Money Forwardは自分の持っているお金を集約し、いつどこでいくら使ったかを簡単に可視化できる家計簿兼資産管理アプリです。
私は毎月500円の有料プランを契約するほど愛用しています。
一方で、QRコード決済はPayPayをメインとして利用しているのですが、Money ForwardはPayPayと連携できないのが悩みの種でした。
ネット上で調べても手動で入力するというめんどくさい上に、漏れる可能性が有りすぎる方法しか出てこず諦めていたのですが、最近PayPayの利用内容をMoney Forwardに簡単に連携する方法を発見しました。
そこで本記事ではPayPayの利用明細をMoney Forwardと連携する方法をご紹介します。
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Money ForwardはPayPayとの連携に非対応
Money Forwardは執筆時点で2561もの機関との連携に対応しており、銀行からクレジットカード、ポイント、電子マネー、携帯、通販など豊富な連携先を用意しているのが魅力なポイントです。
PayPayを始めとする電子マネーでは、同じくQRコード決済を提供しているd払いやau Payとの連携には対応していますが、圧倒的なユーザー数を誇るPayPayとの連携には残念ながら対応していません。
そのため、PayPayで利用した明細をMoney Forwardと連携をしようとしてもそもそもPayPayとの連携すらできません。
PayPayで利用した明細を強引に連携する方法として、PayPayアプリの取引履歴から「共有>Money Forwardを選択」し明細を共有することで、日時や店舗、金額をいちいち入力せずにMoney Forwardに連携することができますが、取引を1件毎に共有が必要なためとても面倒くさいです。
しかし、次に紹介する方法であれば完全に自動化ではないもの、PayPayの利用明細をMoney Forwardに漏れなく連携することができます。
PayPayの利用明細をMoney Forwardに連携する方法
PayPayカード×PayPayあと払いで連携
PayPayカードを利用したPayPayあと払いで支払しPayPayカードとMonery Forwardを連携することで、Money ForwardにPayPayの利用明細を連携することができます。
PayPayではPayPayにチャージした残高から支払いを行う”残高払い”が標準の支払い方法ですが、”あと払い”として利用した分だけPayPayカードで後日支払いをすることができる支払い方法があります。
ここで注意が必要なのが、PayPayカードはPayPayで利用する方法として、通常の残高チャージとあと払いの2つの方法があります。
PayPayカードを利用して通常の残高チャージをしてしまうと他のカードでPayPayにチャージするときと同様に『PayPay 〇〇円(←チャージ金額)』という利用明細となってしまい、そこから先のPayPayでの利用内容を連携することができません。
しかし、PayPayカードをあと払いに設定すれば、Money Forward上では次のような形でPayPayの利用明細を確認することができます。
画像にある通り、PayPay決済をした1つ1つの利用明細がMonery Forward上に連携されています。
このように、PayPayでの支払いをPayPayカードでのあと払いに設定し、PayPayカードとMoney Forwardを連携させることでPayPayの利用明細を全てMoney Forwardに連携させることができるようになります。
PayPayカードとMoney Forwardを連携する際のデメリット
PayPayカードを利用することでPayPayの利用明細をMoney Forwardと連携ができるようになりますが2つほどデメリットがあります。
- 手動更新が必要
- 発行に審査が必要
①Money ForwardとPayPayカードは自動更新してくれない。
Money Forwardに登録しているクレジットカードや銀行口座など、大半の連携先は一度連携すると有効期限が切れるまでは全ての明細が自動で連携されます。
しかし、PayPayカードの連携は自動ではなく、連携をしたいタイミングで手動更新する必要があります。(連携ボタンをタップするだけですが・・)
全てが自動ではないとう点で少し使い勝手が悪いです。ぜひ自動での連携に対応して欲しいところです。
②PayPayカードの発行が必要
PayPayカードはクレジットカードなので一定の審査があります。そのため過去に滞納歴がある方などはそもそもカードの発行を断られてしまう可能性があります。
特に思い当たる節がなくてもクレジットカードの審査は落ちることがあったりするので、審査がある点が少し導入障壁を高めてしまいます。
連携方法
連携させる手順は以下のとおりです。
まずはPayPayカードを発行しましょう。
PayPayアプリからPayPayカードの申し込みが可能です。
PayPayカードとPayPayカード ゴールドの2種類ありますが、黒いデザインのPayPayカードでOKです。
審査が終わればカードが手元に届かない状態でもPayPayアプリからカード情報を確認することができます。
PayPayアプリとは自動で連携されるため、支払い方法をあと払いに変更します。
メインカラーが赤色から青色に変わればあと払いに切り替わっています。この状態で普通に決済すればあと払いでPayPayカードでの支払いとなります。
PayPayあと払いの設定が完了したらMoney ForwardをPayPayカードと連携させましょう。
Money Forwardアプリで「口座>+(追加)」にてPayPayカードを選択しログインIDとパスワードを入力して連携させましょう。
ここまで終わればPayPayカードで利用した明細がMoney Forwardで連携できる状態になります。
PayPayカードを利用したら好きなタイミングでMoney Forward上の更新ボタンをタップし、Money ForwardとPayPayカードを連携させましょう。
手動更新をすればPayPayカードで利用したPayPayの利用明細がMoney Forwardに表示されます。
以後、更新したいタイミング(数日時差があります)で手動更新を実施してPayPayカードとMoney Forwardを連携させます。
PayPayの利用明細をMoney Forwarddに連携する方法まとめ
PayPayの利用明細をMoney Forwardに連携するためにPayPayカードを利用する方法をご紹介しました。
PayPayのヘビーユーザーにはMoney Forward上でPayPayの利用明細を連携することは悲願です。
利用明細単位で表示することで家計簿アプリとしてのMoney Forwardの真価も発揮できるようになるので、PayPay愛用者にはこちらの方法で連携させることは超おすすめです。
PayPayカードであと払い設定するとPayPay STEPも0.5プラスされるので、PayPayとMoney Forwardを連携させたいと思っていた人はぜひお試しください。
最後までご愛読ありがとうございました。
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