2021年の人気モデル”OPPO Reno5 A”の後継機種にあたる”OPPO Reno7 A”が発表されました。
OPPO Renoシリーズはおサイフケータイや防水などの日本人向けのカスタマイズが施された完全日本向けの独自モデルとなっており、OPPOが調べ上げた日本人の求めるものが詰め込まれた究極の日本人向けスマホとなっています。
縁あってOPPO Japanさんから発売前にOPPO Reno 7 Aの実機をお借りすることができたので、本日はOPPO Reno 7 Aを触ってわかったメリット・デメリットの実機レビューをお届けします。
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OPPO Reno7 Aの注目ポイント・スペック
OPPO Reno7 Aのメリット・デメリット
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- 刷新されたデザイン
- 6.4インチ有機ELディスプレイ搭載
- ディスプレイ内指紋認証
- 36ヶ月サクサク使えるシステム劣化防止機能
- おサイフケータイ・防水・MicroSD対応
- nanoSIM+eSIMのDSDV対応
- イヤホンジャック搭載
- カメラスペックは前作よりダウン
- 全体的にアップデートは少なめ
- 価格は1000円アップの44,800円
OPPO Reno7 Aは4万円台のミドルレンジスマートフォンとしては、突出して秀でたスペックではないもの、全体的に及第点をカバーしている優等生的なスマートフォンであると言えます。
処理性能を左右するSoCにはSnapdragon 695を搭載しており、少し物足りなく見えますがベンチマークスコアで考えると昨年のミドルレンジ〜ミドルハイレンジに相当するため使用感は悪くないです。
(参考)Snapdragon695搭載スマホ
- OPPO Reno7 A
- Xiaomi Redmi Note11 5G
- Motorola Moto g52j
- Xperia 10 Ⅳ
- AQUOS Wish2
実態がつかめないためなんとも言えませんが、36ヶ月サクサク使えるシステム劣化防止機能によりシステムの劣化具合が5%以内であると謳っているため、長く安心して使えるのも選ぶ際のポイントになるでしょう。
おサイフケータイやMicroSDに対応し、イヤホンジャックも搭載、eSIMにも対応しながら4500mAhの大容量バッテリーを搭載して44,800円はかなりコスパが良いです。
OPPO Reno7 Aのスペック詳細 (Reno5 Aとの比較)
OPPO Reno7 Aのスペック詳細がこちらです。Reno5 Aとの比較しています。(優れている箇所を赤字)
項目 | OPPO Reno7 A | OPPO Reno5 A |
---|---|---|
サイズ | 約W73.4×H159.7×7.6mm | 約W74.6×H162×8.2mm |
重量 | 約175g | 約182g |
SoC(CPU) | Snapdragon™ 695 5G | Qualcomm® Snapdragon™ 765G |
OS | ColorOS 12 | ColorOS 11 |
メモリ | 6GB(LPDDR4x) | 6GB(LPDDR4x) |
ストレージ | 128GB | 128GB |
外部ストレージ | MicroSD(1TBまで) | MicroSD(1TBまで) |
バッテリー容量 | 4,500mAh | 4,000mAh |
ディスプレイ | 約6.4インチ 有機EL | 約6.5インチ 液晶 |
ディスプレイ解像度 | 2400 x 1080 (FHD+) | 2400 x 1080 (FHD+) |
リフレッシュレート | 90Hz/60Hz | 90Hz/60Hz |
メインカメラ | メイン 約4,800万画素約(f/1.7)/ 超広角 約800万画素(f/2.2)/ マクロ 約200万画素(f/2.4)/ | メイン 約6,400万画素約(f/1.7)/ 超広角 約800万画素(f/2.2)/ モノクロ 約200万画素(f/2.4)/ マクロ 約200万画素(f/2.4)/ |
フロントカメラ | 約1600万画素(f/2.4) | 約1600万画素(f/2.0) |
生体認証 | ディスプレイ指紋認証/顔認証 | 背面指紋認証/顔認証 |
防水/防塵 | IP68 防水防塵 | IP68 防水防塵 |
おサイフケータイ® | 対応 | 対応 |
充電速度 | 18W(PD/QC) | 18W(PD/QC) |
ワイヤレス充電 | 非対応 | 非対応 |
イヤホンジャック | 搭載 | 搭載 |
WiFi | IEEE802.11a/b/g/n/ac | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
SIMカードタイプ | デュアルSIMスロット(MicroSDカード排他利用) au/UQ mobile/ワイモバイルはシングルSIM | デュアルSIMスロット(MicroSDカード排他利用) ワイモバイルはシングルSIM |
eSIM | 対応 | 対応 |
4G | TD-LTE Band 38/40/41/42 LTE FDD:1/3/4/5/8/12/17/18/19/26/28 | TD-LTE:38/39/40/41/42 LTE FDD:1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/26/28 |
5G | n3/n28/n41/n77/n78 | n3/n28/n77/n78 |
メーカー希望小売価格 | 44,800円 | 43,800円 |
スペックを比較をすると、前作であるOPPO Reno5 Aと比較すると実はあまり大きな違いがないことに気づきます。
スペックシート上には現れてきませんが、スタイリッシュなデザインへと変更している点や、コンパクト化(薄型化)、ディスプレイが有機ELとなった点、バッテリー容量が増加した点が明確に進化していますが、カメラはスペックダウンしている箇所もあり、価格も1000円ほど高くなりました。
システムの劣化防止機能の有無がどの程度影響するかはわかりませんが、それを除けば実はどちらが優れていると判断しきれないというのが正直なところです。
ただ、これは見方を変えるとミドルレンジスマートフォンにこれ以上のスペック向上はあまり期待されておらず、電池持ちや手にとったときのフィーリング、長期間使える安心感などの別の観点が重視されるようになってきているとOPPOが考えた結果ではないでしょうか。
ここからはカタログスペックだけではわからない部分について実機を触って感じたところを解説します。
![](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2021/06/top-copy-4-300x200.jpeg)
OPPO Reno7 Aはデザインが大幅に刷新!
OPPO Reno7 Aの外観
![本体](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2022/06/PXL_20220620_132632132-1024x771.jpg)
今回お借りしたカラーは”ドリームブルー”です。下部から上部にかけてホワイトと薄いブルーのグラデーションが美しいです。
![グラデーション](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2022/06/PXL_20220620_132707695-827x1024.jpg)
角度を変えると白と青のバランスが代わり違った雰囲気となります。
![OPPO Glow](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2022/06/PXL_20220620_132644420-1024x771.jpg)
背面にはOPPO独自の「OPPO Glow」と呼ばれる特殊加工が施されており、サラサラしたマットな質感がかなり好感触です。
また、個人的に良いと感じたのが指紋が全く付かない点です。同じようなマット加工なスマホはいくつかありますが、なんだかんだ指紋が付きますが、Reno7 Aは本当に指紋が付きません。
普通のスリガラスとは少し印象が異なり、ミドルレンジモデルとは思えない独特な高級感があるので、光の反射加減や表面の微細な加工はぜひ実機を触ってみてください。
OPPO Reno 7 A
— しみたく🙆 (@Gadget_Simitaku) June 20, 2022
OPPO Glowめちゃいい😂
グラーデーションも派手じゃないし、この質感が良すぎてずっと触っていてくなる😁 pic.twitter.com/3tlMvGkc3e
![形状](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2022/06/PXL_20220620_132753098-1024x813.jpg)
OPPO Reno7 Aでは形状も大きな変化ポイントです。
OPPO Reno5Aは良くも悪くも一般的なラウンドフォルムでしたが、Reno7 Aは角張ったスクエア型となりました。
Reno5 Aはすこしずんぐりむっくりな印象がありましたが、本体の厚さが7.6mmとかなり薄型化されたこともありかなりスタイリッシュになりました。
実はAndroidでここまで直角なスクエア形状のスマートフォンは珍しく、初めて手にとったときに「おっ」と思わせて一瞬で欲しくさせる魅力があります。
![Galaxy S22との比較](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2022/06/PXL_20220620_132844355-1-1024x851.jpg)
コンパクトなサイズ間が特徴のGalaxy S22と並べるとこんな感じです。
画面サイズ6.4インチなのでそこまで大きいわけではありませんが、決してコンパクトではないサイズ感です。
![](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2022/06/PXL_20220620_135436313-839x1024.jpg)
注目すべきは重量です。厚さ7.6mmのこの本体に4500mAhの大容量バッテリーを搭載しつつ、重量は175gなので軽量な部類に入ります。
やはりスマートフォンにおいて「軽いは正義」なので、バッテリー容量を確保しつつ、しっかりと軽量化できている点がさすがOPPOです。
OPPO Reno7 Aの電源ボタン・端子
![](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2022/06/PXL_20220620_132742167-1024x588.jpg)
![](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2022/06/PXL_20220620_132731501-1024x729.jpg)
OPPO Reno7 Aは右に電源ボタン、左に音量キーを構えるOPPOの王道パターンです。
真っ先に気になった点が、ボタンのビルドクオリティが格段に向上している点です。
ボタンサイズが大きく押しやすいことに加えて、かなりクリッキーなフィードバックがあり、押し心地は抜群です。
この物理ボタンはハイエンドスマートフォンのそれよりも断然クオリティが高いです。
大宗を占めるライトユーザーがどう感じるかはわかりませんが、少なくともガジェット好きな私にはどストライクで刺さっているポイントです。
![底面](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2022/06/PXL_20220620_132802286-1024x637.jpg)
底面にはUSB-Cポートとイヤホンジャック、スピーカーが搭載されています。
スピーカーは残念ながらモノラルです。モノラルスピーカー独特の籠もった感じが少しありますが、価格から考えると十分なスピーカー性能だと感じました。
OPPO Reno7 Aのカメラデザイン
![カメラ](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2022/06/PXL_20220620_133308366-1-1024x771.jpg)
OPPO Reno7 Aはトリプルレンズカメラを搭載しています。
詳細はカメラパートで解説しますが、デザイン面ではかなりスッキリ収まっている印象です。バランスを考えて付けられてであろう”AI”のマークは少しダサいと感じましたがここは個人の主観によるので。
カメラの厚みは、台座⇨レンズと2段階になっている点は注意が必要です。厚みはかなり薄い部類に入るかと思いますが、傷つけたくない人はケース着用必須です。
OPPO Reno7 Aは再び有機ELディスプレイ搭載へ
OPPO Reno7 Aのディスプレイ性能
![OPPO Reno7 Aのディスプレイ](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2022/06/PXL_20220620_133443489-1024x754.jpg)
OPPO Reno7 AはフルHD+解像度の有機ELディスプレイを搭載しています。
有機ELに変更になったことで、発色が良く、黒色の引き締まりが良くなりコンテンツが映えるようになりました。
リフレッシュレートは前作に続き90Hzに対応しており、ヌルヌルと前は言えないまでも、滑らかな画面描写を体感できます。
ただ、ディスプレイの最大輝度は600nitとなっており、直射日光下での視認性は悪いです。
屋外で写真撮影する気にはプレビューがかなり見えづらい点は注意が必要です。
![](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2020/12/topのコピーのコピー-300x200.jpg)
![](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2020/02/top-5-300x200.jpg)
パンチホールと認証認証とベゼル
![パンチホール](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2022/06/PXL_20220620_133454542-1024x648.jpg)
画面上部には気持ち大きめなパンチホールを搭載していますが、そこまで気になるものではありません。
![指紋認証](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2022/06/PXL_20220620_133340433-1024x667.jpg)
また、有機ELを搭載したことで指紋認証はReno5 Aの背面から再びディスプレイ埋込み型へと変更になっています。
OPPOスマートフォンは相変わらず指紋認証の位置が低く使いづらいのは変わりませんが、認証の速度と精度は優秀です。
OPPO Reno7 Aの指紋認証
— しみたく🙆 (@Gadget_Simitaku) June 20, 2022
かなりいいですね🥰 pic.twitter.com/PpXGhy4LCz
![下ベゼル](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2022/06/PXL_20220620_133450914-1024x770.jpg)
ただ、ディスプレイ面で気になったのはベゼルの不均一さです。下部ベゼルが異様に太く、気になる人はいるのではないでしょうか。
OPPO Reno7 Aのカメラ性能は前作と同程度?
OPPO Reno7 Aのカメラスペック
![OPPO Reno7 Aのカメラ](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2022/06/スクリーンショット-2022-06-20-23.29.40-1024x425.png)
OPPO Reno7 Aは4800万画素の広角レンズと800万画素の超広角レンズ、200万画素のマクロレンズのトリプルレンズ構成です。
カメラスペックという点ではあまり進化はしていない(といよりも退化している)のが実情ですが、前作が「人はカメラと前を向く」というキャッチコピーを採用したカメラ重視モデルだったので、そこに寄せてきたという点ではカメラに力入れていると解釈しても良いのでしょうか。
ここからはOPPO Reno7 Aの作例をご紹介します。
OPPO Reno7 Aのカメラ作例
![作例1](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG20220619115002-1024x768.jpg)
OPPO系のスマートフォンはAI補正が強めな印象があったのですが、Reno7 Aはそこまで強くない印象です。写実性を高さを求める人にはメリットかと思います。
![5倍望遠](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG20220619115007-1024x768.jpg)
望遠レンズは非搭載なので、5倍望遠はデジタルズームです。ここまではギリギリ許容範囲というレベルです。
ただ、イメージセンサーが変わったことにより最大倍率が6倍となっているので、そもそもあまりズームができない仕様となっています。
![作例3](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG20220618111116-1024x768.jpg)
![作例2](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG20220617181124-1024x768.jpg)
![花撮り](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG20220618111747-1024x768.jpg)
花撮りはAIが花を認識して彩度が持ち上げられています。
![マクロ](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG20220618111753-1024x768.jpg)
マクロレンズは全体的にぼやっとした印象です。標準レンズと色味も異なります。
![料理](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG20220618114554-1024x768.jpg)
料理系の写真は少し暖色気味で、明るめに撮れるので美味しそうな仕上がりです。
![HDR](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG20220619130313-1024x768.jpg)
HDRは自動認識で明暗差が激しいシーンでも黒つぶれはしずらい印象です。ただ、ちょっとのっぺりとした印象が否めません。
![夜景](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG20220617232014-1024x768.jpg)
ナイトモードに対応しており、光源が少ない環境でも比較的明るい写真を撮ることができます。
今回の作例はかなり低照度な環境なのでミドルレンジモデルではさすがに全体的に暗く、ノイズが目立ってしまいますが、ミドルレンジモデルでは仕方ない話かと思います。
参考までにハイエンドスマートフォンであるPixel6 Proとの比較を載せておきます。
OPPO Reno7 Aで夜景試し撮り
— しみたく🙆 (@Gadget_Simitaku) June 17, 2022
相手が悪いことは重々承知の上、手持ちにこれしかなかったのでPixel6 Proのものも一緒に(二枚目)
どうしても全体的に黒つぶれしてるところはやはりミドルレンジ。
5Aから変わったかと言われると同じぐらいな印象😅 pic.twitter.com/16ubA1qYlV
OPPO Reno7 Aの動画性能
OPPO Reno7 Aでの動画撮影は以下のモードに対応しています。
- 720pー30fps
- 1020pー30fps
4K撮影は非対応かつフルHDの60fps撮影も非対応なのは残念ポイントです。
![同時撮影](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2022/06/スクリーンショット-2022-06-21-0.03.46-1024x605.jpg)
ただ、アウトイン同時撮影のような少し面白い機能を搭載しています。
OPPO Reno7 Aの処理性能は前作と変わらずサクサク
OPPO Reno7 Aのベンチマークスコア
OPPO Reno7 AはSnapdragon 695 5Gというミドルレンジ向けのSoCを搭載しています。
![ミドルレンジ](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2022/06/Screenshot_2021-06-07-16-10-49-13_c198c715d99ba250d5a335743408f64f-461x1024.jpg)
Antutu ver9のベンチマークスコアは実測で38万点でした。
前作のOPPO Reno5 AがSnapgragon 765Gというミドルハイレンジ向けのSoCを搭載していましたが、ベンチマークスコア的には実はそれほど差はなく、処理性能はほぼ同等と言えるでしょう。
OPPO Reno 7 Aのベンチマークスコアです。
— しみたく🙆 (@Gadget_Simitaku) June 17, 2022
ご査収下さい。
やはり765G相当かな😁
2枚目は昔測定したReno 5Aのスコア
処理性能は据え置き程度で考えるのが妥当ですな😅 pic.twitter.com/4EXN3XnKr7
実際に使ってみた感覚としても特に動作がもたつくことはなく快適に使うことができました。
メモリは6GB用意されており、一般的な使い方なら全く問題ないでしょう。
OPPO系のスマートフォンにはRAM拡張という設定があり、最大5GBまでRAMを拡張することができます。
![システムの劣化機能](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2022/06/スクリーンショット-2022-06-21-0.21.16-1024x928.jpg)
OPPO Reno7 Aの魅力はOPPO自身が36ヶ月使っても劣化がわずか5%以内というシステム劣化防止機能でしょう。
検証する術がないので実際のところどうなのかはなんとも言えませんが、同じスマートフォンを長く使えるのはありがたいことです。
ただ、ここで長く使えると言っているのはシステム劣化防止の話であってアップデートが保証されているわけではないのは注意が必要です。
デフォルトOSがAndroid11ベースですので、最低でも2世代、可能なら3世代はアップデートを提供してほしいところです。
おサイフケータイ・防水防塵・MicroSD対応
![おサイフケータイ・防水防塵・MicroSD対応](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2022/06/スクリーンショット-2022-06-21-22.57.31-1024x830.jpg)
OPPO Reno7 AはIPX8・IP6Xの防水防塵性能を有しており、おサイフケータイ対応かつ、最大1TBのMicroSDXCに対応しています。
Reno Aシリーズは日本独自仕様なだけあって、あったら便利な機能をしっかりとカバーしています。
QRコード決済がかなり普及していますが、割とおサイフケータイ(IDや楽天Edy)にだけ対応している店もあるので便利なのは間違いありません。
こうした守備範囲の広さがOPPO Reno Aシリーズの最大の強さですね。
OPPO Reno7 Aの電池持ち
OPPO Reno7 Aのバッテリー持ち
OPPO Reno7 Aは4500mAhの大容量バッテリーを搭載しています。
使用期間が短いため正確な電池持ちはわかりませんが、体感では電池持ちは良いほうだと感じました。
最大輝度に設定し、Youtubeで再生画質フルHDで1時間動画を再生したところ消費電力は約7%でした。
端末の処理性能上、がっつりゲームをするにはあまり向きませんが、Youtubeやプライム・ビデオなどの動画視聴をメインとする人にはもってこいの機種ですね。
OPPO Reno7 Aの充電速度
OPPO Reno7 Aの最大充電速度はUSB PD2.0対応の18Wです。
![充電速度](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2022/06/Screenshot_2022-06-21-22-23-32-19_9c71b180a3801ece24824ec1af9243fe-567x1024.jpg)
電池残量20%からフル充電までにかかった時間はちょうど2時間です。
4500mAhのバッテリー容量を考慮すると遅いと言わざるを得ませんが、夜間に充電する人には特に問題ないでしょう。
![夜間充電](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2022/06/Screenshot_2022-06-21-22-30-03-42_0ba066473b79d6e213a1f6f52505e2ee-461x1024.jpg)
また、OPPO Reno7 Aが搭載するColorOSには夜間充電時の過充電を防ぐ機能もあるので、こうした点からも長く安心して使えるスマホであると言えるでしょう。
ライバル機種 Redmi Note11 Pro 5Gとのスペック比較
![Redmi Note11 Pro 5G](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2022/07/スクリーンショット-2022-07-17-22.20.10-1024x525.jpg)
ライバル機種であるRedmi Note11 Pro 5Gとのスペック比較がこちらです。
項目 | OPPO Reno7 A | Redmi Note11 Pro 5G |
---|---|---|
サイズ | 約W73.4×H159.7×D7.6mm | 約W164.19 x H76.1 x D8.12 mm |
重量 | 約175g | 約202g |
SoC(CPU) | Snapdragon™ 695 5G | Snapdragon™ 695 5G |
OS | ColorOS 12 | MIUI13 |
メモリ | 6GB(LPDDR4x) | 6GB(LPDDR4x) |
ストレージ | 128GB | 128GB |
外部ストレージ | MicroSD(1TBまで) | MicroSD(1TBまで) |
バッテリー容量 | 4,500mAh | 5,000mAh |
ディスプレイ | 約6.4インチ 有機EL | 約6.67インチ 有機EL |
ディスプレイ解像度 | フルHD+ | フルHD+ |
リフレッシュレート | 90Hz/60Hz | 最大120Hz |
メインカメラ | メイン 約4,800万画素約(f/1.7)/ 超広角 約800万画素(f/2.2)/ マクロ 約200万画素(f/2.4)/ | メイン 約1億800万画素約(f/1.9)/ 超広角 約800万画素(f/2.2)/ モノクロ 約200万画素(f/2.4)/ マクロ 約200万画素(f/2.4)/ |
フロントカメラ | 約1600万画素(f/2.4) | 約1600万画素(f/2.4) |
生体認証 | ディスプレイ指紋認証/顔認証 | 側面指紋認証/顔認証 |
防水/防塵 | IP68 防水防塵 | IP68 防水防塵 |
おサイフケータイ® | 対応 | 対応 |
充電速度 | 18W(PD/QC) | 67W |
ワイヤレス充電 | 非対応 | 非対応 |
イヤホンジャック | 搭載 | 搭載 |
WiFi | IEEE802.11a/b/g/n/ac | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
SIMカードタイプ | デュアルSIMスロット(MicroSDカード排他利用) au/UQ mobile/ワイモバイルはシングルSIM | デュアルSIMスロット(MicroSDカード排他利用) |
eSIM | 対応 | 対応 |
4G | TD-LTE Band 38/40/41/42 LTE FDD:1/3/4/5/8/12/17/18/19/26/28 | TD-LTE:38/40/41/42 LTE FDD:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28 |
5G | n3/n28/n41/n77/n78 | n3/n28/n41/n77/n78 |
メーカー希望小売価格 | 44,800円 | 44,800円 |
全体的にスペックは共通していますが、メインカメラ性能や充電速度など細かいところでRedmi Note11 Pro 5Gが勝っています。
ただし、スペックシートには現れないデザインや質感の面がOPPO Reno7 Aの魅力ですので、スペック上の違いを抑えつつ、家電量販店などで実機チェックとをすると良いでしょう。
スペック重視であればRedmi Note11 Pro、デザイン重視であればOPPO Reno7 Aといったところでしょうか。
OPPO Reno7 Aの購入方法
OPPO Reno7 Aのメーカー希望小売価格は44,800円で、MNO、MVNO、Amazon等のECサイトなど多様な販売元から購入ができます。
MNO、MVNOの割引を使えばかなりお得にOPPO Reno7 Aを購入することができるので、ぜひ一緒に検討してみてください。
- IIJmio:MNP限定特価で19,800円
- 楽天モバイル:23,000円分ポイント還元
- ワイモバイル:もれなく3000円分のPayPayポイント進呈
私の一押しはIIJmioです。端末価格のやすさもさることながら、維持費も安いためAmazon等で端末単体で買うよりもオトクに購入できます。
OPPO Reno7 Aの実機レビュー まとめ
OPPO Reno7 Aの実機レビューをお届けしました。
前作のOPPO Reno5 Aからの進化という点ではあまり目新しいところはありませんが、前作に続き、非常にバランスよく完成されたミドルレンジモデルでした。
デザインは凄く良いですが、それ以外は突出して良いところはないものの、明確な欠点がないため非常にオススメしやすいスマートフォンに仕上がっています。
気になっている方はぜひOPPO Reno7 Aをチェックしてみてください。
最後までご愛読ありがとうございました。
![](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2021/06/top-copyのコピー-300x200.jpeg)
![](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2021/05/top-copy-300x200.jpeg)
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