今年の3月にGalaxy S22 Ultraを購入しかなり愛用していたのですが、Galaxy S22にメインスマホを乗り換えました。
この2機種で迷っている方も実は多いのかなと思い、本日は私がメインスマホをGalaxy S22 UltraからGalaxy S22に買えた理由について解説できればと思います。
ガジェットブロガーのしみたくです!Twitterやってます!
Galaxy S22を1ヶ月感使ってみて感じたデメリットをこちらの記事で解説しています。正直言ってかなり期待はずれでした。
本記事で触れている内容と合わせて読んでもらえると幸いです。
Galaxy S22 UltraからGalaxy S22に乗り換えた理由
Galaxy S22のサイズ感が抜群に丁度よい
Galaxy S22 UltraからGalaxy S22に乗り換えた1番の理由がサイズ感です。
私はスマートフォンのサイズ感を考える上で、横幅の長さを重要視しています。なぜなら片手持ちをした際にしっかりホールドできるかどうかが安心してスマホを使う上で大事だからです。
Galaxy横幅比較
- Galaxy S22:70.6mm
- Galaxy S22 Ultra:77.9mm
理想の横幅は手の大きさで異なるかと思いますが、個人的には70mmまでが理想だと思っており、Galaxy S22の70.6mmなら十分許容範囲内です。
ちなみにサイズ感で私が抜群に気に入っているPixel4と並べるとほぼ同じサイズ感であることがわかります。
また、Xperia1 ⅢとXperia5 Ⅲでは横幅は以下のとおりです。
Xperia
- Xperia1 Ⅲ:71mm
- Xperia5 Ⅲ:68mm
Xperiaは縦長筐体を採用しているため、横幅という点では画面サイズの大きな1シリーズでもかなり持ちやすいです。特にXperia 5 Ⅲは68mmとかなりスリムな横幅ということもあり片手持ちのグリップ感は抜群だと思っています。
また、Galaxy S22はS21に比べて0.6mmほど横幅がスリムになっています。
たった0.6mmに思えますがこの0.6mmの影響は大きいです。欲を言えばなんとか70mmを切るサイズ感を期待したいところです。
既に数日間Galaxy S22を使っていますが、特にこのサイズ感のちょうど良さを実感するのは自転車に乗っているときです。
私は右ポケットにスマートフォンを入れているのですが、Galaxy S22 Ultraではポケットがパンパンになるため、信号待ちなどのちょっとした時にスマートフォンを取り出そうとしてもかなり苦戦します。
取り出したあとも横幅が大きいためうっかり落としてしまわないように慎重に扱う必要もあり、どうしても取り回しづらさを感じていました。
それがGalaxy S22ではポケットにすっぽり収まってくれますし、取り出したときにもしっかりとホールドできとても安心感があります。
Galaxy S22 Utlraを購入する前からわかっていたことではありますが、いざ使ってみるとこのデカさが扱いづらいと感じてしまいました。
Noteライクなデザインが痛い・・・
Galaxy S22 Utlraの特徴がGalaxy Noteライクなデザインへと変わった点です。
Sシリーズは従来から四隅がラウンドした形状でしたが、Galaxy S22 Utlraでは角張った長方形デザインとなっています。
デザイン的な面ではこうような角張ったデザインのスマートフォンは意外と少ないため気に入っているのですが、実際に使ってみるとなかなか難しいところがありました。
Galaxy S22 Utlraをホールドするときに、角張った四隅の部分が手のひらに突き刺さるような感覚がありこれが地味に痛いです。
両手持ちであれば全く気にならないのですが、自分の使い方としてはこの持ち方をする機会が多く、日常的に使っている中でどうしても気になってしまいました。
Galaxy S22であれば四隅がラウンドしているためこの問題が起こることはありません。
必須な存在まではなれないSペン
Galaxy S22 Utlraから本体に収納できるようになったSペンのおかげでよりGalaxy Noteライクな使い方ができるようになりました。
Sペンの書き心地は非常に滑らかかつ快適で、使用感に全く不満は無いのですが、Sペンがこれからのスマホ選びに必須となるかと言われると、その答えは”No”です。
確かに指先では難しい細かい作業はSペンのほうが格段に快適なのですが、”じゃあ一体何をするのか”という話です。
イラストを描くには画面やペンが小さすぎるため大人しくiPadを買った方が幸せになれますし、カメラのシャッターや画面オフメモも便利ではありますが、無ければないで別の手段を取ります。
2年前に手荒れがひどくハンドクリームを多用していた時期にはGalaxy Note20 UltraのSペンの存在に感謝していましたが、幸運にも手荒れが落ち着いたのでその用途では不要となりました。
もちろんSペンがあることがGalaxy S22 Utlraのメリットですし、完成度も高いと思います。
ただ、Sペンが私の後ろ髪を引っ張るような存在に慣れたかと言うとそこまではなれなかったということです。
Galaxyの強みは洗練されたONE UI
いろんなスマートフォンを買っている私的に、Galaxyスマートフォンの最大の魅力はカメラでも、デザインでもありません。
Galaxyが搭載している”ONE UI”です。
ONE UIは一見はシンプルで必要最低限の機能を搭載しつつも、調べるとカスタマイズの幅がものすごく広く、本当にユーザーが求めているものを1つ1つ搭載した、自分にピッタリのUIを提供してくれるソフトウェアです。
GalaxyからXperiaやPixelなどに機種変更すると「あれもできないの?これものできないの?」とGalaxyが如何に多機能かつ便利な機能が豊富に搭載されていたかを痛感します。
その点を考えると、Galaxy S22 UtlraもGalaxy S22も搭載されているのは同じONE UI 4.0です。
Galaxy S22でもONE UIを堪能できるので、Galaxy S22 Utlraから替えてもいいと思いました。
光学10倍望遠ズームは諦めた
Galaxy S22 Ultraには光学3倍&10倍の2つの望遠レンズが搭載されていますが、Galaxy S22は光学3倍望遠レンズのみとります。
ここははっきり言いますが光学10倍ズームレンズだけは諦めました。
スマホで撮影したとは思えないクオリティ😊 pic.twitter.com/wOPEIMas4C
— しみたく🙆スマホオタクに憧れる一般人🤥 (@Gadget_Simitaku) April 30, 2022
Galaxy S22 Ultraの10倍ズームの正しい使い方😊 pic.twitter.com/UU1HNku7oE
— しみたく🙆スマホオタクに憧れる一般人🤥 (@Gadget_Simitaku) May 2, 2022
スマートフォンの薄型筐体でここまでの画を撮れるのはGalaxy S22 Utlraだけと言っても過言ではありません。
「10倍望遠なんていらないだろ?」と思うかもしれませんが、これについては”いる・いらない”の話ではなく、光学10倍望遠があるからこそ自分が撮れる写真の幅が広がります。
活かすも殺す自分次第です。
この光学10倍望遠が無くなることは残念でなりませんが、Galaxy S22の絶妙なサイズ感との天秤にかけた結果、Galaxy S22が勝ってしましました。
Galaxy S22の予想外にイマイチだった点
実際にGalaxy S22 UltraからGalaxy S22に乗り換えたわけですが、思っているよりも微妙だった点が1点だけあります。
それが電池持ちの悪さです。
Galaxy S22の電池容量は3,700mAhで最近のハイエンドモデルと比べるとかなり少ないです。※Galaxy S22 Ultraは5,000mAh
こちらが丸1日Galaxy S22を使ったときの電池の消費グラフなのですが、ディスプレイ点灯時はみるみるうちに電池がなくなっていきます。
体感の電池持ちはGalaxy S22 Ultraよりも2〜3割程度悪い印象です。
誤算だったのがこの電池持ちだと”丸1日持たないのではないか”という懸念です。
個人的にバッテリー持ちの最低ラインは”丸1日使っても電池が切れないこと”であり、どうせ朝方には充電をするのでそれ以上の電池持ちにはあまりこだわっていません。
最近使ったスマートフォンはこの丸1日のラインをクリアする機種ばかりだったので、Galaxy S22のこの電池持ちの悪さは想像以上でした。
リフレッシュレートを60Hzに変更するという手段もありますが、120Hzに慣れた人間にはONE UIの60Hzは耐え難いものがあります。アニメーションに独特の重さがあるので他の機種よりも残像が目立ちます。
電池持ちについてはいろいろと対策を講じる必要がありそうです。
Galaxy S22の予想外に良かった点
逆にGalaxy S22を使ってみて予想外に良かったのが画面の明るさです。
Galaxy S22 Ultraは最高輝度1750ニットという超明るいディスプレイを搭載していることもアピールポイントの1つで、このディスプレイは確かに明るかったです。
一方のGalaxy S22の最大輝度は1,300ニットで、この最大輝度でも直射日光下で全く問題なく画面が見えます。
ぶっちゃけXperia ⅢシリーズやPixel6シリーズなんかとは比べ物にならない明るさです。
「画面輝度なんて・・」という人もいるかも知れませんが、屋外で写真を撮ることが多い人にはピーク輝度は超大事です。
特にXperiaは高性能なカメラを搭載しているのに、屋外では画面プレビューが全く見えず構図が決まらないという致命的な弱点があるので、画面輝度は地味だけど重要な要素です。
やはりSAMSUNGのディスプレイは強いと痛感しました。
Galaxy S22買うならGalaxy S21でいいのでは?
今回はGalaxy S22 UltraからGalaxy S22に乗り換えましたが、ぶっちゃけこの理由ならGalaxy S21を選ぶほうが断然賢い選択です。
理由は以下の2点です。
- Galaxy S22とS21はほとんどスペックに差がない
- Galaxy S21は投げ売りでお買い得
実はGalaxy S22は前作にあたるGalaxy S21と比べるとデザインも大きな変更はなく、スペック的にはあまり進化しておらず、実利用で体感できるほどの差はないでしょう。
しかも、Galaxy S21は家電量販店で投げ売り対象となっており、乗り換えなら一括1円で購入できるほど価格が下がっています。
既に在庫が枯渇してきていますが、その分白ロム価格が安くなってきたので狙い目です。
Galaxy S22の価格は約12万円となっており、わざわざ高いGalaxy S22を選ぶ理由はないと思います。
そのため私はGalaxy S22 UtlraからGalaxy S22に乗り換えましたが、この記事を読んでくださっている方にはGalaxy S21を強くオススメします。
Galaxy S22 UltraからGalaxy S22に乗り換えた理由 まとめ
私がGalaxy S22 UtlraからGalaxy S22に乗り換えた理由を解説しました。
誤解されないように言っておきますが、Galaxy S22 Utlraは素晴らしく完成度の高い機種だと思っていますが、私の使い方だとコンパクトなS22のほうがマッチしていました。
Galaxy S22 Utlraは国内版は約18万円という超高価な買い物なので、自分の使い方をじっくり考えて最適なGalaxyを選びましょう。
最後までご愛読ありがとうございました。
コメント