Pixel7 Proの実機レビュー|とりあえずコレ買っときゃ間違いない1台

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Pixel7 Pro レビュー

Googleの最新スマートフォン「Pixel7 Pro/Pixel7」が発売されました。

予約開始直後に購入し、無事発売日に購入することができ早3週間近く使っています。

前作のPixel6 Proと比べるとマイナーアップデートに見えるPixel7 Proですが、実際に使ってみると随所に進化を感じます。

本日はPixel7 Proを使ってわかったメリット・デメリットの実機レビューをお届けします。

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Pixel7 Proの注目ポイント

Pixel7 Proのメリット・デメリット

Pixel7 Pro

今回レビューをするPixel7 Proのメリット・デメリットをまとめてみました。

Google Pixel7 Pro
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • Google Tensor G2搭載
  • 120Hz対応のLTPOディスプレイ
  • プロレベルのトリプルレンズカメラ
  • マクロフォーカス対応
  • 超広角の画角が広く
  • 顔認証対応
  • 価格は124,300円〜
デメリット
  • 他社ハイエンドと比べるとパフォーマンスはやや低め
  • カメラデザインが独特
  • スピーカー性能はまずます
  • MicroSD非対応

Pixel7 ProはGoogleのフラッグシップモデルということもあり、スペックは非常に充実しています。

Googleの独自プロセッサーは第2世代のG2となりAI性能が更に強化されています。カメラ周りではメインレンズは据え置きながら、超広角のレンズの画角が広くなり、マクロフォーカスに対応するなど細かい点で使い勝手が向上しています。

特にGoogleの努力が垣間見えるのが価格です。

この円安状況下ながらこのレベルのハイエンドモデルを12万円台で送り込んできたことからも日本市場への意気込みが伺えます。

また、現在は終わっていますがもれなく3万円のストアクレジットがもらえるキャンペーンも開催しており、諸々の割引を加味するとかなり安く購入できます。

GoogleストアではPixel7aの購入で5000円分の特典がもらえる紹介キャンペーンを開催しております。

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カラバリ

Pixel7 Proのカラーバリエーション3色となっており、SnowとObsidianはシンプルで安定したカラーですが、Hazelはいかにも中国の富裕層が好みそうなカラーで個人的には好きではありません。

今回私はObsidianを購入しました。

Pixel7 Proのスペック詳細

こちらがPixel7 Proのスペック詳細です。

モデルPixel7 ProPixel 6 Pro
ディスプレイサイズ6.7インチ6.7インチ
ディスプレイ形状エッジエッジ
解像度QHD+(1,440 x 3,120)LTPOQHD+(1,440 x 3,120)LTPO
リフレッシュレート最大120Hz最大120Hz
本体サイズ162.9 x 76.6 x 8.9 mm163.9 x 75.9 x 8.9 mm
重量212g210g
バッテリー容量標準 5,000 mAh標準 5,003 mAh
充電速度最大 23W最大23W
ワイヤレス充電最大23W最大23W
CPUGoogle Tensor G2Google Tensor 
メモリ12 GB(LPDDR5)12 GB(LPDDR5)
ストレージ128/256GB/512GB128/256GB
ストレージ種類UFS 3.1UFS 3.1
メインカメラ標準:50MP f/1.85
超広角:12MP f/2.2(125.8°)
望遠:48MP f/3.5(光学5倍)
標準:50MP f/1.85
超広角:12MP f/2.2(114°)
望遠:48MP f/3.5(光学4倍)
フロントカメラ10.8MP f/2.211.1MP f/2.2
SIMnanoSIM×eSIMnanoSIM×eSIM
5Gsub-6,ミリ波
※n79非対応
sub-6,ミリ波
※n79非対応
認証指紋、指紋
Felica対応対応
防水IP68IP68
価格124,800円〜116,600円〜

Pixel7 ProはPixel6 Proと比較するとあまり目立ったアップデートがありません。

処理性能を左右するSoCが第2世代のTensorプロセッサー「G2」となり、超広角と望遠レンズのカメラ仕様がかわったことぐらいしか変更点がなく、スペック表上ではマイナーアップデートに近いです。

ドコモのn79に非対応なのはもはや平常運転です。

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Pixel7 Proの外観・付属品

付属品は最低限。ケースのご準備を

Pixel7 Pro 化粧箱

こちらがPixel7 Proの化粧箱です。特に目新しさはないPixelシリーズ伝統のデザインです。

付属品

昨今の環境負担軽減の流れを受けて付属品は充電ケーブルとSIMピンのみと最小限。

そろそろデータ移行用のType-A to Type-Cは不要ではと思っています。

後述しますがPixel7 Proはスーパーツルツルテカテカボティなので、うっかり落としたくない人はケースを同時に購入することをおすすめします。

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Pixel7 Proのデザインは前作からマイナーチェンジ

Pixel7 Pro本体

こちらがPixel7 Pro本体です。

今回はObsidianというブラックカラーをチョイスしましたが、実物は黒とグレーの中間っぽい色合いです。第一印象としてはとても気に入っています。

背面はガラス素材なので摩擦0でツルツル滑ります。落としたくない方はケースをつけることを推奨します。

撮影者泣かせのテカテカボディなので、映り込みが凄いです。

片手操作

ディスプレイサイズが6.7インチ、高さ 162.9 x 幅 76.6 なのでスマートフォンとしては大型の部類に入るため、片手操作は難しいサイズ感です。

また、本体重量が212gあるため、使っていると腕にずっしりと重さを感じます。なんとか200gを切ってほしいのが正直なところです。

iPhone14 Proとの比較
iPhone14 Proとの比較

ハイエンドとしては小型の部類に入るiPhone14 Proと比較すると本体の大きさがよく分かります。

本体サイズは画面サイズや電池容量の確保などのメリットがあるので、一概に良い悪いが言えませんが、もう一回り小さいと扱いやすくなるので、次のモデルでは小型化を希望します。

カメラ周り

Pixel7 Proのカメラバーはメタル素材が使用されており、Pixel6 Proとはデザインが少し異なります。

Pixel6 Proとの比較
Pixel6 Proとの比較

初めてPixel7 Proを見たときは微妙なデザインだと思っていましたが、メタル素材の質感の高くやブラックカラーと絶妙にマッチしている感じが格好良くかなり気に入っています。

メタル素材

なかなか伝わりづらいかもしれませんが、このカメラバーには工業製品らしい無機質な感じがありつつも光沢仕上げで高級感があります。

このデザイン変更は改善だったと思います。

Pixel6 Proとの比較
Pixel6 Proとの比較2

カメラバー以外はPixel6 Proと比べてほとんど違いがありません。

Pixel7 Proのボタン・端子周り

右側面

Pixelスマートフォンはすべてのボタンが右側に配置されており、上が電源ボタンというAndroidスマートフォンにしては珍しいボタン配置です。

最初は戸惑うかと思いますがすぐに慣れます。

逆にGalaxyなどのAndroidスマートフォンとの2台持ちをするとこのボタン配置は恒常的に悩まされるので、Pixelと他のAndroidの2台持ちは注意が必要です。

底面

底面はUSB Type-Cポートとステレオスピーカーが搭載されています。

スピーカー性能はまずまずです。全体的に低音が弱く音が軽いのでスピーカー性能に期待はしないほうがいいです。

上面
上面:Pixel6 Proとの比較

本体上面にはマイクを搭載。Pixel6 Proと異なりスッキリした印象です。

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Pixel7 Proのディスプレイ

Pixel7 Proのディスプレイ性能

Pixel7 ProはLTPO(低温多結晶酸化物)を採用した120Hz駆動対応の有機ELディスプレイを採用しています。

画面解像度はQHD+(1440 x 3120)なので、高精細で美しいディスプレイを堪能できます。

Pixel7 Proからようやく画面解像度を変更できるようになりました。

解像度を下げてもFHD+であれば日常使いで全く気になりませんし、電池持ちが良くなるメリットがあるので、カスタマイズできるようになったのは地味に大きな進歩です。

Pixel7 ProはPixel6 Pro比較で最大輝度が25%向上しており、屋外での視認性が大幅に改善しています。

Pixel6 Proは輝度が低く、炎天下ではディスプレイが真っ暗で見えないことが多々ありました。Pixel7 Proでも多少の見づらさはありますが、しっかりとプレビューを見られるようになっています。

Pixelはカメラが魅力なので炎天下でもプレビューを確認しながら撮影できるようになったので、これも地味ですが大きな進歩です。

エッジディスプレイ

Pixel7 Proは画面の端がラウンドしたエッジディスプレイを搭載しています。※Pixel7はフラット

局面の光沢が美しく、スッキリした印象を与えてくれるエッジディスプレイですが画面保護フィルムとの相性はとても悪いです。

フォルムが貼りづらい上に、指紋認証の精度も悪くなるので私は裸運用していますが、案の定Pixel6 Proは小さな傷が入っていました。傷をつけたくない方は保護フィルムを貼ることをおすすめします。

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フロントカメラはパンチホール型で顔認証対応

パンチホール

ディスプレイ上部にはパンチホール型のインカメラを搭載しています。サイズは小さく全く気になりません。

小さなアップデートとしては前作で対応していなかった顔認証に対応しています。

マスク着用時や少しでも暗い環境では使えなかったり顔認証単体で見るとレベルはあまり高くないですが、指紋認証と顔認証のハイブリッドで使えるようになったのは大きなメリットです。

指紋認証

指紋認証は引き続きディスプレイ埋込み型です。

Pixel6 Proのときは認証の精度が非常に悪い上に、第3者の指紋でも解除できる不具合が発生し散々な状況でしたが、Pixel7 Proではかなり安定しています。

認証精度、速度ともに全く不満のない使い勝手です。

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Pixel7 Proのカメラ

Pixel7 Proのカメラスペック

Pixel7 Proのカメラ

Pixel7 Proは引き続き望遠、広角、超広角のトリプルレンズを採用しています。

超広角の画角が125.8°と広くなり、マクロ撮影にも対応、望遠レンズは光学5倍ズームに対応しました。

広角レンズも大型のイメージセンサーを搭載しており、基本スペックの高いカメラ構成となっています。

基本スペックの高さはさることながら、Pixelは独自プロセッサーはTensorによる高度な演算処理によるコンピュテーショナルフォトグラフィーを得意としています。

ここからはPixel7 Proで撮影した作例をご紹介します。

Pixel7 Proの作例

超広角レンズで撮影2
超広角レンズで撮影

Pixel7 Proのカメラで最初に触れておきたいのが、超広角の画角が広くなり、よりダイナミックな写真が撮れる様になった点です。

Pixel6 Proは0.7倍だったため、風景撮りをしても広角レンズとの違いを感じづらく少し残念なところがありました。

Pixel7 Proで0.5倍まで引くことができ、かなり肉眼に近い視野角の写真を撮れます。

超広角レンズ
超広角レンズで撮影

超広角レンズはメインレンズよりもハード的な性能では劣るものの、そこをカバーするのがPixelのソフトウェアです。

強い光源化で明暗差のあるシチュエーションでもダイナミックレンジが非常に広く、ディティールもかなり細かく残っています。

メインレンズで撮影
メインレンズで撮影

HDRに強さはPixelの18番です。黒つぶれ、白飛びがなく逆光下でも失敗知らずです。

ソフトの強さはズーム性能にも効いてきます。

こちらはすべて広角レンズによるデジタルズームの作例なのですが、4倍デジタルズームでも驚くほどディティールが表現されており、テレマクロ的な使い方も実用的です。

また、Pixel7 Proはマクロ撮影にも対応しており、ボタン一つでマクロモードとの切り替えが可能です。

かなり被写体に寄った撮影もできます。

Pixelの広角レンズは大型のイメージセンサーを搭載しているため被写体に寄ることが苦手なのですが、マクロモードを使えば被写体に寄ることができます。

マクロに切り替わるとボケ感は一切なくなる欠点がありますが、QRコードの読み取りなどの場面では重宝します。

ちなみにPixelですら最短撮影距離(ピントが合わせられる一番近い距離)が遠いですがiPhone14 Proはもっと遠いです。

正直iPhone14 Proの最短撮影距離の遠さは普段使いに支障が出るレベルですが、Pixelはまだ許容範囲内なので安心してください。

料理
料理2

料理の写真を撮るのであれば、これぐらいの位置からでもピントは合うので特に問題はないです。

Pixel5シリーズまではPixelの料理写真は寒色よりでお世辞にも美味しそうとは言えませんでしたが、徐々に暖色よりの傾向が強くなっており、食欲をそそる色合いを表現できるようになってきました。

花撮り

色味の表現という意味では、Pixelは花撮りに向いています。

最近のスマホカメラはAIが花を認識し、過度に彩度を持ち上げる傾向が強く、色彩階調のないのっぺりした写りになりがちですが、Pixelは色味の表現がとてもうまいです。

動物
動物2

オートフォーカスも早く手ぶれにも強いため、誰が撮っても失敗しないまさにスマホカメラの理想形と言えるでしょう。

Pixel7 Proは最大30倍ズームに対応しており、流石に粗が目立つものの、十分実用的な30倍ズーム撮影が可能です。

広角レンズでは画素をフルに活用した2倍デジタルズームがとても使いやすいですし、光学5倍ズームのおかげで遠くの被写体も劣化なしで撮影ができ、非常に守備範囲が広いです。

広角レンズ ナイトモード
広角レンズ ナイトモード
望遠レンズ ナイトモード
望遠レンズ ナイトモード
超広角レンズ ナイトモード
超広角レンズ ナイトモード

Pixelといえば夜景です。すべてのレンズがナイトモード撮影に対応しており、手持ち撮影であってもブレが少ない美しい夜景を撮ることができます。

私は都市夜景を撮る際には超広角レンズを多用するのですが、ここでも画角が広くなった恩恵を受けることができます。

ナイトモードの最大倍率は30倍まで向上しており、撮影を補助してくれるフォーカスロックなども相まって、手持ち夜景撮影の30倍ズームでもこのクオリティを出せます。

30倍で使うシーンは流石に多くはないですが、ナイトモード×ズームは撮影の幅が広がります。

Pixel7 Proは撮った後も楽しい

PixelのカメラはGoogleのAIをフル活用した多彩な機能を搭載しています。

  1. ボケ補正←Pixel7で追加
  2. 消しゴムマジック
  3. カモフラージュ
  4. ポートレートライト

Pixel7シリーズで新たに追加されたのが”ボケ補正”です。

読んで字の如くボケを補正する機能なのですが、こちらはGoogleフォト上での画像編集機能の1つなので、Pixel7シリーズで撮影した写真はもちろん、別機種で撮影した写真にも適用可能です。

例えばこちらはGalaxy S22 Ultraで撮影した満月の写真にPixel7 Proのボケ補正(+僅かにコントラスト調整)を加えた写真です。

元の写真は全体的にぼやけていますが、補正後はかなりくっきりしていることがわかるかと思います。

色々と試したところ、ボケ補正機能は万能ではなく作例によっては全く補正されない場合もありましたが、写真がボケてしまったら試してみる価値はある機能です。

他にも(こちらはPixel6 Proのレビューでご紹介した例ですが)Pixelには消しゴムマジックといううっかり写り込んでしまった被写体を後から画像編集で簡単に消せる機能を搭載しています。

ワンタップで処理ができ、言われないとわからないほど自然に消してくれるので利用シーンは多いでしょう。

これらの機能はすべてGoogleフォトアプリ内で利用ができ、Pixelは標準の写真アプリがGoogleフォトであるため撮影から閲覧、編集までがシームレスに完結できます。

簡単にキレイな写真を撮影でき、AIを活用した様々な編集体験を簡単に味わうことができるという点はPixelスマートフォンの魅力です。

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動画機能もしっかり強化

Pixel7 Proは動画性能も強化されています。

4K解像度での60fps撮影は前作から可能でしたが、Pixel7 Proでは4K60fpsでの動画撮影時にすべてのレンズをシームレスに切り替えることが可能となりました。

他にも10ビットHDR撮影に対応しました。30fpsでの撮影時という条件付きではありますが、10ビットHDRで撮影した動画は輝度が高く、階調豊かな色彩となり、俗に言う”映える動画”が撮影できます。

ただ、対応していないアプリに10ビットHDR動画をそのままアップロードすると本来の力を発揮できないどころか、画質劣化してしまうことがあります。※Twitterにそのままアップすると全体的に白っぽくなります。

シネマティック動画
image:google

他にはシネマティック動画と呼ばれる被写体の背景をぼかした動画を撮影できる機能も追加されています。

Galaxyのポートレート動画やiPhoneのシネマティックモードに近い機能です。

被写体をしっかりと追い続けられる限りは良いのですが、フォーカスを見失うと全体がボケてしまうので使うシーンを選びます。

あとからフォーカスを変えられるiPhoneのシネマティックモードと比べるとどうしても見劣りしてしまいます。

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Pixel7 Proの処理性能・使い勝手

Pixel7 Proのベンチマークスコア

ベンチマークスコア

Pixel7 ProのAntutu Ver9のベンチマークスコアの結果は約76万点でした。

スコア的には2021年モデルであるSnapdragon888と同等のスコアなので、Tensr G2は処理性能的にはSnapdragon 8 Gen 1や8+ Gen1を搭載する他社ハイエンドには劣る性能となっています。

では、動作面で劣るかというと、そんなのは全くの杞憂でPixel7 Proの動作に不満を感じる人はまずいないでしょう。

スマホの性能が頭打ちと叫ばれて早数年が経ち、LINEやSNSなどのライトな使い方であればもはや違いはわかりません。性能差を感じられる画像処理の面では、独自のTPU/ISPを搭載することでむしろ他社よりも秀でています。

また、実際に使っているとPixel7 Proは発熱がうまく抑えられている印象があり、Snapdragon888や8 Gen 1が発熱面で悪名高いことを考えるとむしろメリットであるとも言えるでしょう。

Android13搭載でPixelらしい機能多数

Pixel7シリーズは最新のAndroid13を搭載しています。

OSアップデートは3年、セキュリティアップデートは5年が保証されているため長く使えることもPixelのメリットです。

Pixelスマートフォンは素のAndroidにかなり近いため、GalaxyのOne UIやXiaomi,OPPOなどの中華メーカーのようなカスタマイズ要素はほとんどありません。

Android12以降の使いづらいWiF切り替えボタンやカスタマイズの幅が狭すぎるPixel Lancherなど他のAndroidを使っている人からするとイライラポイントは多数存在します。

それでも、流れている曲を自動で認識して曲名を答えてくれる「この曲なに?」や文字認識精度が抜群によく自動書き起こしが超絶便利な「レコーダー」など簡単に実行できる翻訳などの便利機能はいくつか用意されており、こうした機能がPixelを使いたくなる理由にもなっています。

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ネットワーク周りは不具合報告あり(当方では再現はできず)

私はPixel7 ProにLINEMOのeSIMを差して運用しています。

PixelスマートフォンはeSIM周りの動作が不安定であることが昔から言われていますが、SNS上の声を聞く限りPixel7 Proも例外なく不安定なようです。

ただ、eSIM1枚運用している私の環境では特にネットワーク周りで不具合は起こっていません。

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Pixel7 Proの電池持ち・充電性能

Pixel7 Proの電池もち

Pixel7 Proのバッテリー容量はPixel6 Proとほとんど変わりませんが、体感の電池持ちはPixel6 Pro比較でかなり良くなっていると感じます。

画面解像度をFHD+(120Hz)で運用していることも1つの要因かと思います。

Pixel7 Proの電池持ち
Pixel7 Proの電池持ち

上のスクリーンショットはそれなりの写真を撮る機会が多かった日の電池消費グラフですが、1日で40〜50%の電池消費でした。

しっかり使っても1日、ライトな使い方なら2〜3日程度持つため、電池持ちは優秀だと感じました。

Pixel6 Proは電池の悪さがデメリットだったので、ここはスペックだけでは見えてこない大きな改善点です。

Pixel7 Proの充電速度

Pixel7シリーズの充電速度がこちらです。

  1. Pixel7 Pro:有線23W/無線23W
  2. Pixel7 Pro:有線21W/無線20W

ミドルレンジでも33Wの急速充電に対応している現状を考えるとPixelの充電速度は遅いです。

30分の充電で44%しか充電されないので、朝の準備時間で充電をする習慣のある方は充電時間は少し長めに確保するようにしましょう。

また、Pixel7 Proは純正のGoogle Pixel Stand第2世代と併用すると最大23Wの急速ワイヤレス充電が可能です。

充電器にしては値段が高く、あまり実用性の高くない機能が盛り込まれた純正充電器ではありますが、無線で23W充電は悪くない速さです。

ストアクレジットが余っている方は検討してみてください。

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Pixel7 Proの実機レビューまとめ

Pixel7 Proの実機レビューをお届けしました。

スマートフォンの価格がどんどん高騰し、15万円超えも珍しくない状況下でありながら、これだけのスペックの機種を124,800円で購入できると考えるとコストパフォーマンスは非常に高いです。

Pixel6 Proと比べるとハードウェア的な進化が少なく、マイナーアップデートに見える本機でしたが実際に使ってみると細かいアップデート1つ1つの重要性が高く、それが全体的に満足度に貢献しています。

基本性能が高く、カメラも優秀、レコーダーや翻訳などの便利機能も多数搭載されており、Androidスマホ選びに迷ったらとりあえずコレにしておけば間違いないと思える完成度の高さです。

Pixel6シリーズの前例に習うと、おそらくセールのタイミングで大胆な割引やストアクレジット進呈などの特典をつけてくるので、気になっている方はセールに合わせて購入してみてはいかがでしょうか。

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最後までご愛読ありがとうございました。

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Pixel7 Pro レビュー

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この記事を書いた人

ガジェット好きサラリーマンブロガーしみたくです。愛用:Galaxy S23 Ultra サブ:iPhone14 Pro 年間200万円近くをAmazonや楽天で散財するガジェットブロガーの鑑です。スマホをメインに様々なガジェット情報をお届け!Twitter@Gadget_Simitaku、Instagram@shimitaku.gdやってま~す。

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