Xperia 1 IIIはSONYの2021年フラッグシップモデルで可変望遠レンズに4K120Hzリフレッシュレート対応のディスプレイなどかなりのハイスペックとなっています。
3キャリアから発売されており、価格は遂に15万円を超えてきました。
私は実際にドコモ版のXperia 1 IIIを購入したので、本日はXperia 1 IIIを使ってわかった良い点・イマイチな点の実機レビューをお届けしたいと思います。
ガジェットブロガーのしみたくです!Twitterやってます!
Xperia 1 IIIの注目ポイント
Xperia 1 ⅢはSONYの2021年フラッグシップモデルです。Xperia 1 Ⅲの注目ポイントがこちらです。
Xperia 1 Ⅲの注目ポイント
- 可変式望遠レンズを搭載
- 4K 120Hzディスプレイ
- 本体重量188g
- イヤホンジャック搭載
- USB-PD準拠 30W充電対応
- MicroSD対応
Xperia 1 Ⅲの値段
- SIMフリー 152,800円〜
- ドコモ:154,000円
- au:178,000円
- Softbank:188,460円
Xperia 1 IIIはまさにフラッグシップに相応しいスペックの充実っぷりです。
ディスプレイは4Kで120Hzリフレッシュレートに対応しながら、重量は188gと比較的コンパクト、可変式ペリスコープレンズを搭載する充実のカメラ性能に30W充電など基本スペックで他社に劣る部分は無いでしょう。
ただし、残念なのが価格です。
ドコモは154,000円ですが、auとSoftbankはどちらも約17万円を超えており、2,3年前のフラッグシップ2台分が買えてしまうレベルにまで高騰化しています。
少し後に発売されたSIMフリー版はデュアルSIM仕様でドコモ版とほぼ同じ価格ですので、SIMフリー版も狙い目です。
Xperia 1 IIIは前作と変わらずスタイリッシュな外観
Xperia 1 IIIのデザイン
こちらがXperia 1 IIIの背面デザインです。
今回購入したカラーはグレーです。写真では白っぽく見えますがなっていますが、いわゆるねずみ色です、
Xperia 1 IIIは前作のXperia 1 IIとベースのデザインは変わっていません。特徴的な縦長筐体でSONYらしいスタイリッシュなデザインです。
デザイン面での大きな変更点は背面パネルがフロストに変わった点です。
Xperia 1 IIIのSIMフリー版でのみ取り扱いがあったフロストブラックがベースカラーとして採用された形となります。
フロストなので手触りはサラサラしており、指紋がつきにくく、光の反射も抑えられます。
大人な雰囲気を醸し出す良いデザインかと思います。
フラットデザインがベースですが、エッジ部分は緩やかなラウンド加工が施されています。
Xperiaの特徴が縦長ボディです。横幅は約71mmしかないのでかなり持ちやすいです。
小型で持ちやすいことに定評のあるPixel5と比較しても横幅はほぼ同じ
手の小さめな私でも片手操作で画面横ならなんとか操作できます。ただ、縦長なので画面上部は全く届きません。
Xperia 1 IIIのボタン・端子周り
Xperia 1 Ⅲは物理端子が特徴的です。
本体右側には4つのボタンが搭載されています。
Xperia 1 iiiの物理ボタン(写真左から)
- ボリュームキー
- 電源ボタン(指紋認証内蔵)
- Googleアシスタントキー
- カメラキー
電源ボタンは指紋認証センサーを内蔵しています。
各社フラッグシップモデルは画面内指紋認証を採用する中、Xperiaは未だに側面ボタンとなっており、少し遅れている印象は否めません。
ただし、指紋認証は一長一短なので一概に電源ボタン内蔵のタイプが悪いというつもりはありません。
ですが問題なのが肝心な指紋認証の精度の悪さです。
おそらく今年のフラッグシップでは1番悪いと言っても過言ではないぐらい頻繁に失敗します。
ただ、同じ指を複数回登録できるため、私は右手親指を4本登録することで、なんとかストレスはない程度で使うことができています。
電源ボタン下にはXperia 5 Ⅱから搭載されているGoogleアシスタントキーが引き続き搭載されています。
Googleアシスタントをよく使う人には便利なのかもしれませんが、個人的には不要なボタンです。電源ボタン長押しなど代替手段はいくらでもあるのになぜわざわざ物理ボタンとして切り出すのか謎です。
一番下には伝統のカメラボタンが搭載されています。
Googleアシスタントキーは凹んでいますが、カメラキーは従来どおり半押しに対応したボタンとなっており、直接カメラを起動し、クイックに撮影ができます。
左側面にはSIMカードスロットを搭載しています。
従来どおりSIMピン不要で取り外せるタイプとなっています。MicroSD(1TBまで)にも対応しています。
本体上部にはイヤホンジャックが搭載されています。
Xperia 1 IIよりも最大音圧が約40%向上しており、音量を上げた際の歪も抑えられています。
今となってはハイエンドでイヤホンジャックを搭載する機種はかなり珍しいため、有線派にはとてもありがたいポイントです。
底面にはUSB-Cポートを搭載。Xperia 1 IIIから最大30WのUSB-PDに対応しており、充電能力も確実に進化しています。
Xperia 1 IIIのカメラデザイン
Xperia 1 IIIは3つのレンズとToFセンサーを搭載しています。
望遠レンズは可変望遠レンズ(70mm/105mm)となっており、実質は2つの望遠レンズを搭載しているに等しいです。
詳しくはカメラのパートで解説します。
可変望遠レンズを搭載するスマートフォンは世界初です。
※デュアルフォトダイオードセンサーを備える可変式望遠レンズ(焦点距離70mm、105mm)搭載のスマートフォンとして
昨今ではもはや当たり前ですが、カメラは本体から少し出っ張っています。
カメラレンズまで厚みがあるようなケースもしくはカメラを保護するレンズがオススメです。
Xperia 1 IIIは4K✕120Hzの有機ELディスプレイを搭載
Xperia 1 IIIのディスプレイ品質
Xperia 1 IIIの魅力がディスプレイです。
画面解像度が4KでHDRに対応した有機ELディスプレイを搭載しています。
画面自体は非常に美しく、他のハイエンドモデルのディスプレイと比較すると発色は少し控えめな印象です。
リフレッシュレートも120Hzに対応しており、滑らかな画面描写を堪能することができます。
ノッチもパンチホールもない21:9の縦長ベゼルレスディスプレイで、邪魔するものがなくコンテンツに没頭することができます。
ディスプレイ上下にはステレオスピーカーが搭載されています。スピーカー性能は音圧が少し低めですが、なかなかリッチな音を鳴らしてくれます。
ダイナミックバイブレーションのおかげで触覚的にもフィードバックがあり、没入感のある体験ができるのもXperiaならではの楽しみ方ですね。
画面上部にはLEDが搭載されており、通知の有無や充電を確認することができます。
Xperia 1 IIIにはSONYの技術がたっぷりと詰め込まれています。
X1 for mobileを有効にすると、動画再生時にコントラストが上がり、輪郭が強調されより鮮やかな動画視聴を楽しむことができます。
クリエイターモードでは、HDR規格、BT.2020の色域、10bit入力に対応しており、色調を忠実に再現することができます。
Xperia 1 IIIのディスプレイの不満点
Xperia 1 IIIはスマートフォンとしては貴重な4K(3840×1644)の高解像度ディスプレイを搭載しています。
注意が必要なのは、解像度が4Kから変更不可能な点です。
各社のハイエンドモデルは画面解像度をFHDやWQHD+など選択ができるようになっており、電池持ちや画面の繊細さを見ながら調整ができるのが一般的です。
私個人の感覚ではFHD解像度を超えてくると、比べてみて初めて分かる程度の違いとなってしまい、正直どちらも綺麗です。
そうなると、4K解像度は電池持ちには不利な影響しかなく、120Hzのリフレッシュレートも相まって電池持ちは最悪です。
最高の解像度でコンテンツを楽しんでほしい開発者の想いがあるのかもしれませんが、このあたりがSONYの融通がきかないところですね。
実際の電池持ちの詳細は別パートで解説します。
また、ディスプレイとに関してはもう1つ不満点があります。
Xperia 1 IIIのディスプレイはとても美しいのですが、輝度が低すぎるという問題があります。
屋内での利用では特に問題はありませんが、屋外では致命的です。
晴天の日に屋外でカメラを構えたときに画面がほとんど見えなくなります。正面から見るとうっすら見えるのですが、少しでも傾けると画面は真っ黒になってしまいます。
カメラ性能は非常に高いのですが、屋外ではそのプレビューを全く確認できないというのが玉に瑕です。
Xperia 1 IIIはPhotoProが統合されより楽しいカメラ体験
Xperia 1 IIIのカメラスペック
Xperia 1 IIIの最大の魅力が可変望遠レンズを備えた4眼レンズカメラです。
Xperia 1 IIIのカメラ構成
- 超広角(16mm):有効画素数約1220万画素/F値2.2
- 広角(24mm):有効画素数約1220万画素/F値1.7
- 望遠(70mm・105mm):有効画素数約1220万画素/F値2.3・2.8
- 3D iToFセンサー
ペリスコープ式のレンズはハイエンドモデルに多く採用されていますが、Xperia 1 IIIのペリスコープはレンズが内部でスライドすることで距離を稼ぎ、1つのレンズで2つの焦点距離を実現しています。
実質倍率が4.4倍なのでGalaxy S21 Ultraの10倍には劣りますが、その分明るめのセンサーを搭載しています。
また、全レンズにDual PDのセンサーを採用することでAFの高速化を実現しています。
またソフトウェア周りでも大きな変更があります。
それが標準カメラのPhotography Pro(以後、Photo Pro)への統合です。
従来は一般的なスマートフォンとして撮りたいときは標準カメラ、マニュアル撮影をしたいときはPhoto Proという使い分けとなっており、標準カメラのソフトウェアがお粗末なこともあり、使いづらさの原因となっていました。
今回Photo ProにBasicモードが搭載され、従来のスマートフォンのような使い方もPhoto Proで完結できるようになりました。
そのためカメラのUIはスマートフォンというよりもαシリーズのようなSONYの1眼レフに近い使い勝手となっています。
Xperia 1 IIIの作例
ここからは実際にXperia 1 IIIで撮影した作例をご紹介します。
最近のスマホカメラは写真映えを意識し、AIによるシーン検出・補正を加えるモデルがほとんどです。
それ自体は悪いことではないのですが、彩度を極端に上げたり、色合いを傾けたりと現実離れが激しくなっています。
Xperia 1 IIIのカメラの最大の特徴が現実に忠実である点です。
AIによるシーン検出は機能としてありますが、他社スマホのような過度な加工はないため、現実の色味や階調をそのまま撮れるカメラです。
全レンズDual PDのセンサーを採用していることもあり、AF性能がかなり優秀です。
追尾AF機能を搭載しており、こちらの写真はかなり風を受けているのですがフォーカスはしっかりと合っています
。
シーン検出で”料理”を認識するとわずかに暖色系の補正が入りますがあくまで自然な色合いです。
センサーサイズが1/1.7とそこそこ大きめのサイズなのでボケ感が強く出るのは避けがたいですね。
Xperia 1 IIIはPhoto Pro統合により写真を撮ること自体を楽しむスマホに生まれ変わりました。
Basicやオートモードでも普通にきれいな写真が撮れますし、シャッタースピードを変えたいときにはサッとマニュアルモードに切り替えて自分好みの設定で撮影することもできます。
RAW保存もできるため、JEPG+RAWで保存しておき、後で自分好みに現像するような楽しみ方もXperia 1 IIIの魅力です。
可変望遠レンズのおかげで撮影の幅が広がります。
レンズの切り替えは他社のようなスムーズに切り替わる機構ではなく、ボタンにて手動での切り替えとなりますが、その撮っている感がXperia 1 IIIのカメラのらしさなのかと思います。
ただし、Basicモード以外ではレンズの切り替えが2タップ必要なのは少々面倒です。これがワンタップやスワイプなどで切り替えられるともう少し扱いやすくなるのになと思ってしまいました。
高倍率ながらディテールは滑らかでSONYらしい仕上がりです。
105mm(光学4.4倍)ならではの圧縮効果を気軽に楽しめます。
個人的に気に入っているポイントは起動から撮影までの速さです。
瞳AFも優秀で人間や猫、他の動物でもしっかり反応してくれるのでフォーカスで失敗することが少ないです。
独立したカメラボタンがあるため、ポケットから出す間にカメラを起動でき、AFも早いためシャッターチャンスを逃しません。
Xperia 1 IIIは独立したナイトモードは搭載しておらず、光量の少ないシーンを自動で検出し、自動でシャッタースピードが長くなります。
多少の光量があれば、ノイズの少ない綺麗な写真が撮れますが、GalaxyやPixelなど他社のハイエンドモデルのナイトモードと比べると全体的に暗く写ります。
このあたりは好みの問題でもありますが、オートモードでの夜景性能は他社のハイエンドに比べると少し劣る印象です。
個人的に残念なのが夜景撮影時の手ブレです。
最近のスマホのナイトモードは強力なソフトウェア処理で多少の手ブレがあってもガッツリ修正をしてくれます。
こちらはPixel5にて同じ環境で同じように撮った写真ですが、Xperia 1 IIIは手ブレがひどいです。一方のPixelは手ブレもほとんどなければ、明るさも一目瞭然です。
三脚を使って撮るのがベターかも知れません。
Xperia 1 IIIの動作性能
Xperia 1 IIIはPhoto ProのBasicモードで動画を撮影します。
強力な手ブレ補正やHDRに対応しており、ハイクオリティな動画撮影ができます。
ただ、残念なのが動画撮影中にレンズが切り替えできない点です。
各レンズの倍率の変更可能範囲
- 0.7倍〜1.0倍
- 1.0倍〜2.9倍
- 2.9倍〜4.4倍
- 4.4倍〜12.5倍
Galaxy S21 Ultraなどは光学10倍から超広角レンズまでピンチイン・アウトでシームレスに切り替えができます。
写真にはシームレスな切り替えは別に求めていませんが、動画撮影にはなんとか対応してもらいたいところです。
また、動画撮影には引き続きCinema Proも用意されています。Photo Proの動画とは全く異なる映画のような雰囲気の動画を撮影することができます。
Xperia 1 IIIは素のAndroidにXperia独自のカスタマイズ
Xperia 1 IIIのベンチマークスコア
Xperia 1 IIIは最新SoCであるSnapdragon888を搭載しており、高い処理性能を誇ります。
Antutu ver9のベンチマークスコアは約80万点近いかなりのハイスコアを記録します。
ただ、処理性能自体には全く不満がなく、アプリの起動や切り替え、動画のレンダリングや3Dゲームなどとても快適です。
特にカメラの起動面ではどこかもっさり感のあったSONYのカメラですが、起動からレンズの切り替え、撮影まで全てが高速で強力なSoCの恩恵をしっかりと感じることができます。
また、XperiaにはGame Enhancerと呼ばれるゲーム特化の機能も用意されているため、カメラや動画視聴用途だけでなくゲームを楽しむ方にもおすすめできるモデルに仕上がっています。
Xperia 1 IIIの発熱
Snapdragon888は発熱面に課題を持っているSoCですが、Xperiaも例外ではありません。
むしろ、他のSnapdragon888搭載機よりも発熱は酷く、SNSを30分程度触っているだけで、本体がかなり発熱します。
発熱が激しくなるとアプリが強制終了したり、タッチが反応しなくなったりと動作面がかなり不安定になります。
120Hzのリフレッシュレートも長時間使っていると制限がかかり、60Hz強制となる場面も多々ありました。
Xperia 1 Ⅲ
— しみたく🙆ライトなスマホオタク📱 (@Gadget_Simitaku) July 30, 2021
熱暴走するとこんな感じです。
前は電源ボタンすら効かなくなって強制再起動させました。
屋内でレビュー用の写真撮ってる程度でこんな感じですよ。なんとかしてくれ。 pic.twitter.com/19Dh7rbWuH
アップデート後追記:アップデート後はすぐに発熱するような変な挙動はなくなり、動作自体はそこそこ安定しています。ただ、Snapgragon888自体が発熱しやすいSoCであるため使っているとやはり本体の発熱はしっかりとあります。それでもかなり改善はしました。
Xperia 1 IIIのソフトウェア
XperiaはAndroid11を搭載しており、ソフトウェア周りは限りなく素のAndroidに近いものとなっています。
そのため良く言えばシンプルですが、悪く言えば面白みがなく、カスタマイズ性にも乏しいです。
もちろんサイドセンスや片手モードなどの便利な機能もいくつか搭載されていますが、前の機種がGalaxyやXiaomiの端末だと、いろんなところで物足りなさを感じるかもしれません。
Xperia 1 IIIの電池持ちは悪く、充電速度は期待するほど早くない
Xperia 1 IIIのバッテリー持ち
Xperia 1 IIIは4500mAhというかなり大きめのバッテリーを搭載しています。
しかし、実際に使ってみたところ、電池持ちはとても悪く、それなりにガッツリ使うと丸Ⅰ日持ちません。
電池持ちが悪い原因の1つが120Hzと4Kの組み合わせが固定されている点です。
もちろん60Hzで利用すればもう少し電池持ちは良くなりますが、リフレッシュレートを下げるぐらいなら画面解像度を下げて電池持ちを確保したいのが私の本音です。
あとは発熱関連です。ここは今後予定されているソフトウェアアップデートでどこまで修正されるかが気になるところです。
Xperia 1 IIIの充電速度
Xperia 1 Ⅲは30Wの急速充電に対応しました。
4500mAh級のバッテリーとなると従来の18Wだとかなり時間を要するので、地味ですが恩恵の大きい進化です。
Xperia 1 IIIの充電速度
- 0分:9%
- 15分後:22%(+13%)
- 30分後:39%(+30%)
- 45分後:53%(+43%)
- 60分後:70%(+61%)
- 75分後:80%(+71%)
あくまで私の持つPD対応の充電器では買った実測値ですが、劇的に速いというものではありませんが、最低限のラインはクリアしているかなという印象です。
このあたりはOPPOやXiaomiなどの独自規格を強化したメーカーが強いですね。
Xperia 1 IIIのおすそわけ充電
Xperia 1 IIIはワイヤレス充電に対応しており、今回から本体から別の端末へ逆充電する”おすそわけ充電”に対応しました。
いわゆる他社でのワイヤレス逆充電や、ワイヤレス給電と同じ機能をようやく搭載した形となります。
特に目新しいものはありませんが、名前が日本的で可愛らしいですね。
Xperia 1 III 実機レビューまとめ 弱点はあれど全体的にハイクラスなプレミアムモデル
Xperia 1 IIIのレビューをお届けしました。
最後にXperia 1 IIIの良い点・イマイチな点を纏めておきます。
Xperia 1 IIIの良い点
- スタイリッシュなデザイン
- お財布・防水防塵・MicroSD対応
- イヤホンジャック搭載
- 4K HDR シネマワイドディスプレイ
- 世界初可変望遠レンズ
- 現実に忠実なカメラ性能
- Snapdragon888の高い処理能力
- USB-PD 30W急速充電対応
- おすそわけ充電対応
Xperia 1 IIIのイマイチな点
- 無駄なGoogleアシスタントキー
- 画面解像度が変更不可能
- 低すぎる画面輝度
- 写真に比べて弱い動画撮影
- 致命的な発熱(アップデートで改善)
- 期待はずれの電池持ち
- 高すぎる価格設定
欠点がなく素晴らしい端末とは言い切れませんが、良い点と悪い点がはっきりとした良くも悪くもSONYらしいスマートフォンに仕上がっていると感じました。
発熱と電池持ちが致命的に悪いですが、今後のアップデートで修正されるのであれば、カメラ・ディスプレイ・音などエンタメ特化なら他のハイエンドに勝る魅力も沢山備えている刺さる人には刺さるスマートフォンです。
気になる方は検討してみてはいかがでしょうか。
>ドコモオンラインショップ
>auオンラインショップ
>Softbankオンラインショップ
Xperia 1 ⅢとXperia 5 Ⅲとの違いは?
SONYのハイエンドモデルはXperia 1 IIIとコンパクトながら基本スペックはXperia 1 IIIを踏襲したXperia 5 Ⅲが用意されています。
こちらがXperia 1 ⅢとXperia 5 Ⅲの違いです。
モデル | Xperia 1 Ⅲ | Xperia 5 Ⅲ |
ディスプレイ | 6.5インチ4K | 6.1インチ フルHD+ |
カメラ | 3D iToFセンサーを搭載 | 3D iToFセンサーを非搭載 |
メモリ | 12GB | 8GB |
ストレージ | 256GB | 128GB |
5G | Sub6・ミリ波 | Sub6 |
価格(ドコモ版) | 154,440円 | 113,256円 |
細かいところでXperia 5 Ⅲのほうがスペックダウンされていますが、SoCやカメラの基本性能は同じとなっており、その分コンパクトかつ価格も4万円近く安くなっています。
強い拘りがなければXperia 5 Ⅲのほうがコストパフォーマンスは高く仕上がっている印象です。
気になる方はこちらも検討してみて下さい。
最後までご愛読ありがとうございました。
コメント