スマホやスマートウォッチ、スマートグラスなどといったウェアラブルデバイスで有名なHUAWEI(華為技術)。
そんなHUAWEIですが、10月24日に最新スマートウォッチである「HUAWEI Watch GT 4」を発売しました。
そして今回、去年と同様にHUAWEIさんから「Huawei Watch GT 4 46mm」をお借りできることになり、2週間ほど使用しました。
というわけで、今回は「Huawei Watch GT 4 46mm」のレビュー記事になります。
最後まで読んでいただけると幸いです。
本記事はメーカー様から製品の提供を受けて執筆していますが、忖度等はしておりません。
Huawei Watch GT 4 の特徴・スペック
Huawei Watch GT 4 は10月24日にHuaweiから発表されたスマートウォッチ。
価格は抑えつつも機能性やファッション性にも一切妥協しておらず、スポーツはもちろん、カジュアルな場面からフォーマルな場面まで幅広いシーンで活躍することができます。
ラインナップとしては、サイズが41mmと46mmの2種類、加えてその各サイズに3つのスタイルを用意されており、合計6つとなっています。
Huawei Watch GT 4のスペックについては以下の通りです。
製品名 | Huawei Watch GT 4 46mm / 41mm |
手首サイズ | 46mm:140-210 mm 41mm:120-190 mm |
重量(サイズ含まず) | 46mm:約48 g 41mm:約37 g |
ディスプレイ | 46mm:1.43 インチAMOLEDカラースクリーン 41mm:1.32 インチAMOLEDカラースクリーン |
ディスプレイ解像度 | 46mm:466 × 466ピクセル / PPI 326 41mm:466 × 466ピクセル / PPI 352 |
素材 | ステンレススチール |
ボタン類 | ホームボタン・サイドボタン |
充電速度 | 5V~9V DC/2A |
対応OS | Android 8.0以降 iOS 13.0以降 |
防水・防塵性能 | 5 ATM防水(ISO 22810規格) |
通信規格 | NFC:対応 Bluetooth:2.4 GHz、BT5.2とBR+BLE |
動作環境 | -20℃+45℃ |
バッテリー持続時間 | 46mm 通常使用で約14日間、ヘビーユースで約8日間 常時点灯機能を有効にした場合約4日間 41mm 通常使用で約7日間、ヘビーユースで約4日間 常時点灯機能を有効にした場合約2日間 |
マイク | 対応 |
スピーカー | 対応 |
付属品 | 充電クレードル(充電ケーブル含む)× 1 クイックスタートガイド / 保証とアフターサービスのご案内 × 1 |
Huawei Watch GT 4 のメリット・デメリット
Huawei Watch GT 4 のメリット・デメリットについては以下の通りです。
- バッテリー持ちが良い
- ステンレスのニブい反射がカッコイイ
- 文字盤が豊富で自分好みに設定できる
- マイク&スピーカー搭載でスマートウォッチ本体で通話が可能
- 日常使いでは十分な防水・防塵性能
- ベルトの長さ調整が少しやりにくいかも
- キャッシュレス決済に非対応
- ステンレスベルトは指紋や汚れが目立ちやすい
Huawei Watch GT 4 レビュー
それでは早速レビューをしていきます。
まずは外観・付属品についてです。
外観・付属品
パッケージはこんな感じ。
今回はステンレスモデルを提供して頂きました。
ウォッチ本体のプリント部分は、購入したウォッチのモデルによって異なりますがカッコイイですね。
開封すると本体とご対面。
矢印が書いてあるつまみを持ち上げると取り出しやすいです。
こちらが付属品。
左からクイックガイド、スマートウォッチ本体、調整用のベルト、ワイヤレス充電ケーブルが同梱されていました。
ワイヤレス充電ケーブルの規格はUSB-Type-Aでした。
個人的には、Type-Cであればもっと良かったのになぁと感じてしまいますね。
本体デザイン
正面から見るとこんな感じ。
Huawei Watch GT 4 46mm は左右対称の八角形デザインを採用されています。
これによって、前モデルのHuawei Watch GT3 よりも視認性を向上させるとともにより未来感のあるデザインを両立することができた、とのこと。
ベルトの留め具部分はこんな感じ。
「Huawei」の刻印がある上下を押し込むと、時計を腕から外すことができるような機構になっています。
こちらは本体右側面。
上側にはダイヤルボタン、下側にはサイドボタンが配置されていて、下側のサイドボタンに関しては自分の任意の運動モードなどを呼び出すことができるショートカットボタンのような役割を当てることができます。
ベルトの汚れが少し目立つかも
ステンレスベルトは高級感があって所有欲が満たされるのですが、少し汚れが目立ちやすい印象を受けました。
これは他のステンレスベルトでも同様のことなので、仕方がないと言えば仕方がないです。
もちろん、指紋などの汚れが付いてその汚れが消えにくいということはなく、適度に布や除菌シートなどでキレイにすれば全く問題ないと思います。
アプリの使い心地
Huawei Watch GT 4 は「Huawei Health」というアプリを使用することで、文字盤の変更やウォッチ本体の設定変更、Huawei独自のヘルス管理機能などの便利機能を解放することができます。
「Huawei Health」アプリのインストール方法や、ペアリングの仕方は説明書に記載がありました。
こちらの説明書に記載されているQRコードを読み取れば、iPhoneの場合はApp Store、AndroidであればPlay Storeに遷移するようになっています。
ペアリングは超簡単
Huawei Watch GT 4とスマホを接続するのはとても簡単。
インストールした後にアプリを開き、一番上にある「デバイスを追加」をタップするとBluetooth接続の許可を求めてくるので「許可」をタップ。
すると、周囲のHuawei製品を自動的に検索してくれます。
検索にヒットした場合は、こちらの画面のように接続するか否かを聞いてくるので「接続」をタップ。
このとき、ウォッチ本体の方でも接続を許可するか否かが表示されるのでチェックマークをタップして接続を許可してください。
あとは、待っているだけで自動的に接続をしてくれます。
文字盤の種類が豊富で自分好みに仕上げられる
接続が完了すると、ウォッチフェイスの変更やカスタマイズ、その他ヘルス機能や通知機能のカスタマイズを行うことができるようになります。
ウォッチフェイスを変更したい場合は、こちらの画面から「時計の文字盤」をタップします。
すると、こんな感じでHuawei Watch GT 4で利用できるウォッチフェイス一覧が表示されます。
無料のものを探したい場合は、「無料」と表示されているところをタップしてください。
ちなみに、僕が気に入ったのは無料の「Multifaced」というウォッチフェイス。
ムーンフェイズが表示されていてオシャレですよね。
健康モニタリングの種類が豊富
Huawei Watch GT 4 には、このように様々な健康モニタリング機能が搭載されています。
簡単にですが、1つずつご紹介しますね。
自分の睡眠の質を評価してくれる「Huawei TruSleep」
この「HUAWEI TruSleep」をONにしておくと、独自の睡眠モニタリング技術の採用により、深い睡眠、浅い睡眠、レム睡眠と覚醒状態を正確に認識でき、睡眠の質の評価及びアドバイスを受けられるようになるようです。
睡眠時であれば基本的にモニタリングが可能らしく、僕が昼寝したときでもデータが記録されていました。
「Huawei TruSleep」の詳しい説明については以下に公式サイトリンクを置いておくので、気になる方はチェックしてみてください。
心拍数を継続的にモニタリングしてくれる
Huawei Watch GT 4 には、継続的に心拍数をモニタリングする機能が搭載されています。
デフォルトではバッテリー持ちの観点からOFFになっているので、もしこの機能を使いたいのであればONにしておきましょう。
自動ストレステストでストレスをチェック
Huawei Watch GT 4 には、ストレスレベルを随時計測してくれる自動ストレステスト機能が搭載されています。
こちらも心拍数モニタリングと同様にデフォルトではOFFになっているため、ストレスレベルを計測したい方はONにしておきましょう。
ストレステストを有効にする場合、ストレス設定をパーソナライズするために補正をする必要があります。
「補正」をタップすると、12個ほど質問をされるため素直に答えていけば大丈夫です。
質問に全て答え終わると、ストレスレベルが自動的に計測され結果として確認できるようになっています。
血中酸素(SpO2)の自動測定機能も
Huawei Watch GT 4 には、血中酸素濃度(SpO2)を測定する機能が搭載されています。
こちらも先程の心拍数、ストレステストと同様にデフォルトではOFFになっているため、計測したい方はONにしておきましょう。
皮膚温度の測定もできる
こちらは医療用ではなく、あくまでデータ参照用とのことなので正確性に関しては分かりませんが、皮膚温の測定機能も搭載されているようです。
簡易的な体温計として使用するには良いかもしれませんね。
カメラのリモート操作も可能
Huawei Watch GT 4 には、リモートカメラアプリも搭載されていました。
タイマー機能もあるので、集合写真などを撮る時には重宝しそうですね。
約2週間使えるバッテリー持ち
Huawei Watch GT 4 46mm の場合、先程記載したスペックシートによると約14日間バッテリーが持続するとのこと。
実際に使用した感じ、バッテリー持ちはかなり良く1周間は余裕で充電せずに過ごせました。
ただ、AOD(常時画面点灯)モードで使用すると1週間持つか少し微妙な感じでした。
詳細なバッテリーテスト結果については以下の通りです。
AOD(常時画面点灯) | バッテリー持ち |
なし | 10/14→100% 10/18→74% 4日で26%のバッテリー消費 |
あり | 10/20→100% 10/22→67% 2日で33%のバッテリー消費 |
以上の結果のように、AODをONにしているとバッテリーがそこそこ速いペースで消費していきます(それでもApple Watchに比べると全然持つ計算にはなりますが)。
少しでもバッテリーを持たせたい方は、AODをOFFにするほうが良いでしょう。
ウォッチ側で通話もできる
Huawei Watch GT 4 はウォッチ本体にスピーカーとマイクを搭載しているため、両手が塞がってしまっているときや手が汚れてしまっているなどの状況でも通話をすることができます。
ただしこれはスマホと接続されているとき限定で、スマホと距離が離れると当然ノイズや音が途切れ途切れになることがあります。
試しにスマホとウォッチを離して通話テストを行ったところ、友人曰く「少し声が遠く聞こえる気がする」とのことでした。
もしウォッチ本体で電話に出たとしても、スマホとの距離感は意識したほうが良いと思います。
【Huawei Watch GT 4 レビュー】日常生活からビジネスまで幅広く使える最新スマートウォッチ。 まとめ
今回は、Huawei Watch GT 4 46mm を実際に使用してレビューを行いました。
AndroidとiPhoneのどちらでも使うことができ、バッテリー性能も必要十分、カジュアルからビジネスの場まで幅広いシーンで活躍できるスマートウォッチだと感じました。
また健康モニタリングやワークアウトの種類も豊富ですし、ここまで機能が充実しているにも関わらず、お値段は33,880円から。
ステンレスベルトモデルであれば54,780円と少し高くはなってしまいますが、それでもここまでの機能が搭載されていると考えればかなりコスパが良いのではないかと思いましたね。
もしこの記事を読んで参考になった、または気になる方がいましたら、ぜひ一度Amazonや公式サイトをチェックしてみてください。
最後までご愛読頂き、ありがとうございました。
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