ハイレゾ音源に対応する完全ワイヤレスイヤホンはまだまだ多くありません。
そんな中クラウドファンディングサイト”Makuake”でハイレゾ音源に対応した完全ワイヤレスイヤホン今年25周年を迎えるオーディオメーカーである”EDIFIER”から登場します。
本日はハイレゾ音源に対応した完全ワイヤレスイヤホン、Edifier NeoBuds Pro(応援価格:13,999円税込)のレビューをお届けします。
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Edifier NeoBuds Proの付属品・外観
ゴツいけどこだわりの詰まった化粧箱
こちらがEdifier NeoBuds Proの化粧箱です。ケース本体がデカデカとプリントされたなかなかゴツい化粧箱です。
こちらの化粧箱ですがなかなか凝った作りになっており、開けると引き出しがついており。
本体以外の付属品はこちらに収納されています。
付属品がこちらです。
- 本体
- USB-Cケーブル
- ポーチ
- イヤーピース(5種類)※製品版は7種類
- 説明書
基本的には通常の完全ワイヤレスイヤホンと入っているものは同じで、専用のポーチが入っている点が珍しいところです。
イヤホンに限らずですが、クラウドファンディングの商品は専用ポーチが用意されている場合が多く、このあたりにも開発者のこだわりを感じます。
愛嬌のある丸っこい充電ケース
こちらがNeoBuds Proの充電ケースです。
貝殻のような丸っこいデザインに、ベースの素材はプラスチックでサラサラした質感で滑りやすいです。
真ん中にはヘアライン加工されたアルミ系素材にロゴが印字されており、デザインにアクセントを与えてくれます。
ケースのサイズ感は少し大きめの印象です。
片手にすっぽりとはいきませんが、ポケットの中で邪魔になるギリギリの大きさでなんとか許容範囲内かと思います。。
手持ちのAirpods ProおよびJabra Elite 85tと並べてみました。
ケース本体が丸くなっている分、少し大きく感じます。
ケースを開ける部分には棒状のLEDライトが組み込まれており、ゆらゆらのかっこいい光を放ちます。
なかなかこの手のライトを搭載したイヤホンは見たことがありません。
背面にはType-Cポートが搭載されており、付属のケーブルを使って充電を行います。
スティック型でコンパクトなイヤホン本体
ケースを開けると写真のような形でイヤホン本体が収納されています。
形状はスティック型でケースと本体の隙間も確保されているのでとても出し入れしやすいです。
下部には物理ボタンが搭載されており、こちらのボタンで機器のペアリングを行います。
スティック型ですがスティック部分はかなり短く、スタイリッシュなデザインでとてもかっこいいです。
イヤホン本体はIP54の防水防塵設計となっており、運動や雨天時でも安心して使うことができます。
本体サイズはかなりコンパクトでとても軽いです。
耳へのフィット感もよく、WEB会議など長時間つけていても耳が痛くなりにくいです。
NeoBuds Proの音質
ハイレゾ音源対応でTWSでも迫力のある音質を実現
NeoBuds Proはダイナミックドライバーと Knowles 社製バランスド・アーマチュア(BA)ドライバーを組み合わせた「ハイブリッド方式」を採用しています。
ドンドンと迫力のある低音がしっかりと響きながら、はっきりと高音も飛び込んできます。
同価格帯(1万円〜2万円)の完全ワイヤレスイヤホンも沢山聞いてきましたが、低音の迫力、解像感の高さでは頭一つ抜けている印象です。
また、NeoBuds Proは24Bit/96kHzのHDオーディオに対応した「LHDCコーデック」に対応しています。
こちらは日本オーディオ協会(JAS)からハイレゾ認定を受けているコーデックでいわゆるハイレゾ音源を聴くことができるイヤホンということになります。
対応しているスマートフォンで、手持ちのハイレゾ音源や高音質ストリーミングサービスでハイレゾ音源を楽しめることもNeoBuds Proの魅力です。
NeoBuds Proのノイズキャン・外音取り込み性能
強さを選べるノイズキャンセリング
NeoBuds Proはアクティブノイズキャンセリングに対応しており、Low/Highの2つのモードをから選択できるのも特徴の1つです。
最大-42dBのノイズキャンセリング性能を有しており、着けた瞬間に周囲の雑音がサ〜と無くなります。
ノイズキャンセリングの強さはAirpods Proや2万円以上する完全ワイヤレスイヤホンに匹敵する強さです。
ノイズキャンセリングの強さはアプリで簡単に切り替えることができます。(イヤホン単体ではできません)
私の使い方では低ノイズキャンセルモードでも十分すぎるノイキャン性能で、高ノイズだと少し圧迫感を感じてしまいました。
このあたりは個人の好みがあるかと思いますので、選択できるのは嬉しいポイントです。
風切り音対策も○
ノイズキャンセリングを有効にすると風切り音が増幅されるモデルもありますが、NeoBuds Proは3つのマイクが相関して動作することで風切り音を抑制してくれます。
全く無音まではいきませんが、強風の中でもノイズキャンセリングは有効にしても普通に音楽を聴くことはできました。
外音取り込み機能もとても優秀
NeoBuds Proはイヤホンを装着したままでも周囲の音を取り込む外音取り込み機能を搭載しています。
外音の取り込みはとても自然で良くできていると感じました。
外音取り込み機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホンは数多くあり、ソフト加工されている感が強く残るイヤホンも少なくありませんが、NeoBuds Proの取り込み性能は違和感がなくかなり優秀かと思います。
NeoBuds Proの使い勝手
専用アプリで各種カスタマイズ可能
NeoBuds Proには専用アプリ”Edifier Connect”が用意されており、スマホと接続している状態で各種カスタマイズをすることができます。
Edifier Connect
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こちらのアプリ様々な操作ができますが主に使うのは以下の5つです。
- ノイズキャンセリングレベルの切替
- サウンドチューニング
- ゲームモードの切替
- タップのカスタマイズ
- タップ感度の変更
特に重要なのがタップのカスタマイズです。
NeoBuds Proはイヤホン本体にタッチセンサーが搭載されており、タップ操作で様々な操作を実施することができます。
- ダブルタップ 左/右
- トリプルタップ 左/右
割当られるトリガーは4つなので多くはありませんが、イヤホン単体で操作したい最低限のアクションは割り当てられるようになっています。
タップ判定が少し難しい
使っていて気になったのが、イヤホン本体のタップの難しさです。
ダブルタップで音楽スキップを割り当てており、よく使うのですがそれなりの頻度でタップミスをします。
感度を最大に設定しているのですが、イヤホン本体が小さいこともあり、少しタップ操作には慣れが必要かと思います。
マルチポイントには対応せず切り替えは少々面倒
NeoBuds Proは同時に複数の機器に接続するマルチポイント接続には対応していません。
そのため、スマートフォン、タブレット、パソコンなど接続する機器を切り替える際にはそれぞれのBluetoothの設定から切り替える必要があります。
ここで少し残念なのが接続を切り替えるためには、接続されている機器側で接続を解除しなければ別の機器に接続できない点です。
私はスマートフォンで音楽を聴いており、たまにPCでWEB会議に参加するのですが、PCとNeoBuds Proを接続しようとすると一度スマートフォン側で接続解除の操作が必要となります。
強制的に接続先を変えることができればもう少し使い勝手が良くなるのですが、このあたりが少し残念です。(今後のアップデート等で仕様変更される可能性はあります。
NeoBuds Proの電池もち
バッテリー持続時間は標準的
NeoBuds Proのバッテリー持続時間はANCオフで6時間、ケース併用で24時間です。ANCオンの場合は単体で5時間、ケース併用で20時間です。
単体で6時間の電池持ちなので基本的に困ることは無いかと思います。
持ち時間自体は他の完全ワイヤレスイヤホンと比べても標準的なレベルに留まっていますが、イヤホン本体のサイズ感を考えるとこのサイズで6時間はなかなか優秀かと思います。
NeoBuds Proのレビュー まとめ
NeoBuds Proのレビューをお届けしました。
最後にNeoBuds Proの良い点・イマイチな点をまとめておきます。
- こだわりの詰まった化粧箱
- スタイリッシュな本体
- ハイレゾ音源対応
- 迫力のある低音と解像度の高い音質
- 強力なノイズキャンセリング
- 自然な外音取り込み機能
- サイズに対して優秀な電池持ち
- ワイヤレス充電非対応
- タッチセンサーの精度が良くない
- 接続の切り替えが面倒
コンパクトの本体におしゃれなデザイン、ハイレゾ音源対応や強力なノイズキャンセリング搭載など13,999円という値段では考えられない性能を有しています。
タッチセンサーや切り替え周りなど気になるところもありますが、全体的な完成度は非常に高くコストパフォーマンスの高いイヤホンかと思います。
NeoBuds Proはクラウドファンディングサイト”Makuake”で先行販売されており、早期予約特典もございますので、気になる方はチェックしてみてください。
最後までご愛読ありがとうございました。
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