今回はXiaomiのフラッグシップモデルであるXiaomi 13 Ultraが発表されましたので、発表内容をまとめていきます。
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カメラインスパイアされたデザイン
![カラバリ](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2023/04/image-1.png)
Xiaomi 13 Ultraは、ブラック、ホワイト、オリーブグリーンの3色展開。背面素材は全てレザーとなります。個人的にはガラスも欲しかったところです。
![ナノスキンレザー](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2023/04/image-27.jpg)
第2世代のナノスキンレザーは、抗菌性と耐摩耗性と耐黄変性に優れています。傷に強く黄ばみにくいのは嬉しいですね。
![カメラインスパイアデザイン](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2023/04/image-27-1.jpg)
本体上部が盛り上がっており、Leicaロゴが横向きになっているのもカメラインスパイアを徹底している感じがして、これはもはやスマホ付きのカメラです。
![IP68防水防塵](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2023/04/image-1-1.jpg)
Xiaomi 13 UltraはしっかりとIP68の防水防塵に対応しています。Galaxy S23 UltraやiPhone 14 Pro Maxなどのフラッグシップクラスの性能です。
ライカとXiaomiによるプレミアムなカメラ
![ズミクロンレンズ](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2023/04/image-2.png)
光透過性に優れたライカのズミクロンレンズを搭載しており、高解像度化のアルゴリズムに頼らなくとも優れた解像度を実現します。それだけでなく低反射コーティングもなされているそうですのでレンズフレア、ゴーストの低減も期待できます。
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ちなみに、ライカ本家のズミクロンレンズは単体で37万円もします!レンズ一つを買うお金でXiaomi 13 Ultraを3人家族で所有できます。
![解像度のある写真](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2023/04/image-3-3.jpg)
Xiaomi 13 Ultraはソフトウェアにより解像度を高めなくとも、ソフトで解像感のある写真を撮影できます。iPhoneはパキパキシャープネス処理が入っており、ガビガビですよね。
![ライカのシャドウ](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2023/04/image-3-5.jpg)
壁やひげも細かく描写されており、ライカのシャドウも良く活かされています。ここにライカの息が宿っている感じです。
![1インチセンサー](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2023/04/image-3.png)
Xiaomi 13 Ultraは、スマホのイメージセンサーとしては最大の1インチとなるSONY IMX989を搭載!しっかりと世界最強のカメラハードウェアを載せてきました。
![5000万画素のカメラ](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2023/04/image-7-1.jpg)
サブレンズには超広角と3,2倍望遠と5倍望遠が搭載されており、その全てにSONY IMX858が搭載されています。4つのカメラ全て5000万画素です。
![明るいレンズ](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2023/04/image-26.png)
全ての画角で明るいレンズを搭載しています。超広角と望遠レンズがメインのf値を下回るとは恐ろしいです!
![1インチ可変絞り](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2023/04/image-7.png)
インチセンサーに可変絞りを搭載!
ただし、Huawei Mate 50 Proのように多段階ではなく、XPERIA Pro-Iのように2段階絞りとなります。
![f1.9絞り](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2023/04/image-8-3.jpg)
大型センサーといえば、被写界深度が浅くピントの合う範囲が狭くなってしまいます。
![f4.0絞り](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2023/04/image-8-2.jpg)
ですがf4.0の絞りにすることにより、被写界深度が深くなって広範囲にピントを合わせることができます。
![カメラアタッチメント](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2023/04/image-9.png)
まるでカメラのようになれるアタッチメントもあります。これは799元で別売りです。
スマホ最強のディスプレイを搭載
![TCL C7ディスプレイ](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2023/04/image-11.png)
TCL製のC7有機ELディスプレイを搭載しています。フラッグシップモデルといえばSAMSUNGのAMOLEDディスプレイでしたが、Xiaomi 13 Ultraは中国メーカーのTCLのものを搭載しています。
![2K OLED](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2023/04/image-25.png)
解像度は2K(3200×1440)とフラッグシップモデルらしく超高解像度です。
![2600nit](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2023/04/image-12.jpg)
画面輝度は2600nitとスマホの中では一番明るいです。直射日光の下でもくっきり見えるでしょう。
ちなみにグローバル市場で一番明るいディスプレイのiPhone 14 Pro Maxは2000nitです。
![LTPO](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2023/04/image-12.png)
1~120HzのLTPO可変リフレッシュレートにも対応しています。
![1920Hz PWM調光](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2023/04/image-14.jpg)
1920HzのPWM調光に対応しており、暗所で目にかかる負荷を軽減します。
高性能な冷却により高パフォーマンスを実現
![スナドラ8Gen2](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2023/04/image-14.png)
SoCは最新のSnapdragon 8Gen2を搭載しています。メモリはLPDDR5X。ストレージはUFS4.0と最新です。
![冷却システム](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2023/04/image-27.png)
気液分離設計と一方向循環構造という2つのイノベーションによって、従来のVCと比較して放熱能力が300%向上しているそうです。重たいゲームでも長時間快適にできそうですね。
![発熱が少ない](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2023/04/image-15.png)
iPhone 14 Pro Maxに比べて日常生活での発熱の少なさをアピール。
![4K60fpsコマ落ちなし](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2023/04/image-16.png)
発熱が少ない状態でコマ落ちのない4K60fps動画撮影を実現。
![1TBストレージ](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2023/04/image-17.png)
大容量16GBメモリと1TBストレージオプションが登場。
![USB3.2](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2023/04/image-18.jpg)
今までのXiaomiスマホの弱点であったUSB2.0から、ようやくUSB3.2になりました。最大5Gbpsでのデータ転送速度となります。
カメラフラッグシップでは破格のバッテリー
![5000mah](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2023/04/image-18.png)
Xiaomi 13 Ultraは、カメラフラッグシップモデルとしては破格の5000mahバッテリーを搭載しています。
同じくvivo X90 Pro+が4700mah、Xiaomi 12S Ultraが4860mahということを考えるとすごいですね。
![1.34日のバッテリー](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2023/04/image-19.png)
Xiaomiのテストでは、1.34日のバッテリー持続時間を記録しました。
![90W急速充電](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2023/04/image-20.png)
90Wの有線充電と50Wのワイヤレス充電に対応しています。最短34分で100%充電ができます。120Wの神ジューデンには及ばないものの、カメラフラッグシップモデルでこれはかなり頑張っています。
vivo X90 Pro+で80W、Xiaomi 12S Ultraで67Wと考えると凄さが伝わります。
ちなみにカメラフラッグシップモデルはカメラの専有面積が多めになってしまうため、バッテリーや急速充電の回路などに使える面積がどうしても少なくなってしまいがちなところがあるので、それより下位のモデルよりもバッテリー容量や充電速度が削られているそうです。
![Surgeチップ](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2023/04/image-21.png)
Xiaomi独自のSurge G1バッテリー管理チップセットとSurge P2急速充電チップセットを搭載し、充電電力と充電速度の精度を向上させながら、バッテリーの状態と充電の安全性を確保します。
![スーパーバッテリーセーバー](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2023/04/image-22.png)
バッテリーセーバーを使えば、残り1%でも最大60分の待機時間と12分の通話が可能です。
安定のコスパ最強価格
![価格](https://gadge-taku.com/wp-content/uploads/2023/04/image-24.png)
Xiaomi 13 Ultraの価格は、最安の12/256GBで5999元(11.7万円)です。一番高い1TBでも14.2万円!iPhone 14 Proの128GB版より安いです!円安の中でこのスペックながらこれはコスパ最強です。流石Xiaomi。
また、Xiaomi 13 Ultraはグローバル市場でも展開されるとのことです。グローバル市場においてこのスペックは覇権と言わざるを得ません。
OPPOやvivoといった他の中華メーカーは最上位のフラッグシップモデルをグローバル市場に出さない中、Xiaomiはかなり気合が入っていると思います。今後登場するであろうグローバル版にも注目していきたいところですね。
Xiaomi 13 Ultraのスペック
モデル名 | Xiaomi 13 Ultra |
ディスプレイサイズ | 6.73インチ |
ディスプレイ形状 | エッジ |
解像度 | 2K (3200 x 1440) |
リフレッシュレート | 1〜120Hz LTPO |
本体サイズ | 163.18 × 74.64 × 9.06 mm |
重量 | 227g |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
充電速度 | 90W急速充電 |
ワイヤレス充電 | 50Wワイヤレス充電 |
CPU | Snapdragon 8Gen2 |
メモリ | 12/16GB LPDDR 5X |
ストレージ | 256/512GB/1TB. |
ストレージ種類 | UFS 4.0 |
メインカメラ | 標準:50MP 1インチ f1.9/f4.0可変絞り HyperOIS 超広角:50MP f1.8 122° 3.2倍望遠:50MP f1.8 OIS 5倍望遠:50MP f3.0 OIS |
フロントカメラ | 3200万画素 |
SIM | 不明 |
5G | Sub-6 |
認証 | 指紋、顔 |
Felica | ✕ |
防水 | 不明 |
価格 | 12+256GB: 5999元, 12+512GB: 6499元, 16GB+1TB: 7299元 |
こちらがXiaomi 13 Ultraのスペックです。
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