私は長らくGalaxyを愛用しており、本ブログでもGalaxyに関する情報を沢山発信してきました。
そんな私ですがついにメインスマホをGalaxy S20 5GからGoogle Pixel5へと変える決断をしました。
本日はメインスマホをGoogle Pixel5に変更した理由をぶっちゃけてお話ししたいと思います。
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メインスマホをGalaxyからPixel5に変えた3つの理由
Pixel5のスペックと購入した経緯
まず最初にPixel5のスペックをおさらいおきたいと思います。
- 画面サイズ:6.0インチ
- SoC:Snapdragon765G
- メモリ:8GB
- 電池:4000mAh
- リフレッシュレート:90Hz
- カメラ:12.2MP 超広角レンズ・標準レンズ
- 指紋:背面指紋センサー
- 顔認証:耐対応
- 5G:対応
- 価格:74800円(Playストア)
Pixel5が発表された時、市場の反応はやや冷ややかなものでした。
SoCはハイエンド向けのSnapgragon865ではなく、765Gを搭載し、カメラも背面は超広角と標準のデュアルレンズと控えめ、指紋認証も最先端であるディスプレイ埋め込み型ではなく、背面に搭載するNexus6と同じタイプです。
これで価格が5万円台であれば反応は違ったかと思いますが、蓋をあけると74,800円という特に安くもないというなんとも微妙な位置付けでした。
正直私も最初はPixel5に落胆して見送ろうとしていた人間なのですが、Googleローカルガイドの特別割引クーポンをきっかけに思い切って購入しました。
Pixel5の”ちょうど良さ”が最高すぎる
実際にPixel5を使ってみると想像以上の快適さがあり、すっかりGalaxyのメイン端末の座を奪い取ってしまいました。
Pixel5をメイン端末にすることにした1番の理由が『ちょうど良さ』です。
私は元々Galaxy端末をメインで使っており、直近ではGalaxy Note20 Ultra、その前はGalaxy S20,Galaxy S10と根っからのGalaxyファンです。
GalaxyはAndroidスマートフォンの王道的な位置付けだと思っていまして、Snapgragon865を搭載し、8K撮影ができる強力なカメラ、画面内指紋認証など最新のトレンドは全て詰め込まれています。
じゃあ、なぜそんな全てが詰まっているGalaxyからわざわざ中途半端なPixel5を選んだかというと、今のフラッグシップモデルの機能の多くはあればよいが必須ではない機能ばかりだからです。
8K撮影や1億画素のカメラはロマンこそありますが、実用性はほぼなく、使い所がないのが実情です。
SoCについては推奨スペックが高いゲームを快適にプレイしたい人なら、865や855などのハイエンドモデルを選ぶ意味がありますが、そこまで高負荷なゲームでなければアプリ側もうまく処理をしてくれるのでハイエンドである必要はありません。
とはいえ、Snapgragon865搭載のスマホは随所で動作がキビキビ動いて快適に使えるのは事実です。
このようにGalaxyのフラッグシップモデルは強力で多機能ですが、その全てをフル活用できるような使い方をできる人は実はとても限られているのです。
その点Pixel5はどうかと言うと、全てのスペックがちょうど良くて無駄が全くありません。
一番気にしていたのがSnapgragon765Gを採用したことによって全体的な動作が他社のハイエンドに劣る点なのですが、これが完全に杞憂でした。
Pixel5はチューニングやカスタマイズが優秀なのか他社のSnapdragon765G搭載機よりも1段上の快適さがあると感じました。
むしろ、Snapgragon865は電池持ちがあまり優れていないSoCであるため、電池持ちの良いSnapdragon765Gを採用している点はバッテリーの面では逆に有利に働いています。
事実、Pixel5の電池持ちは非常に優秀でガッツリ使っても丸1日、ライトな使い方なら2日は使える余裕なバッテリーを搭載しています。
リフレッシュレートが90Hzである点もちょうど良いと感じているポイントです。
フラッグシップに多い120Hzのリフレッシュレートは超ヌルヌルな反面電池持ちが悪いという欠点がありますが、従来の60Hzだと1度高いリフレッシュレートに慣れている人するとスクロールの残像が目につきます。
90Hzはそのいいとこ取りをしているようなイメージで、電池消費は抑えつつも画面は滑らかに動くので、この点でもかなり『ちょうど良さ』を感じます。
リフレッシュレートについてはこちらの記事でも解説をしています。
カメラも望遠レンズは非搭載でスペックは抑えめですが、評判通りめちゃくちゃ綺麗な写真が簡単に撮れます。カメラについては次の章で詳しくお話しします。
そしてちょうど良いのは機能だけではありません。
Pixel5の本体のサイズや重量感がとてもちょうど良いのです
- サイズ:高さ 144.7 mm、幅 70.4 mm、奥行き 8.0 mm
- 重量:151 g
Pixel5は6インチの大画面でありながら、ほぼ全画面がディスプレイとなっているため他のフラッグシップモデルと比べるとひとまわり小さくなっています。
画面が大きいと動画や電子書籍などのコンテンツを楽しむには有利ですが、どうしても扱いづらくなります。
その点でPixel5のサイズ感は小さすぎず大きすぎずでちょうど良いです。
Pixel5は重心設計が上手いのかめちゃくちゃ軽く感じます。スマホは常に持ち運ぶものなので軽いもしくは軽く感じると言うのは嬉しいポイントです。
このようにPixel5はスペックに全く無駄がなく、自分がスマホを快適に使うために必要な最小限のスペックと機能で構成をされており、使っていてPixel5が持っている全ての良さを存分に楽しめている感覚があります。
そう言った意味で、私としてはPixel5を『ちょうど良く』感じており、74,800円出しても買いたいと思う端末に仕上がっていると感じました。
必要十分すぎるカメラ性能
Pixel5をメイン端末にする決断ができた2番のポイントはカメラです。
12.2MPのデュアルレンズ構成と聞くと、3つも4つもレンズを搭載する他の機種と比較するとどうしても物足りないと感じてしまうのはしょうがないことでしょう。
しかし、その心配も全く必要ありません
Pixel5のカメラは他社のフラッグシップのカメラに勝るとも劣らない素晴らしい仕上がりとなっています。
私はスマホカメラに一番求められていることは、『サッと出して、パッと綺麗な写真が撮れること』だと思っています。
1億画素の写真が撮れたとしても、1億画素の設定に変えるのが面倒で使わないですし、30倍や50倍ズームも実用性に欠けています。
実際に一番使うのはカメラアプリを起動してシャッターボタンを押すこれだけなんです。
Pixel5のカメラは見たままの景色を忠実に撮影できる高い再現力があり、起動も高速なので、本当にサッと出してパッと綺麗な写真が撮れる素晴らしいカメラです。
ナイトモードやポートレートモードはGoogleのAIをフル活用し、素晴らしい写真に仕上げてくれますし、動画撮影の手ぶれ補正も優秀で、Galaxyのスーパー手ぶれ補正同様に、歩きながらの撮影でも手振れはほとんど目立ちません。
実際にPixel5で撮影した写真はこちらの記事で公開しています。
このようにPixel5のカメラはスペックだけを見ると少し物足りない印象がありますが、実際に使ってみると必要なポイントは他社のフラッグシップをも凌駕する完成度となっており、カメラ機能には全く無駄がないどころか非常に満足度が高いのです。
Google純正であることの意味は大きい
3つ目はやはりPixel5を作ったのがAndroidを開発しているGoogleであるが故の使いやすさです。
真っ先に上げられるのが無駄なアプリがなく、操作をシンプルにできることです。
例えば、GalaxyであればGalaxy純正のギャラリーアプリもプリインストールされており、Galaxyのカメラ機能を使って撮影したアプリはこのギャラリーアプリ上でしか編集ができないため、Googleフォトをメインで使っていたとしても、標準のギャラリーと併用して使うことになります。
一方、Pixel5は写真のビューアーとしてGoogleフォトがプリインストールされており、Pixelのポートレートモードで撮影した写真はGoogleフォトアプリで編集ができるようになっており、編集から閲覧まで全てをGoogleフォトで完結することができます。
写真アプリ以外にもメモアプリやカレンダーアプリなど全てがGoogle純正の物しかインストールされていません。
Google依存度が高い人ほどPixel5のシンプルさに魅力を感じられるようになっています。
メーカーのスマホを購入しても基本的にメーカーの純正アプリがプリインストールされてしまうのでPixelでしかこの使い勝手は体験することはできません。
キャリアのスマホを買うと、キャリアのアプリが盛り盛り入ってくるので状況はもっと酷いです。笑
もちろんアプリだけでなく、アップデートがすぐに降ってきたり、全体的な動作の安定性も優れています。
他にもPIxel5はGoogleフォトが有償化したあとも、無制限アップロードができる点など、やはり、Androidを開発しているGoogleが作るスマートフォンだからこその価値がPixelにはしっかりとあると感じました。
メインスマホをGalaxyからPixel5に変えた3つの理由 まとめ
メインスマホをGalaxyからPixelに変えた理由をご紹介しました。
GalaxyよりもPixelが優れていたからというよりも、Pixel単体の完成度が高かったからメインスマホとして使うことを決めたというほうが正しいでしょう。
実際に使ってみるまでは完全にPixel5を舐めてました。
Googleが作るとそこそこなスペックの端末でもここまで素晴らしい機種になってしまうことに感動しています。
Pixel5が気になっている方はぜひ一度検討されてみてはいかがでしょうか。
最後までご愛読ありがとうございました。
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