Google Pixel Buds Proのレビュー|あら、かわいい!!お洒落でノイキャンの効いたイヤホンはいかがですか?

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Pixel Buds Pro レビュー

Google初のノイズキャンセリングイヤホンが『Google Pixel Buds Pro』です。

AppleのAirPodsシリーズの値上げがまだ記憶に新しいところでは、23,800円という価格は良心的な印象を受けました。

今回はPixel Buds Proをじっくり使ってみてわかったメリット・デメリットの実機レビューをお届けしたいと思います。

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Pixel Buds Proの注目ポイント

Pixel Buds Pro
総合評価
( 4 )
メリット
  • Pixel Buds初のアクティブノイズキャンセリング
  • 外音取り込みモード搭載
  • マルチポイント接続対応
  • 風切り音対策のメッシュカバー
  • ワイヤレス充電対応
デメリット
  • 対応位コーデックはSBCとAACのみ
  • iOSではアップデート不可能
  • 価格は多少高めの23,800円

ノイズキャンセリング外音取り込み風切り音対策ワイヤレス充電など完全ワイヤレスイヤホンとして必要な機能はしっかりと抑えられています。

WEB会議が主流となり、パソコンとスマホ間での切り替え頻度が増えた昨今にあわせてマルチポイント接続に対応したのはとても嬉しいポイントです。

カラーバリエーションはチャコール、コーラル、フォグ、レモングラスの4色です。

チャコールとレモングラス
チャコールとレモングラス

特にオレンジや薄い黄色といったカラーバリーエーションは可愛らしくファッショナブルな側面もあります。

逆に注意が必要なのが対応コーデック

他社が力を入れるハイレゾ相当のLDACはおろか、apt-Xにすら対応しておらずSBCとAACのみ対応は少ないと言わざるを得ません。

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Pixel Buds Proの外観・デザイン

まずは充電ケースのデザインから見ていきましょう。

どのカラーを選んでもケースはホワイト一色となっており小石を連想させるような柔らかい丸形が特徴的です。

質感はマット仕上げなのでサラサラしており、うっかり落としてしまわないか心配になります。

サイズ感

縦が63.2mm、横が50mmとなっており、比較的コンパクトな部類に入るかと思います。

厚さは25mmなので、ポケットに収まりの良いサイズ感です。

縦長形状のおかげで持ちやすく、片手での開閉が容易にできるため、スムーズに充電ケースから出し入れすることができます。

底面

底面には充電用のUSB-Cポートを搭載しています。有線以外にもQi認証のワイヤレス充電に対応しています。

ケースを開けた様子

ケースを開けるとこんな形でイヤホン本体が収納されています。

指を引っ掛ける部分が少なく取り出しづらいという声もあがっていますが、これよりももっと取り出しづらいイヤホンをたくさん見てきた私からすると特に取り出しづらさは感じません。

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コーラル

私はビビッドなオレンジ色が印象的なコーラルを選択しました。

個人的にかなり好みだったPixel4のOh So Orangeに通ずるカラーリングだったので、思わずコーラルを選んでしまいました。

イヤホン本体

イヤホン本体は丸っこい豆みたいな形状をしています。

重量は6.2gなので、完全ワイヤレスイヤホンとして一般的な重さです。

パンダみたいなツートンカラーが可愛らしいです。

イヤホン本体

合計3つのマイクを搭載しており、風切り音対策のためのメッシュとなっています。

Googleロゴの部分だけ平になっており、この部分にタッチセンサーが内蔵されています。

平になっていることで装着時でもタッチすべき箇所がわかるので、誤タッチ抑制に役立っています。

悪い例で言えばGalaxy Buds Proが完全に曲面のデザインだったので、正しくタッチできているのかがわからずストレスフルでした。

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Pixel Buds Proの音質・ノイズキャンセリング性能

音質

Pixel Buds Proの対応コーデックはAACとSBCの2つのみなので、コーデックとしての優位性は全くありません。

ただ、私はハイレゾ音源よりもYoutube Musicなどのストリーミングの圧縮音源がメインなので、特にコーデックはこだわっていません。

コーデックにこだわるならSONYやゼンハイザーなどの音響メーカーの完全ワイヤレスイヤホンをオススメします。

肝心な音質はというと、音質に強いこだわりがあるわけではない私の耳では十分満足できる音質です。

これまでメインで使っていたTechnics AZ60と比べると、中高音が少し弱い印象を受けましたが、特に気になるほどではありません。

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ノイズキャンセリング性能

Pixel Buds ProはSilent Sealを使用したアクティブノイズキャンセリングに対応しています。

2万円を超える完全ワイヤレスイヤホンはどのモデルでもノイズキャンセリング性能は優秀でして、Pixel Buds Proも例のごとく優秀です。

特にホワイトノイズに近い雑音に対して有効で、話し声や高音は遮断できないのも他のイヤホンと同じで、カフェなどの雑踏の中で集中して作業したいときには十分効果を発揮できます。

個人的に気に入ったのが、ノイズキャンセリング独特の圧迫感が少ない点です。

Pixel Buds Proは気圧センサーが耳の奥の圧をアクティブに測定し、イヤホンが減圧する機能を持っています。

長時間ノイズキャンセリングを使っても、苦しくなる感じはなく快適に使うことができました。

外音取り込み

Pixel Buds Proはカナル型(密閉型)のイヤホンであるため、ノイズキャンセリングを使わずともそもそもの遮音性が高いです。

外の声をしっかりと取り込みたいときには外音取り込みモードに切り替えることで、イヤホンを付けたままでも周囲と会話ができるようになります。

ただ、外音取り込みの性能はいま一歩といった印象です。

音自体はソフトウェア加工された感じはなく自然に取り込めているのですが、全体的にこもっており、もう少しクリアに取り込んでほしいと思ってしまうのが正直なところです。

外音取り込みについてはAirPods Proが段違いで優れているのですが、そこと比べるとまだまだ全く及んでいません。

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Pixel Buds Proの操作性・使い勝手

Fast Pairで接続は超簡単

Pixel Buds Pro
手物とのPixelでの表示

Pixel Buds ProはGoogle Fast Pairに対応しているため、充電ケースを開けた瞬間に手元のAndroid端末にポップアップ表示されます。

あとは数回タップするだけでペアリングできるため、ペアリングで躓くことは無いと考えてもらっていいでしょう。

設定画面
Bluetoothの設定画面からカスタマイズ可能

通常、完全ワイヤレスのカスタマイズをする際には別途コンパニオンアプリからカスタマイズする必要がありますが、Pixel Buds ProはBluetoothの機器設定の画面からカスタマイズができます。

この画面からタップ操作やファームウェアアップデートができます。

タップ操作は幅広く対応

タップ操作

Pixel Buds Proはイヤホンのタップ操作に対応しており、実行できるアクションが豊富です。

  1. シングルタップ
  2. ダブルタップ
  3. トリプルタップ
  4. 長押し
  5. 前方へスワイプ
  6. 後方へスワイプ

完全ワイヤレスイヤホンによってはシングルタップとダブルタップ、長押しの3つしか操作できないものや、プリセットが固定されていて柔軟に設定できないものが存在します。

その点で言えば、Pixel Buds Proはスワイプ操作での音量変更が可能である点はかなり嬉しいポイントです。

長押しはGoogleアシスタントとノイズキャンセリングの切り替えを選択ができるため、ほぼすべてのアクションがタップ操作で実行できると言っても過言ではないでしょう。

Googleアシスタントとの連携

Pixel Buds ProはGoogleがつくったイヤホンなだけあってGoogleアシスタントとの連携が上手く作られています。

長押しにGoogleアシスタントを割り当てることで、簡単にGoogleアシスタントを起動できるようになる、もしくは「OK,Google」と発話しても起動が可能です。

通知の読み上げやMapの案内、天気やスケジュールの確認、家電の操作などGoogle Homeを常に耳元に置いて置けると考えるとそれなりに実用性はあると思いました。

ただ、リアルタイム翻訳については実用性がなく(というよりもどんな使い方をすればいいのか正解がわからない)あくまでGoogleアシスタントを簡単に起動できる程度で考えておいたほうがいいでしょう。

装着感は良好

完全ワイヤレスをいままでいくつも使ってきましたが、耳との相性は千差万別だったりします。

そのためあくまで私の場合という前提になりますが、Pixel Buds Proは今までの完全ワイヤレスイヤホンの中で一番耳にフィットしています。

例えば、最近まで使っていたTechnics AZ60は2時間近く装着していると右耳がズキーンと痛くなってくる感覚がありましたし、WF-1000XM4については装着した直後から右耳に違和感を感じていました。

6時間以上連続で装着しているとさすがに耳が痛くなってきましたが、過去に使ったイヤホンの中では最長記録でした。

耳の形状によるためすべての人に言えることではありませんが、耳への負担が少ないという点でとても気に入りました。

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Pixel Buds Proの電池持ち

Pixel Buds Proは単体で最長11時間充電ケース併用で最長31時間の再生が可能ということで、かなりのロングバッテリーとなっています。

このレベルの電池持ちであればWEB会議が連続して入っていたとしても電池切れの心配なく使うことができそうです。

逆ワイヤレス充電

また、Qi規格のワイヤレス充電に対応しているため、逆ワイヤレス充電に対応したスマートフォンや据え置き型のワイヤレス充電機に置くだけで充電することができます。

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Pixel Buds Proのレビュー まとめ

Google初のアクティブノイズキャンセリングを搭載したPixel Buds Proのレビューをお届けしました。

円安ながら為替レートはかなり頑張っており、23,800円という価格であれば思い切って購入してもよいのではと思える完全ワイヤレスイヤホンです。

対応コーデックの少なさが最大の弱点なので、オーディオ製品よりも1つのガジェットとして評価するのが正解のような気がします。

可愛らしいカラーリングにすぐに起動できるGoogleアシスタント、実用性の高いノイズキャンセリングを備えたPixel Buds Proを検討してみてはいかがでしょうか。

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最後までご愛読ありがとうございました。

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Pixel Buds Pro レビュー

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この記事を書いた人

ガジェット好きサラリーマンブロガーしみたくです。愛用:Galaxy S23 Ultra サブ:iPhone14 Pro 年間200万円近くをAmazonや楽天で散財するガジェットブロガーの鑑です。スマホをメインに様々なガジェット情報をお届け!Twitter@Gadget_Simitaku、Instagram@shimitaku.gdやってま~す。

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