1万円台の低価格なものから15万円を超えるプレミアムな価格帯まで幅広いラインナップが用意されているのがAndroidスマートフォンの魅力です。
しかし、その一方でいろんな機種がありすぎてスマホ選びに苦労するのも事実です。
そこで本日は、そろそろスマホを替えたいけど”どの機種を選べば良いかわからない”、そんな方のために毎月スマートフォンを購入する生粋のスマホオタクである筆者がコスパ最強なおすすめAndroidスマートフォンをご紹介します。
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Androidスマートフォンの選び方
スマートフォンのモデル分け
スマートフォンは大きく分けて4つのモデルに分けられています。
- エントリーモデル:約3万円未満
- ミドルレンジモデル:約3.0万円〜約6.0万円
- ハイエンドモデル:約6万円〜10万円前半
- プレミアムハイエンド:10万円後半
分かりやすく金額を記載しましたが、明確な定義はなく通例ではSoCの処理性能で分類分けされます。
そのため、処理性能に直結するため、より高いモデルほど快適に操作できます。
また、10万円後半の価格帯のスマートフォンはプレミアムハイエンドと呼ばれており、SoCの処理性能はハイエンドと同等ですがカメラやディスプレイなどハードウェア性能が非常に高く、その名の通りプレミアムなモデルとなります。
エントリーモデルとは
エントリーモデルとは、その名の通りエントリー(入り口)という意味で、スマートフォンの初心者向けに用意されているモデルです。
エントリーモデルの特徴は性能よりも価格を優先している点です。
スマートフォンはLINEやちょっとしたWEBブラウジングしか使わないからスマホにお金をかけたくない人向けのモデルです。
エントリーモデルの1例
- Redmi 9T
- Redmi Note9T
- OPPO A73
- OPPO A54 5G
- Xperia Ace Ⅱ
- Galaxy A21
- Galaxy A325G
ミドルレンジモデルとは
ミドルレンジモデルとは、エントリーモデルと最上位に当たるハイエンドモデルの中間(ミドル)にあたるモデルです。
2019年後半からコストパフォーマンスに優れたモデルを多く製造している中国メーカーが日本へと上陸し、価格に対しての性能が飛躍的に向上しています。
ミドルレンジモデルは価格と性能を両立させたモデルとなっており、高負荷のかかるゲームや先進的なカメラ体験を求めないが、動作面はサクサク快適に使いたい人向けのモデルです。
ミドルレンジモデルの1例
- Redmi Note11 Pro
- Xiaomi11T
- Google Pixel 6a
- OPPO Reno 7 A
- Xperia 10 Ⅳ
- AQUOS sense7
ハイエンドモデルとは
ハイエンドモデルは最上位のSoCを搭載する快適な処理性能を誇るモデルです。
価格は10万円前後のモデルが多く、価格は高いけれど万人が満足できる完成度のスマートフォンが多いです。
ハイエンドモデルの1例
- Galaxy S23/S23+
- Pixel7/7 Pro
- Xperia 5 Ⅳ
- AQUOS R7
- iPhone14/14mini
- Zenfone9
プレミアムハイエンドとは
プレミアムハイエンドとはハイエンドよりも更に高価格なモデルで、スマートフォンメーカーの最上位モデルに多く存在します。
SoCの処理性能はもちろん、カメラ性能、ディスプレイ、充電能力など全方位的に妥協のないモデルや、フォルダブルやカメラ特化など先進的な技術を盛り込み独自性を追求したモデルの多くがプレミアムハイエンドにあたります。
プレミアムハイエンドモデルの1例
- Galaxy S23 Ultra
- Galaxy Z Fold4
- Xperia 1 Ⅳ
- Leitz Phone2
- iPhone14 Pro/Pro Max
スマートフォンはどうやって選べばよいのか?
たまに「おすすめのスマホを教えて」と聞かれることがあります。
私は次の4点を明確に考えることをオススメしています。
- 予算
- カメラ性能
- 外せない機能
- 好きなメーカー・ブランド
まず予算は大事です。お金がなければスマホは買えないので、どれぐらいの予算を用意できるのかを考えましょう。
次にカメラ性能ですが、スマートフォンは価格が上がるについてカメラ性能が向上します。スマホカメラでそこそこ写真を撮る人は最低でもミドルレンジ、欲を言えばハイエンドモデルの購入をオススメします。
特にハイエンドモデルになると、夜景性能や動画性能、自然なボケ感などがミドルレンジと比べるぐっと良くなります。
外せない機能というのは、”これだけは絶対欲しい”という機能のことです。おサイフケータイや防水、ワイヤレス充電、望遠カメラなどスマホ選びの際にマストで欲しい機能の事です。
ハイエンドモデルは大体の機能を網羅していますが、ミドルレンジは価格を抑えるために機能が削られています。買った後に後悔しないためにも事前にしっかりと下調べすることを推奨します。
好きなメーカー・ブランドはスマホを購入する上でも重要な要素です。
はっきり言って、今のスマートフォンは昔ほど地雷機種はありません。
「私はSONYが好きだからXperiaを選ぶ」、「今の機種がPixelで、とても気に入っているから次もPixelを選ぶ」
それが結果的に所有欲を満たしてくれるのであれば、好きなブランドと言う観点でスマートフォンを選ぶことはなんら間違った選択ではないと思います。
【適宜更新】2023年版コスパ最強なおすすめAndroidスマートフォン
ハイエンドモデル編
Samsung Galaxy S23
Androidのハイエンドスマートフォンで最も万人におすすめしやすいのがGalaxy S23です。
ハイエンドモデルとしてはコンパクトな筐体に高い処理性能や繊細なディスプレイがバランス良く詰め込まれています。
Galaxyが搭載しているONE UIはユーザーの声をしっかりと拾っており、Galaxyだからこその使いやすさがしっかり詰まっています。
これまで弱点であった電池持ちも最新のSnapdragon 8 Gen 2搭載とソフトウェアの改善により大幅向上し完成度が高いです。
おすすめポイント
- 全方位的にバランスが良い
- ハイエンドながらコンパクトで持ちやすい
- ONE UIが使いやすい
Google Pixel7 Pro
Pixel7 ProはGoogleの2022年のフラッグシップモデルです。
独自プロセッサー「Tensor」は第2世代のG2に強化され、AIをより強化しつつ、前モデルの弱点をしっかりと潰してきた正当進化モデルです。
昨今の端末価格の高騰や円安による値上げがありつつも、このスペックを124,800円で発売するGoogleの本気度が伺える機種です。
おすすめポイント
- カメラ性能が超優秀
- ボケ補正などAI機能が更に強化
- 電池持ちが大幅改善
- 価格は124,800円〜
Nothing Phone(2)
背面のLEDと斬新なデザインが特徴的なNothing Phone(2)です。
Glyphs インターフェースと呼ばれる背面LEDとNothing UIのデザインセンスが素晴らしいだけでなく、中身はしっかりとしたハイエンドスマートフォンとなっています。
SoCは一世代型落ちのSnapdragon 8+ Gen1ですが処理性能は申し分なく、動作はサクサク、電池持ちも優秀な上に最安モデルは79,800円という安さが魅力の1台です。
ASUS Zenfone 9
Zenfone9はASUSのハイエンドモデルです。
片手にすっぽりと収まるサイズ感ながら、4300mAhの大型バッテリーと独自の省エネ技術により、コンパクトモデルながら抜群に電池持ちが良いコンパクトハイエンドモデルの決定版です。
カメラ性能は他のフラッグシップモデルに比べて抜きん出たものではありませんが、写実性の高い安定した写真が撮れます。
搭載しているZen UIがカスタマイズの幅が広く使っていて楽しいAndroidスマートフォンです。価格が最小構成であれば10万円を切っているため非常に手の出しやすいハイエンドモデルです。
カラーリングの渋さも注目ポイントです。
ミドルレンジモデル編
Google Pixel 7a
Google Pixel 6aはGoogleの2023年のミドルレンジモデルです。
廉価モデルという位置づけのため、カメラ性能やディスプレイ性能は一部スペックダウンしていますが、心臓部分に当たるSoCには上位モデルと同じTensorを搭載することで他のミドレンジとは一線を画する処理性能となっています。
前作であるPixel 6aからカメラ性能を進化さえ一段とコストパフォーマンスが高くなりました。
正直な話、ミドルレンジモデルで迷ったらこれを買えば失敗しません。
おすすめポイント
- 上位モデルと同じSoCを搭載
- おサイフケータイ・防水防塵対応
- 小型軽量化で扱いやすいサイズ感
- 価格は62,700円
Xiaomi 11T
Xiaomi11Tは2022年に発売された日本国内向けのミドルハイレンジスマートフォンです。
54,800円という価格ながら、高性能なDimensity 1200 Ultraを搭載し、1億画素のトリプルレンズカメラを搭載するなど全体的にハイスペックに仕上がっています。
おサイフケータイや防水非対応である点が残念ですが、基本性能の高いハイコスパなスマートフォンです。
おすすめポイント
- ミドルレンジながら処理性能の高いSoCを搭載
- 1億画素のトリプルレンズカメラ
- 67Wのハイスピード充電
- 価格は54,800円
OPPO Reno7 A
OPPO Reno7 Aは2022年のOPPOの人気ミドルレンジモデルです。最新はReno 9Aです。
OPPO Reno Aシリーズはコストの抑え方が上手く、必要なところにしっかりとコストをかけて丁寧に作られています。
OPPO Glowと呼ばれている特徴的かつスタイリッシュなデザインが所有欲を満たしてくれます。
OPPO特有のSNS映えしやすいカメラにおサイフケータイ、防水防塵(IP68)対応、イヤホンジャック搭載と日本人が求めるポイントがしっかり抑えられています。
未だにOPPO Reno 7Aをおすすめする理由は、最新のOPPO Reno 9Aはほぼ中身がReno 7Aと変わらず、Reno 7Aの値段が下がって買いやすくなったからです。
Reno 9Aを購入する理由はほぼないのでお得になったReno 7Aを狙いましょう。
おすすめポイント
- 独自加工『OPPO Glow』
- おサイフケータイ対応
- 最高レベルの防水防塵性能
- 超薄型・軽量な本体
- 3年間使えるシステム劣化防止機能
- 価格は44,800円
motorola edge40
motorola edge40は薄型・軽量ながらパワフルな処理性能を詰め込んだmotorolaのミドルレンジモデルです。
MediaTek Dimensity 8020 チップセットを採用することで中途半端なSnapdragon 695ばかりを採用する2023年モデルの中では注目のモデルです。
サクサク動作に5,000万画素のデュアルレンズカメラを備えています。
144HzリフレッシュレートやTurboPower™ 68Wによる高速充電などのmotorolaらしい魅力もしっかりと備えつつ、致命的な欠点のないオススメしやすいミドルレンジモデルです。
おすすめポイント
- 6.7インチの大画面ながら超薄型・軽量ボディ
- Dimensity 8020によるパワフルな処理性能
- 最大144Hz対応の美しいディスプレイ
- 価格は64,800円
エントリーモデル編
エントリーモデルのオススメをご紹介する前に、前提として私はエントリーモデルのAndroidスマートフォンは基本的にオススメしません。
理由は1つで、「性能が低いため長く使えないから」です。
エントリーモデルを購入する人はそもそもスマートフォンの利用頻度が低い人です。利用頻度が低いためなるべく価格を抑えたいという思いで価格の安いエントリーモデルを選ぶんだと思います。
しかし、エントリーモデルは性能が低いため、スマートフォンとして長く使うのは難しいと考えます。そのため買い替えサイクルが短くなり結局新しいスマートフォンを買うことになるため、エントリーモデルよりは少しお金を出してミドルレンジを購入することを推奨します。
Redmi Note 11
エントリーモデルで高いコストパフォーマンスを誇るのが中国Xiaomiが発売しているRedmi Note11です。
SoCはSnapdragon680を採用し、普段使いであれば特に不満のない操作性を実現しつつ、5000mAhの大容量バッテリー、90Hzのリフレッシュレート対応などミドルレンジ相当のスペックを搭載しています。
2万円台から購入できるため、スマートフォンには極力お金をかけたくない方にはおすすめのモデルです。
OPPO A54
エントリーモデルでオススメするならOPPOの5G対応のエントリーモデルOPPO A54 5Gです。
OPPO A54 5Gはエントリーモデルなので全体的なスペックは控えめですが、SoCに”Snapdragon480”を搭載しており、処理性能が従来の4xxシリーズと比較して大幅に向上しています。
ベンチマークテストではミドルレンジ機に匹敵する処理能力を発揮しており、動作面はストレスなく快適に使うことができます。
エントリーモデルはカメラ性能が低いモデルが多いですが、OPPO A54 5GはSNS映えする良い写真を撮ることができます。
おサイフケータイや防水防塵に非対応である点を除けば非常に完成度の高いエントリーモデルです。
おすすめポイント
- エントリーモデルながらミドルレンジに迫る処理性能
- しっかり撮れるクアッドカメラ
- 優秀な電池持ち
- 90Hzリフレッシュレート対応
- 1万円台から購入可能
【2023年版】コスパ最強なおすすめAndroidスマートフォン まとめ
モデル別でコスパ最強なおすすめAndroidスマートフォンをご紹介しました。
Androidスマートフォンは沢山のモデルが投入されているため、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。そんなときに本記事を参考になれば嬉しいです。
最後までご愛読ありがとうございました。
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