OPPO Reno3 5Gの実機レビュー|日本で手に入る貴重なミドルハイレンジモデル

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OPPO Reno3 5G レビュー

OPPO Reno3 5Gはソフトバンクのみから販売されている日本では珍しいミドルハイレンジのスマートフォンです。

ミドルハイレンジとは5万円以下のミドレンジと10万円前後のフラッグシップの間に位置しており、フラッグシップが高すぎる今だからこそ注目されています。

本日は数少ないミドルハイレンジモデルであるOPPO Reno3 5Gの実機レビューをお届けします。

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OPPO Reno3 5Gの実機レビュー

充実の付属品

OPPO Reno3 5Gの付属品がこちらです。(写真以外にイヤホンと取り扱い説明書が付属しています。)

付属品
OPPO Reno3 5G 付属品
  1. TPU素材クリアケース
  2. VOOC対応急速充電器
  3. 充電ケーブル
  4. USB-Cタイプのマイク付きイヤホン
  5. 取り扱い説明書

付属品はかなり充実しています。

主流になってきたTPUクリアケースにVOOCに対応した充電器まで付属しているので新しいスマートフォンを購入したらそれなりにアクセサリーも必要ですが、OPPO Reno3 5Gは特に新しく買い揃える必要がありません。

OPPO Reno3 5Gのディスプレイには標準で画面保護フィルムが貼られています

カラーはミスティホワイトのみ

カラーはミスティホワイトのみ

気になる本体ですがカラーリングは『ミスティホワイト』の1色のみとなっています。

ホワイトを基調にしつつも、光の反射によってラベンダーのグラデーションカラーが輝き、大人な雰囲気のあるカラーリングです。

フレーム部分が薄っすらとラベンダーカラーになっておりこれもまたお洒落です。

フレーム

同系色は廉価モデルであるOPPO Reno3 Aにも用意されていましたが、あちらよりも一段と落ち着いた印象があります。

OPPO Reno3 A
OPPO Reno3 A

背面は指紋が付きにくいマット加工

背面は指紋が付きにくいマット加工

写真で伝えることがとても難しいのですが、OPPO Reno3 5Gの背面はガラスにマット加工が施されているため、サラサラした質感でとても感触が良いです。

マット加工なので背面を触っても指紋がほとんど目立ちません。

個人的にはこの背面加工は今まで触ったスマートフォンの中でトップクラスに気に入っており、今後はこのマット加工が主力になってくれると嬉しいですね!

ただ、ケースを着けるとあまり意味はないのが残念です。

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大画面ながらスリムで持ちやすい本体

大画面ながらスリムで持ちやすい本体

OPPO Reno3 5Gは6.55インチの大画面ながら横幅は72mmと少し縦長なサイズになっています。

OPPO Reno3 5Gのサイズ
  1. 縦: 159mm
  2. 横: 72mm
  3. 厚さ: 7.7mm
  4. ディスプレイ:6.55インチ

手の中にすっぽりと収まるとは流石に言えませんが、画面サイズの割にはしっかりと端末をグリップすることができます。

OPPO Reno3 5Gは3D曲面ディスプレイを搭載しているため、角が立たずとても持ちやすいです。

3D曲面ディスプレイ

90Hz表示対応の有機ELディスプレイ

90Hz表示対応の有機ELディスプレイ

OOPPO Reno3 5Gは2400×1080ピクセルの有機ELディスプレイを搭載しており、ディスプレイ品質は非常に高いです。

また、注目されているのがリフレッシュレート90Hzに対応している点です。

リフレッシュレートとは、1秒間あたりの表示回数のことで、高いほど滑らかな表示が可能となります。

60Hzがスマートフォンの標準とされており、OPPO Reno3 5Gは90Hz表示なのでより滑らかな表示ができます。

僕はフラッグシップの120Hz表示に慣れてしまっていたこともあり、90Hz表示に大きな感動を感じることができなかったですが、60Hz表示と比べると見比べると滑らかさの違いはしっかりと実感はできます。

存在感強めのクアッドカメラ

クアッドカメラ

OPPO Reno3 5Gには4つのレンズが搭載されています。

OPPO Reno3 5Gのレンズ
  1. 超広角 800万画素(f/2.2)
  2. メイン  4800万画素(f/1.7)
  3. 望遠  1300万画素(f/2.4) 
  4. モノクロ 200万画素(f/2.4)

最近のトレンドとして優秀なカメラは出っ張りが激しいというのがありますが、こちらも例外なくしっかりと出っ張っています。

本体の薄さが7.7mmということもあり、この薄さにこのレンズを埋め込むのはやはり難しいということですね。

OPPO Reno3 5Gで強化されたのが『ウルトラステディ』と呼ばれる手ブレ補正機能です。

メインレンズには『OIS+EIS』のハイブリッド手ブレ補正を採用することで、弱点であった手ブレ補正を大幅に改善しています。

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フラッグシップに劣らない優秀なカメラ

ここからは実際にOPPO Reno3 5Gで撮影した写真をご紹介します。

OPPO Reno3 5Gで撮影した写真

OPPO Reno3 5Gで撮影した写真
標準レンズで撮影

こちらはOPPO Reno3 5Gで撮影した味噌ラーメンです。茶色系統で難しい写真ですがかなり美味そうに撮れています。

OPPO Reno3 5Gで撮影した写真
標準レンズで撮影

河川敷からの写真です。OPPO Reno3 5Gはシーンを自動識別して適度な補正をしてくれますが、補正はそこまで強くはない印象です。

どちらかというと見たままの自然に近い写りをしています。

OPPO Reno3 5Gで撮影した写真
マクロレンズで撮影

珍しく超広角レンズにマクロレンズが搭載されています。

最大で2.5cmまで寄ることができます。マクロレンズはこうした『花』などの撮影時に重宝します。

OPPO Reno3 5Gで撮影した写真
夜景モードで撮影

OPPO Reno3 5Gにはウルトラナイトモードと呼ばれる夜景を明るく撮影できるモードが搭載されています。

写真下部はほとんど街灯がないにも関わらず全体的に明るく撮影できています。

いろんな、ミドルレンジモデルを使ってきましたが、やはり夜景モードはフラッグシップと比べ大きな差がある印象でした。

しかし、OPPO Reno3 5Gの夜景モードはフラッグシップに引けを取らない性能を持っていると感じました。

こちらは同じ構図でGalaxy S20 5Gで撮影したものと比べています。

やはりGalaxy S20 5Gのほうが全体的に明るく鮮明ではありますが、OPPO Reno3 5Gも地面の凹凸や草木までしっかりと表現できています。

OPPO Reno3 5Gで撮影した写真
ポートレートモードで撮影

OPPO Reno3 5Gは深度センサーを搭載していませんが、ポートレートモードではそれなりに自然なボケ味のある写真を撮影することができました。

OPPO Reno3 5Gは1300万画素の望遠レンズを搭載しており、5倍のハイブリッドズームが可能です。

5倍ズームまでなら実用に耐えうる画質を維持できています。やはり20倍までいくとさすがに粗が目立ちます。

手ブレ補正が大幅強化

繰り返しになりますが、OPPO Reno3 5Gで強化されたのが『ウルトラステディ』と呼ばれる手ブレ補正です。

試しに手ブレ補正を有効にした状態でうちの子を追いかけてみましたが、結構しっかり目に手ブレ補正が効いています

手ブレ補正が貧弱な機種は歩きながら撮影すると見るに堪えない動画になりますが、OPPO Reno3 5Gなら手ブレの少ない動画を撮影することができます。

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Snapdragon765Gの充分なパフォーマンス

Snapdragon765Gの充分なパフォーマンス

OPPO Reno3 5GのSoCにはSnapdragon765Gというミドルレンジの中でも上位のSoCが採用されています。

Snapdragonシリーズは番号が大きいほど性能が高くなります。
700番台がミドルレンジ向けのSoCとなっています。

海外では765Gを搭載したスマートフォンはいくつも発売されていますが、実は日本では執筆している現時点でOPPO Reno3 5Gのみで採用されているSoCになります。

今後auから発売されるMi 10 liteが2機種目のSnapdragon765G機種となります

Antutuのベンチマークスコアでも約33万点と普段使いなら十分すぎるパフォーマンスを有しています。

ベンチマークスコア

実際に触ってみて、ミドルレンジモデルで多く採用されているSnapdragon730Gと比べても違いを実感できるパフォーマンスでした。

730Gもとても優秀なSoCなのですが、たまにスクロールや読み込みにもたつきを感じるがありましたが、OPPO Reno3 5Gではそうしたことがほとんどありません。

僕個人的にはSnapdragon765Gはとても優秀なSoCで、フラッグシップモデルに採用されるSnapdragon865に比べ、性能こそ劣るものの、消費電力やコストの面で優位性があり、ほとんどの人はSnapdragon765Gの性能があれば満足できると思います。

もっと普及してもよいSoCだと思うのですが、765G機種が増えるとフラッグシップが売れなくなるのでメーカーと特にキャリは765Gの機種の採用には及び腰なのかもしれませんね。

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細かい使い勝手にも配慮

顔認証は爆速!指紋認証も優秀!

単純にスペックが高いのも良いところですが、細かいチューニングまでよくできているのがOPPO製品の魅力です。

顔認証は爆速!指紋認証も優秀!

特に優秀だと思ったのが『顔認証』です。

画面を点灯させてからロック画面が見える前に、認証が完了しているので開けたらいきなりホーム画面が表示されるレベルで爆速です。

もちろんロック画面をあえて表示させる設定もでき、このあたりのカスタマイズ性の高さもOPPO Reno3 5Gの使いやすいポイントです。

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『指紋認証』は流行りの画面内指紋認証で、こちらも精度はかなり良いと感じました。

Galaxyの指紋認証はぐっと押し込む必要がありましたが、こちらは軽く指を乗せるだけでもしっかりと反応してくれます。

丸1日は余裕で使えるバッテリー持ち

OPPO Reno3 5Gは4025mAhの大容量バッテリーを搭載しています。

使っている間の電池の消費は他のスマートフォンと同等もしくはそれ以下の消費量でバッテリーマネジメントは優秀だと感じました。

気になったのは画面OFF時の電池持ちですが、1時間に1.5~2%ほど消費しており、少し消費が早い印象でした。

とはいえ、結構ガシガシつかっても丸1日は余裕、頑張れば2日持つといったレベルの優秀な電池持ちでした。

大容量バッテリーならが、付属されているOPPO独自の急速充電器を使うことで約50分で満充電できます

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OPPO Reno3 5Gのイマイチなところ

ここまでOPPO Reno3 5Gの良い点ばかり紹介してきましたが、イマイチなところもやはりあります。

防水・防塵には非対応

OPPO Renoシリーズは防水・防塵仕様である点も特徴の一つでした。下位機種にあたるReno A,Reno3 Aは防水対応ですが、OPPO Reno3 5Gは防水には対応していません。

雨の日などの利用には注意が必要です。

5Gはミリ波非対応

OPPO Reno3 5Gはその名の通り5Gに対応しています。

しかし、5G対応と言っても対応しているのはSub-6のみとなっており28GHzのミリ波には非対応となっています。

5Gの恩恵をすべて受けることができない点は注意が必要です。

ただ、そもそも5Gがまだそこまで普及していないので5Gに期待しないほうがいいのかもしませんが・・

ワイヤレス充電非対応

OPPO Reno3 5Gはワイヤレス充電非対応です。使ってみると便利なので非対応なのは残念です。

Mirco SD非対応

残念ながらOPPO Reno3 5GはMicroSD非対応です。ストレージが128GBと大容量ですが自由に拡張できない点は残念です。

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OPPO Reno3 5Gの実機レビュー まとめ

長くなりましたがOPPO Reno3 5Gの実機レビューをお届けしました。

3週間近く使ってみて改めて、OPPO Reno3 5Gは全体的なバランスの良く完成度の高い機種だと思いました。

Softbankからしか購入できない難点はありますが、これだけの優秀な機種が6万8400円で手に入るというのは相変わらずOPPOのコストパフォーマンスの高さを思い知らされました。

最後までご愛読ありがとうございました。

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OPPO Reno3 5G レビュー

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この記事を書いた人

ガジェット好きサラリーマンブロガーしみたくです。愛用:Galaxy S23 Ultra サブ:iPhone14 Pro 年間200万円近くをAmazonや楽天で散財するガジェットブロガーの鑑です。スマホをメインに様々なガジェット情報をお届け!Twitter@Gadget_Simitaku、Instagram@shimitaku.gdやってま~す。

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