインディスプレイが7.1インチなので他社のフォルダブルスマートフォンと比べると一回り小さいです。
重量は約237gなのでGalaxy Z Fold4よりも30g程度軽く、折り曲げられないiPhone14 Pro Maxの240gよりも軽いです。フォルダブルスマートフォンは特性上、重くなりがちなので軽いことは大きなメリットです。
本体のサイズは前作OPPO Find Nからほぼ変わらず、サブディスプレイのリフレッシュレートが60Hzから120Hzへアップグレードされました。
SoCはSnapdragon 8+ Gen1を搭載し、充電速度は最大65Wとかなり高速、カメラ性能も引き上げられ広角レンズは4800万画素 IMX581、超広角レンズは5000万画素 IMX766、2倍ズーム望遠レンズを搭載し、ハッセルブラッド社との共同開発によるMariSilicon X NPUチップによる画像処理エンジンを搭載しています。
前作のネガティブ要素を潰しつつ、Galaxy Z Fold4などの他社のフォルダブルとはサイズ感や重量、価格面で差別化が図られた丁度よいフォルダブルスマートフォンとなっています。
OPPO Find N2 付属品・デザイン
時代の流れに逆らう化粧箱
こちらがOPPO Find N2の化粧箱です。大きさ、厚さどちらもタブレット端末級のサイズ感となっています。
うぉぉぉ!
— しみたく (@Gadget_Simitaku) January 29, 2023
まめこさんよりOPPO Find N2購入しました😂😂😂
化粧箱ヤバすぎ🤣🤣🤣 pic.twitter.com/L4MA1Ziivf
開閉と連動して中身が盛り上がってくる凝った仕様となっており、この時点で購買欲が満たされます。
付属品は充電器、充電ケーブル、ケースなどフルラインナップとなっており、環境負荷を考慮した質素倹約な潮流を嘲笑うのような超豪華仕様です。
純正ケースはレザーのような質感でロゴが印字されています。
フォルダブルは形状が特殊なためケースが高くなりがちなので、同様な種類のケースを買おうとするとかなり高いと思います。このクオリティのケースが付属しているのは非常に嬉しいポイントです。
67W SuperVOOC 2.0対応の充電器およびケーブルが付属しているのも嬉しいポイントです。ただ、サイズはかなりゴツく干渉しがちです。
OPPO Find N2の本体デザイン
今回はOPPO Find N2のホワイトカラーを購入しました。
すりガラス調の背面素材にわずかにクリーム色の暖色系のホワイトカラーは宝石のような輝きを放っています。
カメラ周りのデザインはOPPO Find X3 Proを彷彿とさせる緩やかに盛り上がったデザインです。
折りたたんだ状態ではヒンジ部分に空間が存在しない完全なフラットな構造となっています。
Galaxy Z Fold4はヒンジ部分に空間が生まれてしまい台形型となるため、OPPO Find N2のほうが見た目の美しさは非常に高いです。
素晴らしい造形美🥰
— しみたく (@Gadget_Simitaku) February 19, 2023
OPPO Fimd N2 pic.twitter.com/lxYAVzFfQl
OPPO Find N2で特筆すべきはそのコンパクトさです。
Galaxy Z Fold4の縦長形状と比べるといかにOPPO Find N2がコンパクトなのかがよくわかります。
サイズ的にはiPhone13 miniとかなり近いのですが、手元の実機がないので14 Proとの比較です。
iPhone14 Proですがハイエンドスマートフォンとしてはコンパクトな部類に入りますが、更に一回りも二周りも小さいことがよくわかります。
折りたたみ時の厚みは14.6mmとなり一般的なスマートフォンと比べると分厚いです。
ただ、Galaxy Z Fold4(15.8mm)を使っている身からするとたったこれだけの違いでもポケットの中ではっきりとその違いを体感できます。
Galaxy Z Fold4はポケットに入れているとゴツくどうしても気になりがちでしたが、縦横のサイズのコンパクトさも相まってOPPO Find N2はそこまで野暮ったい感じはありません。
ちょっと厚いケースを着けたスマートフォンという感覚です。
1枚目 Galaxy Z Fold4
— しみたく (@Gadget_Simitaku) January 30, 2023
2枚目 OPPO Find N2
3枚目 iPhine14 Pro
やはりGalaxyはデカい😅 pic.twitter.com/EjnqsFOzei
側面フレームはダイヤモンドカットされたマットな質感となっており、こちらもかなり高級感があります。
ヒンジ部分には”Find N”の文字が印字されています。
ヒンジ部分はとてもスッキリとしています。前作からの軽量化はヒンジ部分の部品数減少したことによるものだそうです。
ヒンジは好きな位置で固定ができるのでスマホスタンド不要で自撮りやタイムラプス撮影が可能です。
OPPO Find N2のボタン・端子周り
折りたたんだ状態で右側面の下段に指紋認証兼用の電源ボタンと音量キーが配置されています。
OPPOスマートフォンは電源ボタンと音量キーは対称に配置されているため、どちらも同じ側面に配置されている珍しい機種です。
ただ、音量キーの位置はかなり上部に搭載されており正直使いづらいです。
本体サイズがコンパクトなため取り立てて押し辛いわけではないのですが、この位置による弊害がカメラでのシャッターボタンとして使うシーンです。
OPPO Find N2くんは音量キーが高すぎますね。
— しみたく (@Gadget_Simitaku) January 30, 2023
この弊害は片手で音量キーで写真を撮ろうとしたときにわずかに指が入り込むことです。
クイックにカメラを撮りたい人にはちょっと不便かも。。 pic.twitter.com/AdE4DBMaFI
片手で音量キーでのシャッターを切ろうとするとほぼカメラと同じ位置にあたるため僅かに指が映り込むことがあり、これが地味にストレスです。
開いた状態での底面にスピーカーが2基配置されています。
動画視聴ユースを見据えているためかスピーカー性能は非常に高く、迫力のあるリッチな音を楽しめます。ただ、持ち方によってはスピーカーが片側によってしまうため少しアンバランスになることもあります。
OPPO Find N2のディスプレイ
サブディスプレイ
サブディスプレイは5.54インチで縦横比は2:1なので少し横に長めのディスプレイとなっています。
FHD+解像度の有機ELディスプレイとなっており発色がよく美しいです。
ピーク輝度は1350 nitsと明るいため、屋外での視認性も良いです。(さすがにGalaxyには負けますが)
今となっては小さな画面サイズとなっていますが、開けば7.1インチの大画面をシームレスに切り替えできるため小さいことのデメリットはほとんどありません。
むしろ最近のスマホでは不可能とされている片手操作を難なくできるため、ハマったら抜け出せなくなる快適さすらあります。
メインディスプレイ
メインディスプレイは7.1インチの120Hz対応の有機ELディスプレイです。
サブディスプレイと同様にこちらも非常に美しいです。
OPPOの上手いところは、アニメーションを多用しており、フォルダブルならではのダイナミックなアニメーションをフォルダブルスマートフォンにうまく掛け合わせている点です。
これだけでもOPPO Find N2買ってよかったと思ってる😂 pic.twitter.com/5fLy10a8ch
— しみたく (@Gadget_Simitaku) January 30, 2023
こうした美しいアニメーションを見ているだけでも所有欲が満たされていきます。
ただ、縦横比はほぼ正方形の9.6:9なのでコンテンツ表示量は期待するほど多くはありません。
一般的な動画ファイルの視聴では上下に大きな余白が生まれますし、Twitterなどの縦スクロールUIにはそもそも向いていません。
それでも写真や漫画、活字読書は得意とするところですし、TwitterなどのSNSは画面分割表示をすることでスマートフォンと変わらない使い勝手で楽しめます。
Galaxy Z Foldの3分割ほどではありませんが、2画面分割表示も簡単にできるので、メインディスプレイを活かすも殺すもその人の使い方次第です。
メインディスプレイのインカメラはパンチホール型です。
Galaxy Z Fold4はUDC(画面埋込み型)なのでカメラが画面に溶け込んでいますが、その分画質が悪いため一長一短です。
OPPO Find N2は折り目が殆ど目立ちません。触れば僅かに凹んでいることはわかりますが、普段使いで気になることはありません。
Galaxy Z Fold4よりも折り目は目立たないという点ではOPPO Find N2に軍配が上がるのですが、この構造と引き換えにOPPO Find N2は非防水です。
OPPO Find N2のカメラ性能
OPPO Find N2のカメラスペック
OPPO Find N2は3つのカメラレンズを搭載しています。
- 広角: 5000万画素 IMX890
- 超広角:4800万画素 IMX766
- 望遠(2倍):3200万画素 IMX709
広角レンズは前作からスペックアップしており、Hasselblad社とのコラボとなっている点も特徴的です。
望遠レンズが2倍と控えめではあるが、フォルダブルハイエンドスマートフォンとしては十分なカメラ性能と言えるでしょう。
ここからは実際にOPPO Find N2で撮影した作例をご紹介します。
OPPO Find N2の作例
OPPO Find N2はフォルダブルにしてはは大きめのイメージセンサーを搭載しており、しっかりとしたボケ感のある写真を撮ることができます。
AIモードを手動で選択できますが、元々OPPO系の端末は画像処理で彩度を上げる傾向があるため、AIモードを利用すると不自然さが増すためこのモードは使っていません。
最短撮影距離が短く、至近距離での撮影では自動的にマクロモードに切り替わります。
マクロに切り替わると色味が変わり、全体的にノイズが目立ちますが、全体にピントが合うためくっきりとした写真を撮ることができます。
マクロ撮影はかなり寄れます。
飯撮りでも自動マクロに切り替わる頻度がかなり多いです。マクロモードでの料理撮影は色味が変なので、あまり美味しそうに撮れません。
Hasselbaldとのコラボによるものなのか、建物撮りはコントラストの効いた雰囲気のある写真が撮れる印象です。
2倍望遠レンズは実用的ですがメインレンズのピクセルビニングを使わないデジタルズームでも十分代用可能な気がするのであまり存在意義を感じません。
最大倍率は20倍ですがノイズが目立つので実用性は低いです。
LeicaとのコラボモデルであるXiaomi 12S Ultraとの比較です。
OPPO公式サイトではHasselbaldとのコラボによる忠実さをアピールしていますが、空の青さや建物の色彩、明度などはXiaomi 12S Ultraのほうが忠実な写りをしているような気がしました。
ハイエンドモデルであっても超広角レンズは手を抜いたモデルが多いですが、2年前の同社のハイエンドモデルに搭載してものを採用していることもあり、画角は広く画質も良いです。
ただ、強い逆光下でのゴーストが気になりました。
HDRもよく効いており、標準レンズ、超広角レンズともに明暗差の激しいシーンでも黒つぶれ白飛びの少ない写真を撮ることができます。
夜景モードでの作例がこちらです。
画質は非常に安定しており、日中帯の写真よりも夜景のほうが現実に忠実な印象です。このあたりはHasselbald社のノウハウが生きているような気がしました。
また、他のハイエンド機種では通常2~3秒程度かかるシーンがOPPO Find N2だと0.5秒〜1秒程度で撮影できとても快適です。
今回の作例のような風景でも手持ち撮影であればその効果は十分にありますし、夜の薄暗い室内でじっとしていられない子供を撮るときには被写体のブレをかなり軽減できるのでとても重宝しています。
1枚目 Xiaomi 12S Ultra
— しみたく (@Gadget_Simitaku) February 17, 2023
2枚目 Galaxy Z Fold4
3枚目 iPhone14 Pro
4枚目 OPPO Find N2 pic.twitter.com/zgyc3A5U2m
昼と夜の梅田
— しみたく (@Gadget_Simitaku) February 17, 2023
Shot On OPPO Find N2 pic.twitter.com/r7tGLM6MbR
もちろん超広角レンズでの夜景撮影も優秀です。画角を広く撮りたい都市夜景などでは超広角での夜景モードがとても良い仕事をしてくれます。
一般的に超広角でのナイトモードは標準レンズよりも撮影時間が長くなるのですが、OPPO Find N2では超広角レンズのナイトモードも短時間でサクサク撮れます。
Shot on OPPO Find N2 pic.twitter.com/dCdYflpOut
— しみたく(@Gadget_Simitaku) February 17, 2023
カメラ総評
望遠レンズの倍率が控えめではありますが、フォルダブルスマートフォンとしては非常にスペックの高いカメラを搭載しており、Hasselbaldとのコラボによる独特な雰囲気を感じられる楽しいカメラです。
ただ、Android標準の電源ボタン2度押しでのクイック起動が削除されてるため、カメラの起動方法が定まらないのが玉に瑕です。
また、望遠レンズの倍率が2倍なのであまり存在意義を感じないところも残念です。次のモデルでは最低でも3倍望遠は期待したいところです。
OPPO Find N2の使い勝手
ベンチマークスコア
OPPO Find N2のベンチマークスコアは約100万点でした。
搭載しているSoCはSnapdragon 8+ Gen1なので非常に高い処理性能を誇り、普段使いでの動作はキビキビ快適に動作します。
ColorOSはかなりiOSに近いデザインやUIとなっており、良い意味でアニメーションもiOSのようなヌルヌル動く感覚があります。
フォルダブルらしいカスタマイズは豊富
OPPO Find N2にはフォルダブルの特性を活かした便利な機能がいくつか搭載されています。
2本指でスワイプすると画面分割モードが起動する機能や、メインディスプレイでアプリを起動している状態で閉じたときに上にスワイプするとサブディスプレイでそのアプリを継続して使える機能などはとても使い勝手がよく感じました。
ただ、メインディスプレイのサイズ間はAndroidスマートフォンとしては異形なので使い勝手が悪い場面もまれにあります。
例えば”楽天市場”のアプリは標準では画面サイズが対応しておらず横に余白が生まれています。
右上のアイコンをクリックすると全画面表示に拡大ことができるのですが、ここでも問題があります。
対応していないアプリを全画面表示した場合、アプリによっては強制的に横表示となり、いちいち持ち替えなければいけません。これが普段使いではかなり面倒です。
Galaxy Z Fold4でもデフォルト設定では同じ挙動をするのですが、ラボ機能で強制的に縦画面表示することができるためメインディスプレイの使い勝手はGalaxy Z Fold4のほうが使いやすいです。
サブディスプレイの使い勝手が良い
OPPO Find N2を触っていて実は一番気に入っているのがサブディスプレイのサイズ感です。
勘違いされがちなのがフォルダブルスマートフォンは大きなディスプレイがメインディスプレイと呼ばれるため、開いて操作する時間が多いのかと思いきや、実際はほとんどの時間を折りたたんだ状態で使っています。
開くのが面倒だったり、スマホと同じディスプレイサイズであるサブディスプレイのほうが使い勝手が良かったりするからです。
Galaxy Z Fold4のサブディスプレイは異様な縦長ディスプレイでどうしても使いづらさを感じる場面があるのですが、OPPO Find N2のサブディスプレイはサイズこそ小さいものの、横の長さが一定確保されているため情報量・取り回し面が両立されておりとても使いやすいです。
ぶっちゃけ、OPPOさんにはこのサブディスプレイのサイズでフォルダブルじゃない小型ハイエンド機種を作って欲しいところです。
随所に中国仕様
執筆時点でOPPO Find N2はグローバルモデルは発表されておらず、中国大陸版なので随所に使いづらさが残ります。
日本語はデフォルトで利用できますし、Google Mobile Serviceはapk手動でインストールできるため、致命的な問題はないのですが、設定に中国語は併存してしまう点や、対応アプリの問題などがあります。
デフォルトアプリを変更できない物が多く、ブラウザやホームアプリがOPPO標準のものとなります。アシスタントアプリもGoogleアシスタントではんくOPPOのアシスタントである”Breeno”に固定されているため使いづらいです。
OPPO Find N2にはフレックスフォームトードという、フォルダブルの特性を活かした独自機能が搭載されています😂
— しみたく (@Gadget_Simitaku) January 30, 2023
なんと、サポート対象アプリはありません🤣🤣🤣 pic.twitter.com/AEJRdawVHT
ColorOSのホールアプリええな😁
— しみたく (@Gadget_Simitaku) January 31, 2023
このフォルダ使いやすい😂 pic.twitter.com/Jdi5JLOSht
個人的にIMEのGboardの挙動がおかしいところが一番のストレスポイントです。(中国版かどうかは無関係かも)
OPPO Find N2でGboardを使ったときに起こってる割とウザイ事象 pic.twitter.com/YMlTbJkorI
— しみたく (@Gadget_Simitaku) February 18, 2023
OPPO Find N2の電池持ち
電池持ちはとても優秀
OPPO Find N2のメインディスプレイでYoutube動画を流し続けたときの電池消費量がこちらです。
- 再生開始:86%
- 30分後:82%(−4%)
- 60分後:78%(−8%)
- 90分後:75%(−11%)
メインディスプレイで動画を流しっぱなしで1時間あたり8%の電池消費なので、省エネな部類かと思います。
どうしてもメインディスプレイでコンテンツ再生すると電池消費量は増えることになりますが、メインディスプレイだからといって電池持ちが悪いようなことは無さそうです。
また、普段使いでの電池消費量がこちらです。
7~8割は折りたたんだ状態で使っていることもありますが、電池消費量はとても少なくガッツリつかっても丸1日は持ってくれます。
Snapdragon 8+ Gen1を搭載しているため、少し心配していましたが、電池持ちは優秀だと思いました。
67W SuperVOOC 2.0対応で充電速度はとても早い
OPPO Find N2は67W SuperVOOC 2.0に対応しています。
付属の充電器を使ってみたところ、電池残量9%からわずか30分で93%まで充電できました。
最近では100Wを超える充電速度を誇る機種もあるため、爆速とまでは言えませんがGlaaxyやPixel、iPhoneなどの人気メーカーに比べると充電速度は非常に速いです。
OPPO Find N2のレビュー まとめ
OPPO Find N2の実機レビューをお届けしました。
フォルダブルながら普段使いは小型ハイエンド機種と同等のサイズ感で、必要なときだけ7.1インチの大画面になるのは非常に満足度が高いです。
メインディスプレイの画面比率の問題から、活躍するシーンが限定されてしまうのが残念なポイントですが、それを補うサブディスプレイの使い勝手の良さが本機の魅力です。
Galaxy Z Fold4の厚さは使っているうちに嫌気が差してきますが、OPPO Find N2を使っている限りではサイズ感への不満は一切ありません。
むしろ他のAndroidスマートフォンよりも縦横は小型なので取り回しは良いと言えるでしょう。
カメラ性能、ディスプレイ性能が引き上げられ非常に完成度の高いフォルダブルスマートフォンです。グローバル版に期待です。
最後までご愛読ありがとうございます。
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