先日Xiaomiからコストパフォーマンス抜群に2機種『Redmi note 9s』と『Mi Note 10 lite』が発表されました。
39,800円という低価格ながら4眼カメラや大容量のバッテリーを搭載しております。その反面ワイヤレス充電や防水非対応と気になる点もいくつかあります。
そこで本日は『Mi Note 10 lite』は本当にコストパフォーマンスが高いのか、ガッツリ使って見えてきた魅力を実機レビューしていきたいと思います。
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Xiaomi Mi Note 10 liteの実機レビュー
購入したカラーは”グレイシャーホワイト”
私が購入したのは角度によって見え方が変わる『グレイシャーホワイト』です。
全体的に青と白の薄いグラデーションカラーになっており、光の角度で青にも白にも姿を買えるおしゃれなカラーリングです。
Mi Note 10 liteは2色展開で『グレイシャーホワイト』と『ネビュラーパープル』が用意されています
グラデーション具合としてはGalaxy S10とP30 Proの間ぐらいのイメージで、そこまでギラついている感じもなく高級感が合ってかなり気に入っています。
フラッグシップレベルのお洒落な化粧箱
こちらはMi Note 10 liteの化粧箱です。
まるでフラッグシップと勘違いさせるレベルのおしゃれな化粧箱です。
人によってはただの箱に過ぎないかもしれませんが、化粧箱は商品のファーストインプレッションに大きな影響を与える重要な要素の一つです。
ロゴが光に反射して虹色に輝いているのを見るだけで、かなり所有感を満たしてくれて、『買ってよかった!』て思わせるおしゃれな化粧箱です。
付属品は充実!30W対応の充電器はありがたい!
Mi Note 10 liteの主な付属品がこちらです。
・TPU素材クリアケース
・30W急速充電対応ACアダプタ
・Type-A to Type-Cのケーブル
最近では主流になりつつあるクリアケースの付属は本当に助かりますね。
もう一つ、嬉しいポイントが30Wの充電器が付属しているところです。
電池持ちについてはあとの項目で詳しく紹介しますが、Mi Note 10 liteはバッテリー容量が5260mAhと大容量なものを搭載しています。
バッテリーが大きいほど充電時間も長くなりますが、こちらの30W対応の急速充電器を使えば、他社の急速充電対応のスマートフォンよりも短時間で充電することができちゃいます。
サイズは大きく持ち運びには不便ですが、この価格で本体に付属している以上そんな文句は言えませんね。
妥協のない本体デザイン!重量だけがネックかな・・
高級感のあるデザインがGood!
もともとMi Note 10 liteはミドルハイレンジモデルのMi Note 10のデザインを継承しているため、3万円台とは思えないほど高級感のある外観に仕上がっています。
特にディスプレイのエッジ仕上げや背面ガラスの手触りなど、かなり高い質感となっております。
厚みのある本体だが、想像以上に持ちやすい
こちらがMi Note 10 liteのサイズです。
W74.2×H157.8×D9.67 mm
ディスプレイサイズが6.47インチの大画面ということもあり、本体サイズもかなり大きくなっています。
Xperia 10Ⅱと比較した画像がこちらです。
縦長筐体のXperia 10Ⅱと縦の長さは同じですが、横幅は二周りぐらい大きいのがわかるかと思います。
Mi Note 10 liteの厚さは9.67mmと最近のスマートフォンではかなり厚い部類に入ります。
ただ、側面のガラス部分が表裏両面とも曲面になっているため、手に持ったときの収まりはとても良く、他の機種比べて気になるような厚さではありません。
200g超えの本体重量
Mi Note 10 liteのサイズで注意が必要なのが本体重量です。
本体重量はケース無しで204gとかなりずっしりとしています。
重厚感があり所有欲は満たしてくれますが、長時間使っていると200gを超えると腕が疲れるのが本音です。
4眼カメラは出っ張り控えめ
Mi Note 10 liteの4眼カメラですが、こだわりのカメラだけあってかなり出っ張ってるかと思いきや、出っ張り具合はかなり控えめです。
ただ、本体自体の厚さがそれなりにあるため、カメラレンズが上手く収まっているだけなのかもしれませんね
本体とカメラレンズが同じぐらいの高さなので、机においてもほとんどガタつきません。
スマートフォンは裸で使いたい人には嬉しいポイントかと思います。
ハイレベルなカメラ性能!ただし手ブレには要注意
Mi Note 10 liteといえば、やはり注目されるのがクアッドレンズを搭載したカメラです。
次からは実際にMi Note 10 liteで撮影した作例を紹介しながらカメラ性能をレビューしていきます。
4眼カメラで楽しみの幅が広がる!
Mi Note 10 liteのメインカメラには合計4つレンズが搭載されています。
- 6400 万画素メインカメラ
- 800 万画素超広角カメラ
- 500 万画素深度センサー
- 200 万画素マクロカメラ
Mi Note 10 liteで撮影した写真
ここからは実際にMi Note 10 liteで撮影した写真を紹介しています。
青空がメインの風景画ですが、AI補正が少し入り、青空の青さがより鮮明になっています。
次のXperia 10 ⅱの写真と比べると顕著ですが、ダイナミックレンジがとても広く、全体的に明るく撮れているのがわかるかと思います。
同価格帯のXperia 10 ⅱと比べると風景画はかなり優秀です。
こちらはMi Note 10 liteで撮影したステーキの写真です。明るい部屋での撮影ということもあり、肉々しさがとても良く伝わるかと思います。ただ、ちょっとピントが甘い感じもしてしまいます。
ちなみにこちらの写真はAI補正がかなり効いています。
AI補正なしモードで撮影すると次の写真の様になります。
結構強めのAI補正がかかっていたことがお分かりいただけるかと思います。
ただ、AI補正がないとメシマズに見えるかと言うと全くもってそんなことはなく、補正なしでも十分美味しそう撮れています。
こちらは紫陽花を撮影した写真です。AIが『花』を認識し、全体的な彩度が高くなっています。花びらや葉っぱの生き生きとした輪郭もしっかりと表現されています。
Mi Note 10 liteは500 万画素の深度センサーを備えているため、より正確に深度を測定し、適切なボケ味を加えることができます。
こちらは我が子をポートレートモードで撮影した写真ですが、背景のボケ感はかなり自然な仕上がりです。
Mi Note 10 liteのポートレートモードで撮影した写真は標準のギャラリーアプリであとからボケ味を変えることができます。
写真のようにボケ味をつけて撮影したが、やっぱりボケ味を消したい場合でもあとから編集でボケ感の少ない写真に修正することができます。
もちろん超広角レンズによる撮影も可能です。風景写真など人間の視界とほぼ同じ範囲を写真に収めることができます。
800万画素ですが特に画質の劣化も見受けられません。
メインカメラと少し色味が変わりますが、満足のいく仕上がりです。
こちらはナイトモードで撮影したLINKS UMEDAの外観です。
Mi Note 10 liteのナイトモードは仕様なのか露光時間が2~3秒程度とちょっと短めなので、iphoneやHUAWEI端末、Galaxyのナイトモードのような、夜なのに昼間みたいな明るい写真にはなりません。
ただ、それでもそれなりに明るい写真は撮ることができます。
手持ちだと、露光時間が長いと手ブレに直結するので、これぐらいの長さのほう手ブレという観点では使いやすいかもしれません。
最後はマクロレンズで撮影したものです。
被写体の4cmぐらいまで接写できるため、普通のレンズでは撮影できないかなりリアルな写真を撮ることができます。
僕みたいなブロガーには細部まで撮影できるマクロレンズは重宝するレンズです!
動画撮影時の手ブレが目立つ
こちらはMi Note 10 liteのビデオモードで撮影した動画です。
動画の画質自体は優秀なのですが、動画撮影時の手ブレはかなり目立ちます。
こちらはジンバル等を使わず、手持ちで歩いているときの動画なのですが、歩くたびに振動がカメラに伝わっているのがよくわかります。
Galaxy S10/20やHUAWEI P30 Pro/P40シリーズのような強力は手ブレ補正機能はMi Note 10 liteは搭載していないため、動画を撮影する機会が多い場合には注意しておいたほうが良いでしょう。
Snapgragon730Gは期待以上のパフォーマンス
Mi Note 10 liteにはミドルレンジ向けSoCであるSnapdragon730Gが搭載されています。
Antutuのベンチマークスコアでは約27万点と一般的なミドルレンジよりも高いスコアとなっています。
実際に使ってみた感想としては、たまにスクロールに引っ掛かりはあるものの、全体的な動作はとても快適でメイン機としても十分に使えるレベルでした。
また、メモリも6GBと潤沢なので普段使いで動作が急に遅くなるようなこともありません。
個人的に快適と呼べる限界のSoCがSnapdragon730Gで、これよりも低スペックになると随所で動作にストレスを感じてしまいます。
Mi Note 10 liteなら、動作の快適性という面では特に問題がなく安心して使うことができます。
2日余裕な電池持ち!充電も早くて大満足
大容量バッテリーのおかげで電池持ちは優秀
前述の通り、Mi Note 10 liteは5260mAhという大容量バッテリーを搭載しており、電池持ちが気になるところかと思います。
実際に使ってみた感想として、期待通り電池持ちは優秀でした。
あまりヘビーな使い方ではありませんが、丸1日と2時間使って残り68%でした。スマホの利用頻度が低い人なら3日ぐらい持つ計算となります。
それなりにガッツリ使う人でも2日は余裕で持ちそうです。
30W急速充電で充電時間を大幅短縮
電池容量が大きいと、それに比例して、充電時間が長くなります。
Mi Note 10 liteは大容量のバッテリーを搭載しているため、30Wの急速充電に対応しており、その充電速度は驚異的です。
画像を見てもらうと、たったの30分で40~50%の充電ができていることがわかるかと思います。
容量が大きい分、充電時間は長くなるかと思われたMi Note 10 liteですが、付属の30W対応充電器であればかなりの短時間で本体を充電することができます。
細部までこだわり抜かれたMIUIがGood!
Mi Note 10 liteにはAndroid10をベースとしたMIUI11が搭載されています。
実はMIUIに触るのは初めてだったのですが、あまりの使いやすさに感動しました。
例えば、Android10のジェスチャーナビゲーションですが画面左はメニューバーと干渉してしまうことが多々ありますが、MIUI11なら画面上部はジェスチャー操作ではなく、アプリの操作が優先されるため、メニューバーを引き出すことができます
他にもエッジ部分の誤タッチを回避するための設定ができたり、画面上に疑似ボタンを表示できるクイックボールが利用可能であるなど、ユーザーが使う上で便利になる機能が盛りだくさんとなっておいます。
また、MIUIは随所にアニメーションが施されています。アプリの削除、指紋認証など、アニメーションはリッチなユーザー体験を提供してくれるため、こうした使い勝手の良さがより所有欲を満たしてくれます。
Mi Note 10 liteの気になるところ
良い点ばっかりだから、気になる点もちゃんとレビューしておくよ。
容量は少なめ/MicroSDも非対応
Mi Note 10 liteで真っ先に気になったのが容量です。
・標準で64GB/128GBのストレージを搭載
・MicroSD非対応
128GBモデルはまだましですが、64GBモデルだと、MicroSDでの容量拡張もできないため、写真や動画などの撮影頻度が高い場合には注意が必要です。
防水・おさいふケータイには非対応
Mi Note 10 liteですが、防水性能は有していません。
スマートフォンの防水はもはや珍しいものではないため、うっかり雨の日に使うときなどは端末が濡れないよう細心の注意が必要です。
また、おさいふケータイも非対応です。QRコード決済がかなり普及しており、どこまでおさいふケータイが必要かは疑問が残りますが、おさいふケータイが便利であることは事実です。
おさいふケータイを使っている人には注意が必要です。
ワイヤレス充電も非対応
Mi Note 10 liteはワイヤレス充電には非対応です。
使ってみると便利なのがワイヤレス充電なので、購入を検討する際には気をつけておきたいポイントです。
Mi Note 10 liteの実機レビュー まとめ
Mi Note 10 liteのレビューをお届けしました。
3万円という価格帯ながら、カメラ性能は非常に高く、電池持ちも優秀、ソフトウェアも使い勝手が良くて、端末全体の完成度が非常に高い端末でした。
このスペックの端末が3万円台で購入できることはまるで夢みたいな時代になりましたね!
ちなみにMi note 10 liteですがMVNO各社が取り扱っておりますが、OCNモバイルONEならなんと2万円台で購入できます。
新料金は早くて安いと好評なのでMi note 10 liteを検討されている方にはOCNモバイルONEで契約することで通信費も安くしつつ、端末も安くゲットできます。
Mi Note 10 liteはAmazonやy楽天などのECサイトからSIMフリーモデルの購入もできます。
最後までご愛読ありがとうございました。
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